※ハードロック/ヘビーメタルの知識がないと辛いかも。。。
マジシャン(ヒュー・ジャックマン)VSマジシャン(クリスチャン・ベール)の戦いを描いた映画『プレステージ』に、 ニコラ・テスラという発明家が登場する。
映画自体はフィクションだが、このデヴィット・ボウイ演じる発明家は実在の人物。
1884年に直流電流の電力事業を推し進めていたエジソンの会社に就職。
しかしながら、テスラは交流電流による電力事業を提案してエジソンと対立。
この後、この2人のAC/DC(交流・直流兼用の意)確執は長きに渡り、その様子は『プレステージ』でも触れられている。
発明品としては高周波・高電圧を発生させるテスラコイルが有名ですが、 80年代から90年代のハードロックファンにとって、テスラといえばアメリカのバンド “テスラ”が思い浮かぶ。
この“テスラ”のバンド名もニコラ・テスラに由来しており、ファーストアルバムのジャケットも“放電デザイン”だし、セカンドや4thアルバムのジャケットも“電気”系だ。
絵だけでなく音も“電気”。
エレクトリック・ギターの“エレクトリック”を強調したツインギターが織り成すギターサウンドは、まさに“交流”。
文章じゃうまく表現できないのですが、曲の冒頭とかに「ぶおぶぼぶばばばば」(セカンドアルバム収録『Lady Luck』より)といった、ギターサウンドが入り電気を彷彿させる。
また、サードアルバムには『Edison's Medicine』という意味深な曲も収録されている。
さて、このテスラですがMr.Big、エクストリーム同様、80年代後半から90年代初頭に起きたハードロック・アコースティック・ブームにのっちゃって、エレキではなくアンプラグドで全米での市民権を得ている。
このブームはハードロックバンドの認知度を上げた一方、勘違いという弊害を生んでしまったのもまた事実。
全米ナンバー1を獲得したエクストリームの名バラード『More Than Words』のビデオクリップを見て、その曲の美しさとギタリストのヌーノ・ベッテンコートの美貌に感動したオバちゃんが、CD屋に行って「エクストリームの『More Than Words』の入ったアルバムください」と言ったら、
『ポルノグラフィティ』というタイトルのアルバムをつかまされた。
「ポ、ポルノ?おかしいな?」って思いながらも家に持ち帰りターンテーブルに乗せたら、激しいギターサウンドに度肝を抜かれ、「セックス」がオンパレードする歌詞に腰を抜かした。
という実話があるのですよ。
大体、みんなMr.Bigって言ったら『To Be With You』でしょ?
というようにハードロックバンドがアコースティックを出せば売れるという時代があった。
で、テスラもご他聞に漏れず、アコースティック・ライブの模様を収めた『Five Man Acoustical Jam』が全米で大ヒットを記録。
“電気”がウリなのに電源を切ってみたら一般層に響いてしまったのです。
あと映画とも少し関わりがありまして、シュワちゃん主演の『ラスト・アクション・ヒーロー』のタイトル曲を担当しています。
(このサントラはAC/DC、デフ・レパードなどハードロックバンドが大挙参加しております。ブックオフで¥105とかで売っているので、是非お買い求めください)
そんなテスラですが、いまや日本での知名度は全然だし、アルバムのほとんどが現在廃盤。。。
楽曲は良いし、ボーカルはハスキーで素敵だし、何よりもギターの音が良いんですけどねぇー。
「最近、音沙汰ないけど解散したのかなぁー」なんて思っていたら『Real to Reel』というカバーアルバムを今年出しているじゃないか!!
しかもシン・リジィの『Bad Reputation』、ジョー・ウォルシュの『Walk Away』、デレク・アンド・ドミノス(クラプトン)の『Bell Bottom Blues』!ビートルズの『I've Got A Feeling』!!!!をカバー!!!!
ヤベー、超欲しい。。。。
テスラのカバー曲は超かっこいいんだぞ!
5枚目のアルバム『Bust a Nut』に収録されている『Games People Play』と、ツェッペリンの『Ocean』を聴けばわかる!
