映画を見る上で重要なファクターとなるのが女優の存在。特に野郎どもにとっては、綺麗な女優さんを見るのは映画の楽しみの1つ。
伊藤Pにとってちょっとだけ思い入れのある(あった)女優さんの新作が相次いで公開。
「マスク・オブ・ゾロ」。この剣術冒険活劇映画には思い出がある。伊藤P宣伝時代の代表作「リーサル・ウェポン4」。伊藤Pにとって初めての大作だったし、初の興行成績1位を記録した作品だ。そんな「リーサル4」を蹴落として、1位になったのが「マスク・オブ・ゾロ」だった。「リーサル4」が首位に君臨したのはたったの1週間。
そんな訳で「マスク・オブ・ゾロ」は、憎き相手だったのですが、タダ券貰ったので劇場へ!でね、見たらちょーーーーーーーーー面白いの。そして、当時全く無名だったキャサリン・ゼタ=ジョーンズにやられた。
彼女が登場するシーンで、「ぽかぁ〜ん」って感じ。
当時、伊藤Pがはまっていたミラ・ソルヴィーノの地位を揺るがさんばかりのインパクトだった。
その後も「ホーンティング」、「エントラップメント」と続き、伊藤Pを喜ばせる。はっきり言って「ホーンティング」なんかはゴミみたいな映画だけど、出演シーンが少ないけど、キャサリンを見る的な感覚だった。
そして、突然、奴は現れた。マイケル・ダグラス。
1998年、カンヌで出会い、1999年から交際スタート。2000年結婚&妊娠。
な、なんであんなセックス依存症のおっちゃんと付き合うねん!!
この時点で、伊藤Pの中からキャサリンは、「なるほど・ザ・ワールド」のキンキンの名言と化した。(えっ?例えが分かり辛い?)
しかし、伊藤Pの中から消えてからの彼女のキャリアは凄い。「トラフィック」でアカデミー賞ノミネート、「シカゴ」で受賞。
そんな彼女の新作が「マスク・オブ・ゾロ」の続編、「レジェンド・オブ・ゾロ」。基本的な中身は「マスク・オブ・ゾロ」と一緒です。
そして、やっぱりなんじゃかんじゃ言っても、キャサリンは綺麗だなぁーと再認識させてくれる映画でした。
次いで、ジョディ・フォスターが「パニック・ルーム」以来、3年ぶりに主演したサスペンス。予告、テレビCMがスゲー良く出来ていると思う。だけども映画の出来はボチボチですな。物語もミステリーも何もかも破綻している感は否めない。でもね、そんなマイナスを見ている最中は余り感じさせない。それはジョディのお陰かなと思う。
ジャンボ旅客機の中で忽然と姿を消した6歳の娘を必死で探す母親役。密室劇で場面転換が少ない分、ジョディ一人で引っ張る引っ張る。
この映画はジョディで持っているんだな。凄いなー、ジョディ。
ジョディといえば、彼女が20代の頃の脱ぎっぷりも凄かったなぁ〜。伊藤Pの性欲旺盛な思春期を「ホテル・ニューハンプシャー」、「告発の行方」とかが支えてくれたんですよ。今思えば、鑑賞の動機が余りに不純なんですけど、まぁ、若かったってことで。。。
その後も、ジョディが出ているからということで見た映画沢山あるなぁ〜。「君がいた夏」とか良くある年上のお姉さんへの憧れみたいな話でさ。いいなぁ〜ってね。ジョディじゃなければ、絶対に見ないであろう作品だったな。
あと、伊藤Pがこの業界に入って初めての大物女優来日がジョディだった。「コンタクト」の時なんだけど、やっぱり生ジョディには興奮したなぁ〜。おいらはスゲー業界に入っちまったと思った記憶がある。
もうジョディも43歳か。。。
そんな感慨に耽る。
ジョディもキャサリンも2児の母であり、新作では母親役。実生活での経験が演技に反映されているのは明らか。
そんなことを念頭に置いて見るの良いかも知れませんな。
で、「フライトプラン」見終わっての一番最初の感想:「謝れよ!」 ⇒ 見れば判る。見た人は全員同じ意見だった。