さて、さていよいよ2007年も終わりですね。
毎年恒例の振り返りです。
【別格賞】
金字塔:『河童のクゥと夏休み』(#155参照)
→ 2007年どろか、オールタイムベストな1本。
愛と感動と喜びと哀しみと爽快感をありがとう!
伊藤Pの生涯作品には、3本も原恵一監督作品がある。
(原恵一監督 インタビューテキスト)
【ベスト5 (洋画)】
1位:『バベル』(#147参照)
→ 何故、アカデミー賞が与えられないんだ!と思ったね。
まぁ、そもそもアカデミー賞なんて信頼しちゃいないけど。
人を許すことの大切を改めて知った一本。
2位:『ゾディアック』(#152参照)
→ 主人公が嵌ったように自分も嵌った。ゾディアックに関する海外サイトをブックマークしてしまった。
こういう未解決事件とかにロマンをスンゲー感じるんだよね。
原作も読んだけど、しっかり暗号が解読されていた。オイオイ!
ロバート・ダウニー・Jrの腹も最高です。
3位:『ボーン・アルティメイタム』(#165参照)
→ 久しぶりに頭からお尻までニタニタ笑いながら見た一本。
キレのある演出とアクションに酔いしれた。
アクション映画としては、近年稀に見る大傑作だと思う。
4位:『グッド・シェパード』(#164参照)
→ 派手なシーンがないのに2時間47分間飽きずに見せる演出。丁寧、丹念、且つサスペンスフル。
ハムレット的な心境に陥る主人公。悩める男は最高だ。
そして、結局は“こいつよりは俺の人生マシ”と思えるのでした。
5位:『再会の街で』(#174&裏#047参照)
→ ギリギリの鑑賞で、滑り込みセーフ。そして、『リトル・チルドレン』が落ちた。。。
男の友情よりも、家族の大切さの方に響いた。
日々の生活が如何に灯台下暗しであるかを教えてくれる一本。
正直、1位〜4位はどれが1位でもいいや。
こうやって並べてみると主人公が苦悩しいる作品ばかりだな。。。
俺、精神的にヤバメ?
【ベスト5 (邦画)】
1位:『恋しくて』(#145参照)
→ なんでしょう。何か判らないものがドバッと押し寄せてきました。
まず沖縄+BEGINということでポイントUP。
そして、青春映画でまだ感動出来た自分に驚いた。
中江裕司監督、「ミーファイユー」でした!
2位:『天然コケッコー』(#156参照)
→ 完全に現実逃避した。
そよちゃん、「ミーファイユー」!癒されたよ。
スタッフから原作も借りて読んでしまった。
まさかこの歳で少女マンガを読むとは。。。
(流石に通勤途中では読まずに、自宅で読んだ)
3位:『それでもボクはやっていない』(#136参照)
→ 2007年の邦画の中で、社会派と言える作品が何本あったか?
様々な点で日々の生活の足しになったし、日本の司法制度の恐ろしさを知った。
周防正行監督は今の日本映画界において、超貴重な映画監督だと思う。
4位:『魂萌え!』(#138参照)
→ 人間のエゴって怖いなぁー、自分もエゴイストだなと思い知らされた作品。
誰一人として下手な演技をする人がいない、安心作でもありました。
5位:『XX(エクスクロス) 〜魔境伝説〜』(#168参照)
→ 本当は『キトキト!』なんだけど、なんか選んでいる作品が邦洋共に、
真面目すぎるような気がしたので、入れといた(どんな理由だ!)。
日本映画もやれば出来るじゃない!って思ったけど、
ものの見事にコケちゃって。。。
正直、1位と2位は同位でもいいや。
上位2本が青春映画!うーん。。。自分でも意外!!
【最優秀バカ映画賞】
■『jackass number two』(裏#026参照)
→ 『デッド・オア・アライブ』(裏#030参照)と迷ったけど、出ている人もバカだからコッチ。
【優秀アクション映画賞】
■『jackass number two』(裏#026参照)
→ 最優秀は『ボーン・アルティメイタム』です。
ジャッカスのメンバーにはジャッキーに通ずる男気を感じた。まぁ、バカだけど。
【最優秀ホラー映画賞】
■『不都合な真実』(#137参照)
→ ホラー映画は絵空事だけど、これは現実だ。怖いよ〜。ブルブル。。。。
【最優秀映像映画賞】
■『トランスホーマー』(#157参照)
→ 役者ダメ!物語ダメ!アクションダメ!良いのは映像だけ! いや、コメディセンスも良かったな。
【最優秀復活映画賞】
■『ロッキー・ザ・ファイナル』(#145参照)
→ 絶対に死なない巻き込まれオヤジより、自らリングに立とうとしたオヤジの方がカッコイイ。
【最優秀待望映画賞】
■『ブラックブック』(#143参照)
→ バーホーベン待望の新作。らしくないと言われているが、
どこを切ってもバーホーベンではないか!
