ドリームワークスのアニメで、ミツバチが主人公。
『ビー・ムービー』 1/26より丸の内プラゼールほか全国松竹・東急系にて 配給会社:アスミック・エース エンタテインメント、角川エンタテインメント BEE MOVIE TM & (C) 2007 by DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved. |
物語がメッチャ面白いかというとそうでもないし、
つまらないかというとそうでもない。
ハチのバリーが可愛いかというとそうでもないし、
気持ち悪いかというとそうでもない。
ハチたちの日常生活がユニークに描写されているかというとそうでもないし、
魅力的じゃないかというとそうでもない。
CGアニメが新鮮かというとそうでもないし、
すごくないかというとそうでもない。
要は中途半端なんだよね。
バリーはハチミツが人間に搾取されていると知った途端、
裁判を起こし勝利するが、ハチミツが飽和状態となり、
ハチは働かなくなる。
すると、受粉がなくなり花や作物が枯れだしてしまい、
バリーは自分の過ちに気が付く。
自然破壊的なテーマがあるんだけど、
自然界の生態系崩壊の引き金が、
現実の世界で散々環境破壊をしまくった人間ではなくハチであるがため、
なんか座りが悪いというか、どう感情移入して良いのかわからなくなってしまった。
バリーのキャラは、ピクサーのキャラクラターほど愛着が沸かない。
『モンスターズ・インク』のサリーとかマイクは最初見たとき、
可愛くないと思ったんだけど、見たらすっかり好きになった。
そこまでの境地に至らない。
でも、嫌いというわけではない。
ハチたちの世界は、
バリーが朝起きて、鉛筆削りのような機械で針を研ぐシーンとかは面白いけど、
なんか住んでいる世界は夢がなく、息苦しさを覚えた。
CGで描かれるアニメーションも、『トイ・ストーリー』以降、
散々見せられてきたので、別にそれ程驚きはしない。
バリーが始めて人間の世界に足を踏み入れ、
アドベンチャーを繰り広げるシーンは、スピード感、躍動感があって面白い。
でも、そこだけだったりする。
まぁ、要するに普通ってことか。。。