今日は取材が二つありました。
『ボディ・ジャック』 高橋和也さん。
10/25よりキネカ大森にて 配給会社:太秦 |
『初恋の想い出』 フォ・ジェンチイ監督(『山の郵便配達』)。
10/4より渋谷シアターTSUTAYAほか全国にて順次公開 配給会社:ブロードメディア・スタジオ |
高橋さんは伊藤Pがインタビュアーなのですが、
フォ・ジェンチイ監督は、中国映画が得意であり、
何度もフォ・ジェンチイ監督にインタビューをしているライターKさんにお願いした。
誰もGyaO「最新映画ナビ」のスタッフが同席しないのはまずいので、
取材をブッキングした伊藤Pが立ち会うことに。
取材スケジュールは下記の通り。
■『ボディ・ジャック』高橋和也
都内某所(最寄り駅・小田急線代々木八幡駅)
12:45 取材現場入り
13:00 インタビュー
13:30 終了
■『初恋の想い出』フォ・ジェンチイ監督
都内某所(最寄り駅・有楽町線&大江戸線月島駅)
14:45 取材現場入り
15:00 インタビュー
15:30 終了
代々木八幡から月島というそこそこ大移動だし、
ちょっとタイトなスケジュールだ。
さて、まずは『ボディ・ジャック』。
高橋和也といえば、元・男闘呼組。
元・男闘呼組といえば、前田耕陽。
前田耕陽の前の奥さんといえば、中村由真。
現在LAで子育てに励んでいる中村由真さんですが、
そのお父さんが営んでいた飲食店が、伊藤Pの自宅近くにあり、
何度か通ったことがある。
現在は閉店してしまったのですが、行けば由真パパと音楽談義をしたりした。
そんなこんなで変な縁がある男闘呼組ですが、
男闘呼組を知らないという20代前半の女性スタッフEをカメラマンとして従えて、
取材現場に向かった。
悲しいねぇ〜、ゼネレーションギャップ・・・
乃木坂駅で千代田線に乗る。
スタッフE「伊藤さん、このあとも取材あるんですか?」
伊藤P 「そうなんだよ。しかも月島なんだ」
スタッフE「それはちょっと距離ありますね」
伊藤P 「だからさ、どこで昼飯食おうかなぁーって」
スタッフE「月島でしょう」
伊藤P 「やっぱりそうだよね。代々木八幡、なんもなさそうだよね。
月島といえばもんじゃだけど、昼真っからもんじゃはないよねぇ
まぁ、いけばなんかあるでしょう。」
などという会話をしているうちに、代々木上原に着き、小田急に乗り換え、
代々木八幡駅に到着。
土地勘がないうえ、取材の場所も判り難いと言われていたので、
予めグーグルマップのストリートビューでチェックしておいた。
いやー、凄いね、グーグルマップ。
全く迷わずに取材現場に到着した。
そして、高橋和也さんにインタビュー。
夫婦・家族再生がテーマでもある『ボディ・ジャック』。
子供が6人もいる高橋和也さんなので、必然的に家族の話になる。
これが結構いい話だったりして、共感してしまった。
これと言ってブログネタになるような出来事もなく、
無難に取材終了。
スタッフEによる写真撮影の間、高橋さんのマネージャーさんと、
『ハッシュ』の高橋さんの演技が良かった。
『歩いても 歩いても』も良かったか。
樹木希林さんの演技なんて鳥肌級ですよねぇ。
といった会話を交わした後、お暇することに。
「ありがとうございました」とお礼を言って外に出ると、
目を引く格好をした男性が伊藤Pたちの前を通り過ぎた。
内田裕也さんだった。
樹木希林さんの話をしたばかりだったので、
あまりにタイムリーさに驚いた。
来た道を戻り、千代田線車中でスタッフEとラーメンの話をした。
猛烈にラーメンが食べたくなる。
月島散策がてら、ラーメン屋に行こうと決める。
月島のラーメン屋なんて知らないけど、一軒ぐらいあるだろう。
