残暑です。 暑いと言えば「ホラーで涼しく」な訳ですが、皆さんは怖いの平気ですか? 僕は全然平気で、ホラー映画や録画したTVの心霊特集なんかを夜中に独りで見たりします。 ホラー映画に関してはよほどのことがないと「怖い」と思わないのですが、昨年の暮にあるホラー映画の予告編を見て「おぉ!!すげぇ〜!!!」と思った作品がありました。
それは「呪怨」です。
ある家に関わった人が次から次へと変死していく、ジャパニーズ・ホラー。予告編には白塗りの少年のオバケ(俊雄くん)がちょろちょろ動いたり、白い服を着た女性のオバケ(伽椰子)が伊東美咲さんを襲ったり奥菜恵さんのベットで俊雄くんと一緒に戯れたりと、インパクトのある映像のオンパレード!
1月の公開と同時に劇場へ直行!恐怖シーンのほとんどが予告編で使用されていて予測可能な分、恐怖度は半減だったのですが、会場の雰囲気も良く満足。そして、それ以来、もう「呪怨」の虜。
「呪怨」のオリジナルビデオ(元々はビデオ作品でした)を見て、原作を読んで、嫌がる社員を無視してポスターをオフィスに貼りまくり。そうこうしているうちになんだか、俊雄くんに親しみが。。。 よーく見ると可愛いんだなァ〜。黒くてクリクリした大きな目がとってもプリティ。
伽椰子さんに至っては、凄まじく不気味な動きをするのですが、なんだかその動きが妙に笑えるというか微笑ましくて。。。「恐怖と笑いは紙一重」なんだなぁーと思ったりしました。
そんなこんなで現在、続編の「呪怨2」が公開中。愛しの俊雄くんもナイスな登場の仕方をするし、 伽椰子もモウレツ!にパワーアップ!!!もっとやれー!!やっちまぇー!!みたいな変なノリ状態。
監督の清水崇さんは人を驚かし、怖がらせるのがとても上手い。SFXに頼りすぎてちっとも怖くないハリウッドのホラー監督どもは、爪の垢でも煎じて飲めという感じです。
「呪怨」は「死霊のはらわた」の巨匠サム・ライミの目に止まり、ハリウッドでリメイクが決定。しかもメガフォンを清水監督自身が撮ることに。御大自ら監督するから大丈夫だと思うのですが、くれぐれも「ザ・リング」にならないようにお願いしたいですね。