早いもので今年最後の原稿です。4月から始めたのでもう9ヶ月間、毎月3回(6日、16日、26日更新)、27回も我が拙稿にお付き合い頂きまして、ありがたやぁ〜。ありがたやぁ〜。 で、何を書こう。「本年度ベスト3」か!?いやぁ〜、そんな偉い身分でもないしなぁ〜。
で、でも、一応。。。
3位:シティ・オブ・ゴッド
2位:ファインディング・ニモ
1位:インファナル・アフェア
ですなぁ〜。
次点で「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」だな。(後半だらけなければ、もっと上位に食い込んだのだが。。。)
そんなランキングはどうでも良く、ちょっと前に横山秀夫原作の「クライマーズ・ハイ」という本を読んだのですが、伊藤の琴線にビシビシ触れまくれ、いたく感動しまして、そんな横山氏のベストセラー「半落ち」が映画化されたということで、早速、銀座にある東映さんの試写室に足を運んでみました。
映画の詳しい内容は省くとして、主役の寺尾聰を始め出演者の方々の演技が素晴らしかった(1名除くけどね)。
特に寺尾さんの演技はかなり来ています。裁判のシーンがあるのですが、そのシーンでの寺尾さんの演技は見る者の心を打ちます。
静まり返ったシーンまさに「この演技を見ろって!!」って感じです。
迫真の演技に試写室も水を打ったような静けさに包まれる。そんな、スゲー良いシーンで、涙も目にタンマリと溜まっていたのですが、かすかに聞こえてしまった。。。
試写室の扉を抜けて。。。いや、東映さんのビルの壁を抜けて。。。
「自衛隊イラク派遣、はんた〜い!!」
「はんた〜い!!!」
デモ行進の声が。。。
だ、台無しじゃぁ〜!!!