帰社するスタッフEは乃木坂駅で下車、
伊藤Pはそのまま日比谷駅まで行って、有楽町線で月島まで行くことに。
時計を見ると、14:00だった。
月島に着くのは大体14:20だろう。
ランチタイムは25分ぐらい見込める。
余裕だろう。
そして、月島駅に到着。
7番出口から地上に出ると目の前は、もんじゃ焼きで有名な月島西仲通り商店街。
時計を見ると14:20。
商店街を少し行くと、西仲通り商店街の案内板が。
案内板を確認すると少し行ったところに「ラーメン 将」という店が。
ざっと見るも、他にラーメン屋はなさそうだし、
時間もないので即決して、「将」を目指す。
「将」以外にもなんか良い店があったらという思いで、
商店街のお店を見ると、「もんじゃ」「もんじゃ」「もんじゃ」「もんじゃ」・・・
右も左も「もんじゃ」だらけ。
こんなに「もんじゃ」だらけだったら、競合しまくりだ。
逆に大丈夫なのかと思いながら突き進むと、前方に「ラーメン 将」の看板が。
「おっ!あった、あった」と店の前に行くと、
「準備中」
ガァーーーーーーーーン・・・・
商店街の先を見渡すと商店街も終わりのようで、他に店もなさそう。
時計を見ると14:25過ぎ。
踵を返し、商店街を逆走。
しかし、ここまであったのは「もんじゃ」だけ。
流石に「もんじゃ」を15分〜20分で食べるってのはないだろう・・・
商店街の途中まで戻ったところで、思い切って晴海通りへと出てみた。
目の前にジョナサンがあるが、オーダーして出てくるまでの時間を考え即却下。
左右を見ると「ほっともっと」、「オリジン弁当」。
弁当屋はいらん!!吉牛はないのか!?
富士そばはないのか!!!
晴海通りを月島駅方面に向かって歩く。
ない、ない、ない、ない、ない!
なんにもない!!!
完全に月島難民だ。
こんなことだったら代々木八幡で食べればよかった。
駅前にあったよなぁ・・・「ラーメン 餃子 天下」って看板・・・
ひもじいよぉぉ。
結局、有楽町線7番出口の前に戻って来てしまった伊藤P。
空腹という絶望感に打ちひしがれ、ため息をつきながら振り返ると、
そ、そこには・・・
マクドナルド
迷うことなくマックに入り、月見バーガーとチキンナゲット(マスタード)をオーダー。
1階席、角の窓際に座る。
時計を見ると14:40。
月島に来てマックかよぉぉぉ・・・
しかも5分で食べろってかぁ・・・
と寂しい思いを抱きつつ、月見バーガーをほうばっていると、
幼女を後部座席に乗せた自転車が信号待ちで目の前に停まった。
ジィィィィィと伊藤Pのことを見つめる幼女。
どう反応して良いか判らず、ぎこちない顔を返す伊藤P。
それでもジィィィィと見つめる幼女。
作り笑いをしながら手を振ると、プイッと顔を背けた。
そして、信号が青になり自転車発車。
苦笑いをしながら月見バーガーを口の中に入れたよ・・・
噛むというより、飲む込むように月見バーガーとナゲットを平らげ、
取材現場へと向かった。
取材現場に到着すると程なく、ライターKさんもやって来た。
オンタイムで取材が始まる。
流石はKさん。伊藤Pだったら思いつかないような質問を監督に投げかける。
やっぱり、作品のテイストにあった人がインタビューした方が良いんだなぁ〜と思う。
取材が終わり、月島駅に向かっているとKさんが、
「時間ある?ちょっとお茶でもしない?」と言ってきた。
伊藤P 「でも、この辺、なんもないっすよ」
Kさん 「うん、じゃあ、そこのマックで」
1時間前に居たマックに、再び足を踏み入れる伊藤Pであった・・・
で、今HPで知ったのですが、「ラーメン将」の先をちょっと行ったところに、
「ラーメンかしわや」があった・・・