先日、今年のお正月映画の目玉の一本「ラスト サムライ」のキャンペーンで、
トム・クルーズが来日しました。
記者会見の他に、六本木ヒルズの野外ステージ(六本木アリーナ)にて、
ハリウッドスタイルのプレミア・イベントが行われました。
プレミア・イベントというのは会場前や中にレッドカーペットを敷き、
そこを練り歩きながらメディアのインタビューに答えたり、
ファンにサインしたりする行事。
アカデミー賞授賞式前に、
スターが赤い絨毯を歩いている姿をテレビで見たことあると思いますが、
あの感じですね。
日本ではこういったレッドカーペット・スタイルのプレミア・イベントは初の試みでした。
カミングスーンTVは「ラスト サムライ」の特番を放送するので(12/6〜12/14)、
その場にカメラを持って潜入取材を試みました。
当日は雨で寒くて生憎の天候だったのですが、
幸運にも抽選で選ばれ会場入りを果たしたトムのファンと、
不幸にも会場には入れなかったけど、
一目トムを見たいと会場を取り囲んだトムのファンの熱気で寒さを吹っ飛ばす雰囲気。
(でも、仕事できているおいらは相当寒かったぞ!)
このイベントではレッドカーペットを歩いた後、
他のキャスト(渡辺謙さん、真田広之さんなど)と一緒に舞台挨拶もあり、
そのシーンを納めるべく、伊藤は撮影のためカメラを持ってステージのまん前に陣取りました。
後ろには、今か今かとトムを待ちわびる多くのファンたち。
そして、いよいよトムの到着予定時間!
高まるボルテージ!
し、しかし、司会のマイケル富岡さんが「到着が遅れている」と伝える。
ステージの後ろや、会場の横のモニターには、
トムが乗せたバスが到着する予定場所の映像が映し出され、
それらしきバスが来る度に、
「おぉぉ!(期待)」となり、「あぁぁぁぁ(落胆)」に変る。
それの繰り返し。
それにしても、来ない。
マイケル富岡さんも場をつなぐので精一杯だ。(ある意味拷問ですな。)
会場からは「頑張れ!マイケル!!」という声援が飛び、中々アットホームな雰囲気。
でも、来ない。段々と苛立ちが募り、
寒さも手伝ってファンの間からは不満が漏れ始める。
後ろの女性ファンたちは明らかに我慢の限界に来ており、
「ちょっと、まだぁ〜!!」と愚痴をポロポロ。
そんな中、遅れること20分か30分か?
やっと、トム・クルーズが会場に到着直前!の一報!
会場は盛り上がる!
そして、トムらキャスト・スタッフご一行様を載せたバスが、
モニターに映し出され、遂に到着!!
待ちに待ったトムたちが次々とバスから降りてきた!!!
会場はもう最高のテンション!!
「おぉぉ!!」、「うぉぉぉ!!」、「トム!!!!!」、「○×△!!!」
まだ、会場の外であり生トムを見ていないのに興奮の坩堝。
さっき愚痴っていた女性ファンたちも喜び爆発!黄色い声を振り絞っていました。
しかし、この時、会場にいるファンたちはこの後、
過酷な事態が待ち受けているとはこれぽっちも思っていなかったのであった。。。
以降、次回に続く!!