5月22日、TBSで「K−1MMA ROMANEX」という格闘技大会の模様が放送された。 大会コンセプトは全試合ではないけど“立ち技のK−1VSプロレスラー”でメインはボブ・サップVS藤田和之。その他、アレクセイ・イグナショフVS中邑真輔、ホイラー・グレイシーVS須藤元気といったカードが並んでいた。
格闘技対プロレスというのはマット界ではグレイシー一族出現以来、ここ数年ずぅーとテーマとして挙げられていたものだし、大体、不完全燃焼かプロレスラーが負けるという構図が多くて、正直、今回もそれほど期待していなかった。
が、しかし!いきなり須藤がホイラーを綺麗にTKO!!つかみはOK!!(昔ならビッグニュースだべぇ〜!)
その後も、ドン・フライの試合がバッティングでノーコンテストになるなどアクシデントはあったにせよ、テレビで見る限り中々の好試合が続く。
別にK−1はK−1で見ているし、昔ほど格闘技VSプロレスというテーマに熱くも無いし、それはそれというスタンスでプライド、純プロレスとなんでも楽しんでいた。
しかし、ジョッシュ・バーネット(新日本)がレネ・ローゼ(K−1)をたこ殴りにしたり、前に戦った時に無効試合となった中邑がイグナショフからタップを取る。そして、藤田がサップに完勝とプロレスラーが勝つと喜んでいる自分がいたりする。
曖昧ではなく勝ち負けがはっきりした魅せる試合が多かったので、久しぶりに燃えた。
特に新日本プロレスの看板を背負った中邑の試合にはドラマがあったと思う。
そして、翌日は巨人VS阪神戦。9回表ツーアウト、ツーストライクから巨人が小久保の一発で逆転。その裏に阪神が同点。延長突入で巨人が勝ち越し。そして、ツーアウトから赤星がサヨナラ逆転スリーベース。
も、燃えたぁ〜!!
野球は筋書きのないドラマというがまさにそれだった。
まぁ、格闘技も野球も応援している方が勝ったからカタルシスがあったんだろうけどさ。
あ、このコラム映画のコラムだよ。
つまりは、映画もドラマが大切ということですよ。(ご、強引。。。)
あと、信念。
遥か昔にワーナーの偉い方から「キューティーハニー」の企画の話を聞いた。その時は正直、「それって本気ですか?」と懐疑的だった。でも、数年後には佐藤江梨子という素晴らしいキャストを得て、本当に映画が完成し、そして、賛否両論あるだろうけど、それはそれで伊藤は楽しんだ。ワーナーの方の執念というか情熱を感じた瞬間でありました。
須藤選手はずぅーとホイラーと戦いたい戦いたいと言い続けて実現したカードだし、中邑はプロレスラーとしての信念がとても強い選手。赤星のサヨナラ打も勝ちたいという執念でしょう。
ということで、何事も執念・信念・情熱です!(超強引!!)
<余談>あっ、今、須藤元気はK−1か!?良くわかんねぇ〜なぁ〜。要はその時思い入れのある選手が勝てば良いのだ!例えば、田村潔司が須藤元気と戦えば田村を応援するのさね。映画も思い入れ!