本コラム#29でも少し触れましたが、「いいなぁ〜ただで映画見れてぇ〜」とよく言われる。 これに対して「見たくない眠くなる映画もあるんだよ」とか、「どう紹介しようとか色々考えながら見ているんだよ」とか言って反論している。
映画ライターさんとかは1日に3本×5日間、夜は原稿、なんていう殺人的なスケジュールをこなしている方もいる。
伊藤はそんなにたくさん見るほうではないけど、スケジュール調整しつつ数多くある映画を試写で見るのは、それはそれで結構しんどかったりすることもある。
先日もスケジュール表とニラメッコしながら見に行く映画の調整をしていた。
す、すると
○月○日(火)
「ル・ディボース」15:30〜
「あなたにも書ける恋愛小説」18:00〜
うぉぉぉ!ケイト・ハドソン主演作2連発じゃぁないですかぁ〜!!(本コラム#13参照)
会場は共に六本木でしかも隣り同士。「ル・ディヴォース」は2時間の映画だから時間も完璧!!
す、素晴らしぃぃ!!ドラゴン・スクリュー ⇒ 足四の字固め (by武藤敬司)のような美しい流れだ!!
ケイトをおかわりできるんですよ。おかわり。おかわりぃぃ。ワシは欠食児童やぁ〜。
こんなナイスな試写の組み合わせは我が試写人生初。我が試写人生最良の日になること間違いなし。
早速、スケジュール表に記入。むふふふふぅ。
その後、アポが入るもこの時間は死守!インタビュー取材の依頼は別日に設定!試写前夜には酒を控え、睡眠も多く取る。完璧なる調整により、体調万全で無事当日を迎えた。
そ・し・て、映画がスタート!例によって例のごとく映画の中味なんてどうだっていいのである。ケイトが出ていればそれで良い。
「ル・ディヴォース」終了後、「あなたにも書ける恋愛小説」の会場へ。
今しがた見たばかりのケイトを再び見れると思うと心ウキウキだ。「今度はどんなケイトなんだろぉ〜」ぐふぅっ。
そ・し・て、映画がスタート!!例によって例のごとく映画の中味なんてどーでも良いのである。ケイトが見れればそれで良い。
しかし、本当に不思議な女優である。エラ張っているし、ヒラメみたいな顔してるし、貧乳なんだけど可愛いんだよね。
共演者であるナオミ・ワッツ(「ル・ディヴォース」)やソフィー・マルソー(「あなたにも書ける恋愛小説」)の方が断然美人なんだけど、何故かケイトの方が魅力的に見える。
逆に美人じゃないから親しみを覚えるのかもしれない。だからこそ、普通のアメリカンな女の子が似合う。
あと、写真だとあんまり可愛くない。動画でこそ映える!まさに女優だね!
そんなケイト2連発で、至福の喜び。
「いいなぁ〜ただで映画見れてぇ〜」と言われれば、この時ばかりは「ハイ!そのとおりです!」と答えます。反論できません!
2作品とも公開ちょっと先だけど勢い余って書いちまったよん。