10月26日。
『ハーフェズ ペルシャの詩』に出演している麻生久美子さんの取材日を迎える。
『ハーフェズ ペルシャの詩』
2008年1/19より東京都写真美術館にて
配給会社 ビターズ・エンド
外は生憎の雨模様。
午前中いっぱいで私用を片付け、一旦家に帰る。
麻生さんと言えば、「クレヨンしんちゃん」である。
経緯はコチラとコチラとコチラとコチラから。
(かつて運営していたブログ記事です。現在はオチています)
今回の取材で麻生さんが伊藤Pのことを思い出しくれるキッカケになるよう、
「クレヨンしんちゃん」アイテムを身に着けたおいた方が、
良いだろうと考えた。
しかし、『夕凪の街 桜の国』の取材時に反応してくれた、
「クレヨンしんちゃん」のストラップは、
今年の夏、海に行った際に、海辺で紛失してしまった。
代わりのものをということになり、
『踊れ!アミーゴ!』の携帯ストラップを探すが、
どこを引っくり返しても見当たらない。
仕方が無いので、劇場用プレゼントグッズのコインケースにした。
しかし、これ、携帯に付けるにはでか過ぎる。
でもこれしかないし、もう行かねばならない。
でかい「クレしん」グッズをポケットから垂らかして、まずは会社へと向かい、
取材道具と持って、外に出ると土砂降り。
取材場所まで徒歩10分ぐらいだったけど、ずぶ濡れ。
麻生さんまでの道のりは険しかぁ〜・・・
取材現場で、セッティング、待つこと数分、麻生さんと監督が遂に入室。
いやー、やっぱり美しい。美しいわぁ〜。
涎垂らかしながら、見とれていたら麻生さんと目線があった。
軽く会釈するが、やはり覚えていないようだ。
伊藤P「以前、『夕凪』の時にインタビューさせて頂きました」
麻生「あっ、お世話になりました」
まだ、気が付かない。仕方が無い、切り札を出そう。
伊藤P「あの〜、しんちゃんの・・・・」
麻生(超大声で)「あぁぁぁぁ!しんちゃんの人だ!!」
野原しんのすけ。俺はお前が好きで良かったよ。
麻生「クゥ!河童のクゥとしんちゃんの人ですね!
すみません、判らなくて。でもあの時のことは良く覚えています」
原恵一監督。僕は原監督の作品で何度も良い思いをさせて貰っています。
ありがとうございます。
伊藤P「覚えて頂けただけでも、光栄です」
と、その後、『河童のクゥと夏休み』の話で盛り上がるが、
結局まだ、麻生さんは見ていないらしい。
松竹さんよ!なんとかしちょくれ!
そんな話をしていると、麻生さんは伊藤Pの携帯に気が付く。
麻生さん「あれ?この前のしんちゃんと違うじゃないですか」
良く覚えているなぁー。
伊藤P「海に行った時に紛失してしまいました」
麻生さん「あらっ!」
と、そこで配給の方が、
「そろそろ映画の質問を.....」
いかん、これじゃ、すっかり駄目インタビュアーだ。
気を引き締めてインタビューを始める。
最初は麻生さんに質問。
次も麻生さんに質問したいと思ったけど、
やっぱりそれじゃ失礼だと思いジャリリ監督に質問。
伊藤P「何で麻生さんを起用しようと思ったんですか?」
するとジャリリ監督は『カンゾー先生』を見て麻生さんを知ったと語った後、
今村昌平は凄い、今の日本映画はダメだ、黒澤明監督は素晴らしいと言ったよう
な話をずぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーっと、
ベラベラベラベラベラベラ喋り続ける。
時間ねーんだよぉ!!!
だからツーショットは嫌なんだ...
伊藤Pの思いが伝わったか、ジャリリ監督も「あっ、喋りすぎ?」と気が付き、
その後は短めに答えてくれるようになった。
このジャリリ監督、実は超陽気で、お茶目。
なかなか素敵なオッサンで、素晴らしいサポートをしてくれた。
それはインタビューが終了し、最後に写真を撮る段になった時の事。
まずはツーショットをパッシャ。
パシャ。
するとジャリリ監督が調子こいて、
こんなポーズや
こんなポーズを取り始める。
そして、更にエスカレートして麻生さんにも要求。
で、こんなポーズや
こんなポーズを
ジャリリ監督のお陰で、あまり普段見ることの出来ない
麻生さんの写真を撮ることが出来ました。
でも、美しくて、可愛い麻生さんも撮らねば!
ということでパシャ
パシャ
因みに写真、全て事務所OK取ってます。
至福の時間は瞬く間に終わり、麻生さんとジャリリ監督退出。
また再会出来る事を祈ります。
2007年もたくさん取材したけど、
麻生さんを2回も取材でき、「しんちゃん野郎」というインパクトを与えたのは、
今年の大きな収穫でした。
また来年も頑張ります!!!!
Gyao Cinemaの特集ページでお正月2弾特集をやっています。 そこに人物切りコーナーを設けました。 当然、麻生さんです。麻生さんのために伊藤Pが考えたコーナーといっても過言ではない。 『ハーフェズ ペルシャの詩』麻生久美子&アボルファズル・ジャリリ監督 インタビュー動画&テキスト |
『忘れられない花のいろ 麻生久美子のペルシャ紀行』
麻生久美子、吉村未来、竹内裕二(写真)著
A5並製 128ページ・オールカラー ISBN978-4-86020-259-0
好評発売中 1680円
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プロフィール
伊藤一之<♂>
2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。
本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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