そんな訳で、テスラは凄いんだぞ!ってことが言いたかったがために、こんなに時間と文字数費やす伊藤Pでありました。
せっかく『プレステージ』でテスラが出てきたので、テスラ再評価の引き金になることを祈りつつ。。。
(まずないと思うけど。。。)
ところで、『プレステージ』のCMでマリックが、「トリックわかんねぇー」みたいなこと言っていますが、
伊藤Pはオチ予測ついちまって。。。
マジシャン(ヒュー・ジャックマン)VSマジシャン(クリスチャン・ベール)の戦いを描いた映画『プレステージ』に、 ニコラ・テスラという発明家が登場する。
映画自体はフィクションだが、このデヴィット・ボウイ演じる発明家は実在の人物。
1884年に直流電流の電力事業を推し進めていたエジソンの会社に就職。
しかしながら、テスラは交流電流による電力事業を提案してエジソンと対立。
この後、この2人のAC/DC(交流・直流兼用の意)確執は長きに渡り、その様子は『プレステージ』でも触れられている。
発明品としては高周波・高電圧を発生させるテスラコイルが有名ですが、 80年代から90年代のハードロックファンにとって、テスラといえばアメリカのバンド “テスラ”が思い浮かぶ。
この“テスラ”のバンド名もニコラ・テスラに由来しており、ファーストアルバムのジャケットも“放電デザイン”だし、セカンドや4thアルバムのジャケットも“電気”系だ。
絵だけでなく音も“電気”。
エレクトリック・ギターの“エレクトリック”を強調したツインギターが織り成すギターサウンドは、まさに“交流”。
文章じゃうまく表現できないのですが、曲の冒頭とかに「ぶおぶぼぶばばばば」(セカンドアルバム収録『Lady Luck』より)といった、ギターサウンドが入り電気を彷彿させる。
また、サードアルバムには『Edison's Medicine』という意味深な曲も収録されている。
さて、このテスラですがMr.Big、エクストリーム同様、80年代後半から90年代初頭に起きたハードロック・アコースティック・ブームにのっちゃって、エレキではなくアンプラグドで全米での市民権を得ている。
このブームはハードロックバンドの認知度を上げた一方、勘違いという弊害を生んでしまったのもまた事実。
全米ナンバー1を獲得したエクストリームの名バラード『More Than Words』のビデオクリップを見て、その曲の美しさとギタリストのヌーノ・ベッテンコートの美貌に感動したオバちゃんが、CD屋に行って「エクストリームの『More Than Words』の入ったアルバムください」と言ったら、
『ポルノグラフィティ』というタイトルのアルバムをつかまされた。
「ポ、ポルノ?おかしいな?」って思いながらも家に持ち帰りターンテーブルに乗せたら、激しいギターサウンドに度肝を抜かれ、「セックス」がオンパレードする歌詞に腰を抜かした。
という実話があるのですよ。
大体、みんなMr.Bigって言ったら『To Be With You』でしょ?
というようにハードロックバンドがアコースティックを出せば売れるという時代があった。
で、テスラもご他聞に漏れず、アコースティック・ライブの模様を収めた『Five Man Acoustical Jam』が全米で大ヒットを記録。
“電気”がウリなのに電源を切ってみたら一般層に響いてしまったのです。
あと映画とも少し関わりがありまして、シュワちゃん主演の『ラスト・アクション・ヒーロー』のタイトル曲を担当しています。
(このサントラはAC/DC、デフ・レパードなどハードロックバンドが大挙参加しております。ブックオフで¥105とかで売っているので、是非お買い求めください)
そんなテスラですが、いまや日本での知名度は全然だし、アルバムのほとんどが現在廃盤。。。
楽曲は良いし、ボーカルはハスキーで素敵だし、何よりもギターの音が良いんですけどねぇー。
「最近、音沙汰ないけど解散したのかなぁー」なんて思っていたら『Real to Reel』というカバーアルバムを今年出しているじゃないか!!
しかもシン・リジィの『Bad Reputation』、ジョー・ウォルシュの『Walk Away』、デレク・アンド・ドミノス(クラプトン)の『Bell Bottom Blues』!ビートルズの『I've Got A Feeling』!!!!をカバー!!!!
ヤベー、超欲しい。。。。
テスラのカバー曲は超かっこいいんだぞ!
5枚目のアルバム『Bust a Nut』に収録されている『Games People Play』と、ツェッペリンの『Ocean』を聴けばわかる!
そんな訳で、テスラは凄いんだぞ!ってことが言いたかったがために、こんなに時間と文字数費やす伊藤Pでありました。
せっかく『プレステージ』でテスラが出てきたので、テスラ再評価の引き金になることを祈りつつ。。。
(まずないと思うけど。。。)
ところで、『プレステージ』のCMでマリックが、「トリックわかんねぇー」みたいなこと言っていますが、
伊藤Pはオチ予測ついちまって。。。