新婚カップルが異国の地・日本で女の霊に脅えるスリラー映画。
『シャッター』 9/6よりお台場シネマメディアージュほか全国にて 配給会社:20世紀フォックス映画 (c) 2008 Twentieth Century Fox.All Rights Reserved. |
まぁ、ホラーなんだけど、スピリチュアル・スリラーなんだてさ。。。
『呪怨』シリーズのプロデューサーとして日本以上に、世界にその名を轟かせた一瀬隆重が、
日本でも公開されたタイのホラー映画『心霊写真』をハリウッド資本でリメイク。
監督は『催眠』、『感染』の落合正幸で、これがハリウッド・デビュー作となる。
『心霊写真』はタイでは大ヒットしたけど、
タイ文化を海外の人たちが理解出来なかったからか、他国ではヒットしなかった。
だから万国受けする様に、作り直したというわけだ。
でもタイ的な要素を削ぎ落としたことにより、かえって普通になってしまった。
『心霊写真』は、
“タイでもホラー作られてるんだ〜、オカマのバレーボールやトニー・ジャーだけじゃないんだー”って、
ちょっと興味深く見ることが出来たんだけどね。
落合正幸監督は手堅くまとめているんだけど、余りにオーソドックス過ぎ。
まるで怖くないのもちょっと残念だ。
冒頭とケツ以外、オール日本ロケだけど、
それは既に一瀬さん自身が、『THE JUON/呪怨』でやっていることなんで、
これといって新鮮味はない。
ではこの作品の見所は何かと言えば、やはり新婚さんをびびらせる女を演じた奥菜恵でしょう。
『犬神家の一族』で、ちょっとあっちの世界に行ってしまった女性を演じていたので、
さほど驚きはしなかったけど、まぁ、インパクトがあるにはある。
昔からの奥菜ファンにとっては、舌をベロベロ〜とか、
目をひん剥いてギロギロ〜とかやっている姿を見るのは悲しいかもしれないけど、
そういう役をやるには勇気がいると思うんだ。
ファンなら応援してあげましょう。
このところマイナスな話題が先行していたので、この作品が新たなステップになるといいのだが。
因みに伊藤Pは別にファンではありません。
※『シャッター』 奥菜恵 インタビュー 動画 & テキスト
あと、『シャッター』のブログパーツが面白いので、掲載してみました。
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奥菜恵さんもブログで絶賛しておりました。