16歳で妊娠してしまった女子高生ジュノと、
家族や周りの人々との交流を暖かいタッチで描いた『JUNO/ジュノ』。
『JUNO/ジュノ』 6/14よりシャンテ・シネほか全国にて 配給会社:20世紀フォックス映画 |
本作に主演し、アカデミー主演女優賞の候補にまでなったエレン・ペイジが来日
した。
作品がとても良かったこともあり、取材を猛烈オファーしたところ、
WEB媒体合同取材の一員に漕ぎ付けた。
取材日は連休明けの5月7日。
何故かこの日は取材が立て込んでいてスタッフの手配が回らず、
インタビュアー+動画のカメラマン+スチールのカメラマンと、
伊藤Pが1人3役をこなすことに。
蓄膿症完治前の伊藤Pにとっては、かなり重装備の機材を持って取材現場へ。
媒体数は全部で5つ。
動画のカメラを回すのは伊藤Pだけとのこと。
予定時間よりも早く取材が開始されると聞き、
慌ててセッティング。
とりあえずの準備が済んだ瞬間に、エレン・ペイジが部屋に入って来た。
超小さい。
現在21歳だから少しは大きくなっているのかと思ったら、
成長止まってる?ってぐらい小さい。
下半身はムッチムッチの幼児体系。
“こりゃ、この手のマニアにはたまらないんだろうなぁー”と勝手に想像。
(伊藤P的には全く響かない、と念のため明記しておきます)
着席後、すぐに合同取材がスタート。
他の媒体のインタビュアーは椅子に座っていたのですが、
伊藤Pは動画のカメラを回さなくてはならないので、立ちの状態。
で、カメラなんですけど、逆光だし、ピンマイクもエレンに付けられなかったので、
映像、音声共に気が気じゃない。
そっちばかりに集中してしまい、質問やエレンの発言に注意があまり向かない。
スチール撮影はインタビュー後だから良いけど、
インタビュアーと動画カメラマンを同時に行うのはちょっと無理があったっか・・・
伊藤Pの質問の順番は2番目。
質問すると、普通にコメントするエレン。
質問をした後も、カメラとヘッドフォンに注意が行ってしまう。
質問が他の媒体さんに移った辺りから、カメラへの関心もちょっと落ち着き、
質問とエレンのコメントを意識し始める。
そして、気が付いた。
エレン、めっちゃテンション低くぅぅぅ。
エレンの発言が短いので、サクサクと質問が2巡目に。
そんでもって、伊藤Pの2問目。
「本作に出演して考え方や人生観が変りましたか?」
暫し、沈黙するエレン。
そして、
「Nothing.I'm Sorry.」
合同取材とは複数の媒体が順番に質問をしていく取材形式であり、
当然、質問の数も通常よりも少なくなる。
よって1問、1問が貴重だ。
その貴重な質問が10秒で終わった。
ガァーン・・・・
あんたインタビュアー失格!!
エレン同様、めっちゃテンションが下がった。
駄目な伊藤Pに対して、他の媒体さんの質問は、
「へっー、面白いこと聞くなぁー」
「着眼点が良いなぁー」
と感心するものばかり。
伊藤P、まだまだ修行が足りないと反省。
合同取材は他の媒体さんの質問もオンエアや掲載の際に使用してよいので、
もうこうなったら他の媒体さんの素晴らしい質問を活用させて頂こう!と、
開き直り質問よりもカメラに集中させて頂きました。
しかし、それにしてもエレンのテンションが低い。
サービス精神のかけらもない。
あなた21歳でしょ?
もう少し溌剌とした方が良いでないの?
って思う反面、やっぱり取材される側って大変だよなぁーと同情。
案の定、テンションの低い原因は時差ボケとのこと。
頭回らないし、体力も低下しているのに、
矢継ぎ早に質問されて、それに答えなくてはならない。
しかも記者会見後の取材だったしね。
テンション低くても仕方ないね。
本人も恐縮していた。
それでも一生懸命答えようとしてくれている。
そして、質問タイムが終わり、各媒体の写真撮影。
疲れているけど、少し笑ってくれました。
1人3役をこなし、いつも以上に伊藤Pも疲れた。
そして、伊藤Pの次の仕事はまたインタビューだった・・・
※『JUNO/ジュノ』エレン・ペイジ インタビュー テキスト