1965年、アンディ・ウォーホルに見初められ、
ポップカルチャー・シーンに突然現れたミューズ、
イーディ・セジウィックの生き様を描いた伝記映画。
『ファクトリー・ガール』 4/19よりシネマライズほか全国にて 配給会社:ファントム・フィルム |
イーディは画家を目指しNYにやって来る。
とあるパーティでアンディ・ウォーホルと出会い、
彼の美術工房“ファクトリー”に出入りするようになる。
アンディの作品のモデル、女優として活躍し、マスコミにも注目される。
今までとは全く違う華やかで刺激的な環境に置かれたイーディは、浮き足立つ。
そして、ボブ・ディランとの熱愛と破局を機に、アンディから見放される。
自分自身を見失ったイーディは、ドラッグに溺れていく...
60年代半ばのアメリカ。
カウンターカルチャー・ムーブメントが台頭し始め、
ドラッグもファッションの一部かの如く、
当たり間の様に摂取された時代。
ブライアン・ジョーンズ、ジム・モリソン、ジャニス・ジョプリン、
ジミヘン...
この時代、アーティスティックな人々は破滅型が多い。
イーディもその一人だったのかも。
この映画を見て思うことは、可哀相な女だなぁーって。
でも20代前半なんて、世間知らず故に、
伊藤Pも怖いもの無しのイケイケドンドンなところがあった。
いつも喧嘩ごしだったし、いきがっていた。
酒も浴びるように飲み(今でもか!?)、タバコもガンガン吸っていた。
早死にしたロックスターにも憧れた。
伊藤Pは単なるサラリーマンだけど、
イーディの場合、いきなりアイコン化されたわけで、
戸惑うのは仕方ないのかも。
そんな哀れなイーディを演じたのはシエナ・ミラー。
実は初めて演技しているのを見たのですが、
なかなか上手いと思った。
ヌードも辞さないしね。
別に脱いだから良いとかではないけど、
同世代(シエナは26歳)で、彼女ぐらいの度量のある女優が、
日本映画界にはあまり見当たらないな。
あと、シエナが着こなす60年代のファッションは、
ファッションに疎い伊藤Pが見ても素敵だと思った。
で、恥ずかしい話、イーディ・セジウィックって人、
実は存在自体知らなかった。
何故か、この頃のニューヨークにあまり
興味が持てなくてですね...
勿論、アンディ・ウォーホルの有名な作品は知っていたけど、
彼がプロデュースしたベルベット・アンダーグラウンドとか、
ロックは大好きだけどマル無視していた。
ボブ・ディランも数枚アルバム持っているけど、
熱狂的なファンかといえば否なので、
そのラインからもイーディに辿り着かなかった。
なので、『ファクトリー・ガール』を見て、
こんな人がいたんだと興味を持った。
で、みんなが賞賛するその美しさはどないなものかと
ネットで画像を検索 。
やばいな。
スンゲー可愛いな。
シエナより、足、美しいわ。