こんにちは。伊藤Pです。
昨日UPしようと思ったのですが、忙しくて無理だった。
もう2日前になりますが、『クローバーフィールド/HAKAISHA』の取材をした。
プロデューサーのJ.J.エイブラムスと監督のマット・リーヴスだ。
『クローバーフィールド/HAKAISHA』 4/5よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて 配給会社:パラマウント ピクチャーズ ジャパン (C)2008 Paramount Pictures. All rights reserved. |
今回の取材は質問にヒネリを加えなくてはならなかった。
作品のテイスト上、ネタバレは厳禁。
見ていない人への配慮がいつも以上に必要だったからだ。
だけど、取材する側としては数々の“謎”を直接問いたい。
その辺のジレンマを抱えつつ、取材した。
まずはJ.J.エイブラムス。
やあ、僕はJ.J.。でも雑誌じゃないよ。
本作の仕掛け人だから、このプロジェクトの経緯についてをメインに聞いてみると、
インスパイア元、インターネットで様々な周辺情報を流した理由を語ってくれた。
続いて、マット・リーヴス監督。
これが強烈だった。
ハーイ!僕、マット。強烈よ!
どうやら伊藤Pの取材が最後のようで、テンションが高い。
満面の笑みを浮かべながら、甲高い声で、
「ハァ−イ!!!ナイス・トゥー・ミーチュー!!!!」と発しながら、
握手を求めてくる。
席に着くと、これまた最後なのでハイテンションな通訳さんと一緒に、
『未知との遭遇』のチャラララララァ〜というあのフレーズを、
何度もデカイ声で歌い上げる。
明らかにハイだ。
長時間のフライト、時差ボケ、イベント出席、記者会見、個別インタビュー・・・
そりゃ、疲れるし、ナチュラルハイになるわな。
で、時間が無いから即質問。
すると口から出てくるのは愚痴、愚痴、愚痴、愚痴、愚痴。
最初はやりたくなかった
撮影が大変だった
まるで死人のような日々を過ごした
早口でベラベラベラベラベラベラベラベラ×100
この通訳さん、いつもかなり「ロスト・イン・トランスレーション」な方なので、
「もう少しちゃんと訳して欲しいなぁー」と思うことが多々あるのですが、
今回はそのハショリがある意味要約になってくれて、丁度良かった。
多分、正確に全部訳したら3問ぐらいしか質問出来なかっただろう。
それぐらいマット・リーヴスは喋った。
残り時間5分ですという指示が出され、
最後に映画の鑑賞ポイントを問う。
マットは5分以上喋った。
通訳さんが訳してくれて、これで終わりと思ったら、
また話が続いちゃって、ベラベラベラベラ・・・
後ろを振り返ると現場担当の方が指でバッテンマークを出している。
「いや、これは不可抗力だろ・・・・」
そして、このマットが最後に話した内容がすごかった。
“HAKAISHA”が一体なんであるかを紐解く重要な内容だった。
既にJ.J.とマットのインタビューは「映画最新ナビ」にUPしているが、
流石にこのマットの発言、公開前の現時点では掲載できない。
なので、公開後に【裏部屋】にて取り上げようと思う。
超重要情報を得たところで、取材終了。
5分以上オーバーしていた。
終わった瞬間、マットは大喜びだ。
マシ・オカになっていた。
因みにマットは現在、恋人とLAで暮らしているらしい。
このお喋りに付き合える恋人はツワモノだな。
『クローバーフィールド/HAKAISHA』 ※J.J.エイブラムス インタビュー 本作の本質、捉え方がわかる! ※マット・リーヴス監督 インタビュー 超ウルトラ大ヒント有り!! |
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プロフィール
伊藤一之<♂>
2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。
本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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