こんにちは、伊藤Pです。
先日『チーム・バチスタの栄光』に出演している
阿部寛さんと竹内結子さんへの取材の話が、
伊藤Pのところにまわってきた。
下記理由から、正直どうしようかと思った。
1.映画がまだ完成しておらず、台本を読んでのインタビュー
2.阿部寛さん、竹内結子さんへの取材は共に3回目
3.竹内さんに到っては半年間で3回とあまりにもスパンが短い
4.場所が成城学園前駅から徒歩10分以上かかる東宝スタジオ
最大の理由は4番。
六本木から成城学園前は遠い。
はっきり言って面倒くさい。
「いやいや、伊藤さん、仕事でしょ?しかも阿部さんと竹内さんですよ。
会えるだけも凄いことなんですよ。遠いなんて贅沢ですよ」
ということで、受けさせて頂きました。
で、12月10日に台本を手にとって読み始めたんですけど、
これがねぇー、凄い面白くてザクザク読んでしまいました。
あてがき?と思えるほど、阿部さんと竹内さんにピッタリのキャラだったし、
よくよく考えると、台本をこうして読める機会自体が貴重だと思った。
台本読む前は全く思い浮かばなかった質問案も、サクサクと浮かび一安心しつつ、
取材日となる12月12日を迎える。
乃木坂駅から千代田線、小田急線と乗り継いで、
我が母校のある成城学園前駅に降り立つ。
毎日通っていた駅は様変わりしており、
10年間という月日の流れの重みを感じつつ、
閑静且つ高級感漂う住宅街を抜けて、東宝スタジオへと向かう。
やっぱ遠い。
10分以上歩いてようやく15時に到着すると、ゴジラが我々を出迎えてくれました。
そー言えば、日活、東映のスタジオには足を踏み入れたことがあったけど、
東宝スタジオは初だなぁーなどと思いながら取材部屋へ。
セッティング終了後、カッコイイ阿部さんと美しい竹内さんが入室。
流石に竹内さんは覚えていてくれたようで、
「確か、以前に」と言われた。
えがった、えがった。
して、インタビューが始まったのですが、
中盤ぐらいでサイレンの音が聞こえてきた。
「またか。。。」と思う伊藤P。
というのは、伊藤Pが取材すると5回に3回は救急車か消防車が通る。
いつもお願いしているカメラクルーの人たちもそのことを知っているので、
「またぁ〜?」という雰囲気が伝わってきた。
しかも今回は消防車と救急車のツープラトンだった。
このような時は、一旦止める場合もあるのですが、
15分の取材時間で、しかもツーショットとなると、
少しの時間も勿体無いので強行した。
すると、竹内さんが窓の外に顔を向けながら、ボソっと、
「あれ?火事?」
と、つぶやいた。
あ、あの〜、阿部さんが喋ってるんですけど。。。
1回目のインタビューの時から感じていたのですが、
竹内さんはちょっと天然ぽいところがある。
なんか自然体というか、飾らないというか。
それが凄い魅力的だし、素敵だとも思ったんだけど、
今回で疑惑は確信へと変った。
そして、本人もこのインタビューの返答の中で、それを認めるような発言をした。
(1月中旬にこのインタビューの動画、テキストをGyao上にUPするのでご確認を)
サイレン以外は大した問題もなく、取材はアッという間に終了。
最後にWEB用の写真撮影。
パシャパシャとシャッターを切る伊藤P。
阿部さんはしっかりカメラ目線でキメてくれているのですが、
何故か竹内さんはモニターを眺めたり、あらぬところを見たりする。
「あ、あの〜、竹内さん、コチラ(に目線を)お願いします」
というと、
アッと我に返りニッコリとカメラ目線。
やっぱり。。。ナチュラル・ボーンなんですかね?
まぁ、朝の9時から取材と記者会見じゃ疲れて当然だよな。
ということで、阿部さん、竹内さんありがとうございました。
撤収作業を終え退出。
せっかく遠路はるばる来たので記念撮影を。
お前は、観光客か!
上り坂の道をテクテクと歩きながら、帰路に着きました。
しかし、成城のガレージに停まっている車は外車ばかりだ。。。
『チーム・バチスタの栄光』 竹内結子&阿部寛インタビュー 動画はコチラに、テキストはコチラに1月中旬UP予定 |
『チーム・バチスタの栄光』
2008年2月9日より全国東宝系にて公開
配給:東宝
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プロフィール
伊藤一之<♂>
2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。
本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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