11/1よりシネクイントほか全国にて 配給会社:アスミック・エース エンタテインメント (C)2008『ハンサム★スーツ』製作委員会 |
まず塚地武雅(ドランクドラゴン)が特殊なスーツを着たら、
谷原章介になるというアイデアを思い付くだけでも凄いのに、
本当に映画にしちゃうんだからね。。。
現実離れした内容なだけに、リアルさよりも、ポップさを強調していて、
ベタで、カラフル。
ノリ的には80年代のテレビのコメディ・ドラマな感じ。
しかしながら、この手の作品は大人し過ぎるとつまらないし、
あまりやり過ぎてもスベる危険性が高くなるんで、極めて匙加減が難しい。
なので、そのバランス感に注目していたんだけど、
ギリギリのラインを保っており、それほど鼻につくようなことはなかった。
この馬鹿ばかしさが、嫌味にならない演出、演技って本当に難しいと思うのよ。
ここを失敗すると、映画そのものが失敗になってしまう。
人は外見じゃなくて中身というどこにでもあるようなテーマだし、
話の筋だって想定内なんだけど、
そのデメリットを設定とキャラクターの面白さが補っていて、
飽きずに見ることが出来た。
心に何かが残るとか、感動したとかはなかったけど、
作り手が観客を楽しませようとしている思いは伝わってくる。
そのサービス精神からか、細かいところにネタが仕込まれているんだけど、
映画を沢山見ている感のいい人なら、
そのネタがどう回収されるのかなんとなくわかるでしょう。
で、伊藤Pもかなり早い段階で、こうだろって読んでいたんだけど・・・
悔しい・・・
ヒットで1塁まで走ったら、中継にミスがあって、一気に2塁を狙うも、
結局、2塁は間に合わずアウトになってしまった。
そんな感じだ。(全然、判らないって?)
↑これが噂のハンサムスーツ!!
※『ハンサム★スーツ』塚地武雅(ドランクドラゴン) インタビュー テキスト
コメント (1)
ハンサムス−ツの再放送を観たいです。谷原さんの演技力、最高です❣️🙂
投稿者: じゅんこ | 2022年07月06日 00:19