映画「黒帯 KURO-OBI」 ストーリー |
昭和七年。柴原英賢の道場のもと、空手の修行に励む
若き3人の男たちがいた。
その名を、義龍、大観、長英という。
だが、師・英賢の突然の死により、
継承の証である「黒帯」が残される。
時折しも、軍部が日々力を増していった時代。
彼らの武術の高さに目を付けた憲兵隊本部は、早速、
軍力に利用すべく3人に合流を命ずるが・・・。
空手は争うためにあらず−そう言い残した師の教えを頑なに守り、ひたすら修行に励む義龍。
軍を利用し、次々と勢力を拡大していく大観。
そんな2人を見守り続ける長英。
激動の時代に翻弄されながらも、男たちは真の強さを求め、
葛藤し、己の信じる道を突き進んでいく。
「黒帯I」を手にするのは一体誰なのか?
そして、戦いの果てに待ち受ける彼らの命運は!? |
キャスト・スタッフ |
【義龍】−八木明人
1977年沖縄県那覇市生まれ。
国際明武舘剛柔流空手道連盟 舘長・錬士6段
沖縄県明武舘剛柔流空手道の始祖にして、沖縄県指定無形文化財であった八木明徳宗家の孫として誕生。
祖父 明徳、父 明達を師とし、3歳より空手を始め、その空手歴は27年になる。
今後も剛柔流空手の継承者として、空手道に生涯を全うする運命にある。
また、沖縄をベースに活動している人気ロックバンド「RYUKYU FREE STYLE」のヴォーカルとしても活躍している。
※「RYUKYU FREE STYLE」バンドTシャツ→
【大観】−中達也
1964年生まれ。
社団法人 日本空手協会 総本部師範
沖縄から本土に初めて空手を伝えた船越義珍直系の松涛館空手道を代表する師範。
13歳より空手を始め、目黒高校空手道部、拓殖大学空手道部と進み、全日本大会を始め各大会で優秀な成績を収める。その後、日本空手協会に所属し空手の職人として様々な大会で活躍、”協会の貴公子”とも呼ばれる。
現在は社団法人 日本空手協会の総本部師範であり、自らの研鑽に励むと共に、世界各国、国内各地で指導。また目黒学院高校、拓殖大学の監督として後輩の指導にあたっている。
【長英】−鈴木ゆうじ
1970年生まれ。大学在学中から演劇を始め、1994年に1000人を超える応募者の中から合格者が2人という難関をくぐり抜け「北区つかこうへい劇団」の第1期生となった。
身長185cmと恵まれた体を生かした殺陣・アクション・ダンス・乗馬などを得意とし、今作では空手初段の経歴を生かして、見事な動きを披露。
現在でも国際空手道連盟 極真会館 城東支部に所属し、空手の鍛錬をしている。
最新作は2008年公開予定、柴咲コウ主演の『少林少女』。
スタッフ
【監督】 −
長崎俊一
【脚本】 −
飯田譲治 [ 公式サイト→]
【製作】 − 酒匂暢彦
【エグゼクティブプロデューサー】 −
佐倉寛二郎
【音楽】 −
佐藤直紀
【プロデューサー】 − 小川勝広
【キャスティングプロデューサー】 − 空閑由美子
【企画・武術監督】 −
西冬彦 [ 公式サイト→]
【撮影】 −
金子正人
【製作プロダクション】 − クロスメディア [ 公式サイト→] |