こんにちは。伊藤Pです。
アカデミー賞が発表されました。
22日にUPした予想と結果を比較してみましょう。
■作品賞 → 的中
◎『ノーカントリー』
・『つぐない』
・『ジュノ』
・『フィクサー』
・『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
順当といえば順当な受賞だ。
そして、この作品のエンドロールが始まった瞬間に、
ポカーンとしている人が多いという事実がある。
結構、唐突に終わってしまうからね。
“でもオスカー獲ったし、「わからない」と言ったら馬鹿と思われるかも!?”って。
なので、これから鑑賞する方は、能動的に見ることをオススメします。
伊藤Pもポカーン派でした。
そして、やべー、バカ?って。
ない脳みそをフル回転させてなんとかこの作品のテーマを導き出しました。
■主演男優賞 → 的中
◎ダニエル・デイ=ルイス『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
・ジョージ・クルーニー『フィクサー』
・ジョニー・デップ『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
・トミー・リー・ジョーンズ『告発のとき』
・ヴィゴ・モーテンセン『イースタン・プロミス』
授賞式でオスカー像の変わりにミルクシェイクを掲げて欲しかった。
■主演女優賞 → 外した(△が伊藤Pの予想)
◎マリオン・コティヤール『エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜』
△ジュリー・クリスティ『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』
・ケイト・ブランシェット『エリザベス:ゴールデン・エイジ』
・ローラ・リニー 『The Savages』
・エレン・ペイジ 『ジュノ』
功労賞という意味も含めてジュリー・クリスティと思ったのだが。
最近、俳優に対してはあまり功績を称えてというのは余りないような気がする。
良いことだと思う。
■助演男優賞 → 的中
◎ハビエル・バルデム『ノーカントリー』
・ケーシー・アフレック『ジェシー・ジェームズの暗殺』
・フィリップ・シーモア・ホフマン『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
・ハル・ホルブルック『Into the Wild』
・トム・ウィルキンソン『フィクサー』
他のノミネート者はついてないよね。
バルデムの演技は役柄同様、バケモノでしたから。
■助演女優賞 → 的中
◎ティルダ・スウィントン『フィクサー』
・ケイト・ブランシェット『アイム・ノット・ゼア』
・ルビー・ディー『アメリカン・ギャングスター』
・セルシャ・ローナン『つぐない』
・エイミー・ライアン『Gone Baby Gone』
意外だったな。でも嬉しいよ。
■監督賞 → 的中
◎イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン『ノーカントリー』
・ジュリアン・シュナーベル『潜水服は蝶の夢を見る』
・ジェイソン・ライトマン『ジュノ』
・トニー・ギルロイ『フィクサー』
・ポール・トーマス・アンダーソン『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
『ノーカントリー』は主要部門完全制覇ですね。
■外国語映画賞 → 外した
◎『ヒトラーの贋札』(オーストリア)
△『モンゴル』(カザフスタン)
・『ボーフォート −レバノンからの撤退−』(イスラエル)
・『Katyn』(ポーランド)
・『12』(ロシア)
玉砕!!残念だ。
■長編アニメ賞 → 的中
◎『レミーのおいしいレストラン』
・『ペルセポリス』
・『サーフズ・アップ』
■脚本賞 → 外した
◎『ジュノ』
△『フィクサー』
・『Lars and the Real Girl』
・『レミーのおいしいレストラン』
・『The Savages』
■脚色賞 → 的中
◎『ノーカントリー』
・『つぐない』
・『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』
・『潜水服は蝶の夢を見る』
・『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
■美術賞 → 外した
◎『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
△『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
・『アメリカン・ギャングスター』
・『つぐない』
・『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
■撮影賞 → 的中
◎『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
・『ジェシー・ジェームズの暗殺』
・『つぐない』
・『潜水服は蝶の夢を見る』
・『ノーカントリー』
■衣装デザイン賞 → 的中
◎『エリザベス:ゴールデン・エイジ』
・『Across the Universe』
・『つぐない』
・『エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜』
・『スウィーニー・トッド』
■編集賞 → 的中
◎『ボーン・アルティメイタム』
・『潜水服は蝶の夢を見る』
・『イントゥ・ザ・ワイルド』
・『ノーカントリー』
・『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
ずぅっーとこの作品の編集については熱弁してきたんで、嬉いっす!
■メイクアップ賞 → 外した
◎『エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜』
△『マッド・ファット・ワイフ』
・『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』
日本人がらみは浅野忠信ともども今回は受賞を逃してしまいました。
主演女優賞とメイクアップ賞が同じ作品で受賞したのは、
『ドライビング Miss デイジー』(89年)以来。
■作曲賞 → 山勘的中
◎『つぐない』
・『The Kite Runner』
・『フィクサー』
・『レミーのおいしいレストラン』
・『3:10 to Yuma』
■オリジナル歌曲賞 → 外した
◎“Falling Slowly”『ONCE ダブリンの街角で』
△“So Close” 『魔法にかけられて』
・“Happy Working Song” 『魔法にかけられて』
・“That's How You Know”『魔法にかけられて』
・“Raise It Up” 『August Rush』
『魔法にかけられて』は票が割れちゃったかな。。。
知り合いのライターさんが『ONCE』の受賞を望んでいた。
良かったですな。
■音響賞(録音賞) → 外した
◎『ボーン・アルティメイタム』
△『トランスフォーマー』
・『ノーカントリー』
・『レミーのおいしいレストラン』
・『3:10 to Yuma』
素直に『ボーン』にしておくべきであった。。。
■音響編集賞 → 的中
◎『ボーン・アルティメイタム』
・『ノーカントリー』
・『レミーのおいしいレストラン』
・『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
・『トランスフォーマー』
■視覚効果賞 → 外した
◎『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
△『トランスフォーマー』
・『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』
トランスフォーマーがクマに負けるとは。。。
クマの走っているところとかカクカクしてたじゃない。。。
『ネバーエンディング・ストーリー』のファルコンを思い出したぞ。
■ドキュメンタリー賞 → 外した
◎『Taxi to the Dark Side』
△『シッコ』
・『No End in Sight』
・『Operation Homecoming: Writing the Wartime Experience』
・『War Dance』
こんなんわかるわけないやん。と開き直り。
21部門予想して、うち12部門で的中。
良かった〜、トトカルチョやらないで。。。