6月10日。
『スターシップ・トゥルーパーズ3』(以下『ST3』)に出演した、
ジョニー・リコこと、キャスパー・ヴァン・ディーンの単独インタビューの日。
場所はソニー・ピクチャーズの会議室。
時間は朝10時で、今日最初の取材とのこと。
9時40分ぐらいに現場に着くと、トラブル発生でカメラクルーがまだ到着していない。
暫くするとカメラクルーがやってきて、セッティングを開始した。
会議室前のロビーで待っていると、
ダークスーツに赤に黒い柄の入ったネクタイを締めたリコ大佐が、
エージェントたちと一緒に喋りながらやって来た。
声でかぁ〜
リコ大佐はロビーカウンターに置いてあった、
喋る「アイアンマン」のフィギュアにご執心の様子。
フィギュアのボタンをピコッと押す。
「なんちゃらかんちゃら(英語、聞き取り不能)、アイアンマン」
と喋るフィギュアに向かってリコ大佐は、
「アイム・ジョニー・リコ!!!」
と吠えていた。
朝からテンションたかぁー。
そして、スタッフの話によると、
着用しているネクタイは藤岡弘。さんに貰ったものらしい。
リコ大佐にとって、仮面ライダーは最初のヒーローだったそうな。
そりゃ、本郷猛から貰ったネクタイなら大切だな。
そんな情報収集しているうちに、セッティングが終わり、インタビュー開始。
伊藤P「朝から元気ですね」
リコ大佐「おぉ、ありがとう」
なぜ、ありがとうなのだ・・・・
話が広がらないじゃないか・・・
まぁ、いいや。
気を取り直して、『ST』復帰についてや、
11年ぶりにリコを演じてみての感想などを聞く。
答えは的確で明瞭な感じだが、
通訳さんが日本語訳を返している最中に、
リコ大佐は自慢のネクタイを無言でカメラにアピールしている。
どうやら、ネクタイのエピソードを振って欲しいようだ。
しかし、直ぐには振らずにじらした。
伊藤P「実際に家でゴキブリとか見たら、リコ大佐のように殺しますか?」
リコ大佐「ノー。殺さないよ。昆虫とは共存するべきだ」
など、あまり良い質問とは言えないような質問で盛り上がる。
そして、幾つか質問した後、ネクタイが素敵だというと、
待っていましたと言わんばかりに、
リコ「いやー、藤岡弘。さんから11年前に頂いたんだよぉー。
少年時代沖縄で暮らしていて、仮面ライダーがヒーローだったんだ。
嬉しかったなぁ。
『スリーピー・ホロウ』のプレミアでも締めたんだよ」
藤岡弘。さんから貰ったという話は、既に知っていたから、
伊藤P的には沖縄というワードに食いついた。
リコ大佐のお父さんはアメリカ軍人だったというから、沖縄に駐屯していたってことか?
で、今日も伊藤PはT-SHIRT-YA.COMの服を着ていた。
Tシャツじゃなくて、ポロシャツ。
バックプリントに沖縄のテイストが入っている。
これはインタビューが終わった後に、振ればきっとリコ大佐は食いつくに違いない。
ということで、インタビューが終わり、写真撮影をし、
インタビューのブッキングをしてくれたT女史がファンだというので、
ノリでツーショット写真を撮ってあげた後、
「このポロシャツ、沖縄なんですよ」と、バックプリントをリコ大佐に見せる。
「おぉぉー!グレ〜ト!!オキナワ!!!」と、
狙い通りリコ大佐は大喜び。
頼んでもいないのに、「一緒に写真を撮ろう!」と言われ、
T女史に撮ってもらう。
数枚撮影して、「ありがとうございました」と握手を求めると、、
リコ大佐「おぉー、ノー!後ろを向いてくれ。バックプリントとツーショットだ!」
と、伊藤Pを無理繰り後ろ向きにさせ、撮影を要求。
で、取れたのがコレ。
ということで、妙なテンションな取材でございました。
いやー、朝から疲れたぜ。
大佐!またお目にかかれることを期待しております!
その時はT-SHIRT-YA.COMのTシャツをプレゼントに持って行こう。
でも、もう会うことはないような気がするのは、伊藤Pだけだろうか・・・
『スターシップ・トゥルーパーズ3』 ※キャスパー・ヴァン・ディーン インタビュー 動画 & テキスト |
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プロフィール
伊藤一之<♂>
2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。
本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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