![]() 9/20よりテアトル新宿ほか全国にて 配給会社:東京テアトル、オフィス北野 (C)2008『アキレスと亀』製作委員会 |
北野武という著名であり、常に注目されている監督の新作なだけに、
いろいろと意見も出てくる作品だと思いますが、個人的にはとても好きですね。
裕福な家庭に生まれた真知寿は、少年期から画家になることを夢見る。
しかし、突然家庭が崩壊し両親も自殺。
ひとりぼっちになった真知寿は、画家になることだけを志して、
日々暮らしていく。
青年になった真知寿は、彼の絵に対する一途の思いに心を打たれた幸子と結ばれる。
しかし、真知寿は一向に芽が出ず、二人の行動は次第にエスカレートしていき・・・
前作『監督・バンザイ!』の時に、
北野武監督にインタビューするという大変レアな経験をさせて貰ったのですが、
その時に北野監督は下記の様に述べていた。
「『TAKESHIS’』で自分の役者としてのキャリアを壊して、
今回は監督のキャリアを壊すことにした。
次は“映画”を壊すことをやりたいと思っている」
『アキレスと亀』のオチに関係してくるので、
詳しくは語れないけど、有言実行である。
ちゅうか、この作品を語る上でネタバレ含まずに深堀りするのはとても難しいな。
ネタバレしちゃっていいかな?
いいとも!(寒・・・)
ということで、以降、【裏部屋】『アキレスと亀』に続く。