【優秀対決映画賞】
これはちょっと選びきれず3作品に。
■『魂萌え!』風吹ジュンVS三田佳子
■『あるスキャンダルの覚え書き』ジュディ・デンチVSケイト・ブランシェット
■『XX(エクスクロス』鈴木亜美VS小沢真珠
→ 全部女性対決。特に風吹VS三田はリアル過ぎてチ○コが縮まった。
【最優秀裸体映画賞】
■『300』(#151参照)
→ どこを切っても、裸!裸!裸!ムキ!ムキ!ムキムキ!!
オカマのチ○コもムキッムキ!
【最優秀ゾンビ映画賞】
■『プラネット・テラー in グラインドハウス』(#159参照)
→ 今年はゾンビ映画が多かったけど、一番、弾け飛んでいたのはこれでしょう。
ゴアシーンの素晴らしさを再確認した一本。
【最優秀拾い物映画賞】
■『Life 天国で君に逢えたら』(#159参照)
→ 期待値マイナスで見に行ったら、思わず泣いてしまった。死への畏怖が軽減された。
【最優秀取材賞】
■麻生久美子:『夕凪の街 桜の国』、『ハーフェズ ペルシャの詩』(#156、取材部屋参照)
→ 綺麗で、明るくて、キチンと質問にも答えてくれる。本当に素敵な方でした。
公私混合とも思われかねないが、やるべきことは最低限やったさ。
※『夕凪の街 桜の園』麻生久美子 インタビュー テキスト
※『ハーフェズ ペルシャの詩』麻生久美子&アボルファズル・ジャリリ監督 インタビュー動画&テキスト
【最優秀新人賞】
■北乃きい:『幸福な食卓』、『スピードマスター』
→ ロリではない。親心だ。
【最優秀監督賞】
■原恵一監督:『河童のクゥと夏休み』
→ 「映画を見た後に不快な気持ちにさせたくない」
原監督のこの姿勢は、自分が何故映画を見るかの答えのような気がしている。
【最優秀主演女優賞】
■中村ゆり:『パッチギ!LOVE&PEACE』(#149)
→ スクリーンに現れた瞬間、息が止まった。こ、これって恋?んなわけねーだろう。
いやー、新鮮でした。あの目で睨んで欲しい。
【最優秀主演男優賞】
■ウィル・スミス:『アイ・アム・レジェンド』(#172参照)
→ ほとんど一人芝居で、あれ程の喜怒哀楽を演じきれる俳優は、
そんなにいないのでは?安心・安定のウィル・ブランドだ。
【最優秀御身脚賞】
■ダイアン・クルーガー:『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』のプレミア
→ 本編では全然気が付かなかったし、これっぽっちも萌えなかったけど、
六本木で行われたジャパン・プレミアの映像を見てビビッた。超美脚だ。
是非、今度はスクリーンで、誰かをその美脚で挟んで欲しいなぁ。
【最優秀エロ気賞】
■ジェニファー・コネリー:『ブラッド ダイヤモンド』(#145参照)&『リトル・チルドレン』(#156)
→ アフリカの危険区域でYシャツの胸元を豪快に開けるチラリズム(『ブラッド』)。
何故、旦那はこのパンティ姿に響かない(『リトル』)。
絡みもエロティックなシーンもほとんど皆無なのに、ほとばしるエロ。
こんな感じで、2008年も素敵な映画、俳優、監督さんと出会えますように。
コメント (3)
「リトル・チルドレン」を今年の最低映画にするのを忘れた!
ジェニファー・コネリーが妻なのに浮気するって、ナニ!?あまりにも狂った設定に俺は理解不能!
投稿者: 光武蔵人 | 2007年12月28日 16:19
隣の芝は青く見えるんですよ
美人は3日で飽きるっていうでしょ。
一旦、他を味わってみて、
あぁ、やっぱり俺は今までの方がいいやぁーって。
ジェニファー・コネリーとか抜きにして、映画としてみると
なかなかアートな映画だと思いますが、ダメですかね?
投稿者: 伊藤P | 2007年12月28日 16:34
ごめんなさい。コネリー原理主義者としては抜きにして見る事が不可能でした(笑)やっぱり配役って重要っすね。
投稿者: 光武蔵人 | 2007年12月29日 03:31