前回に引き続き、取材記。
今回は『252−生存者あり−』の伊藤英明さんと内野聖陽さん。
『252−生存者あり−』 12/6よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国にて 配給会社:ワーナー・ブラザース映画 (C)2008「252」製作委員会 |
伊藤英明さんは、『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』の時に別のスタッフがインタビューしていたし、
『海猿 ウミザル』シリーズの宣伝の際、テレビで露出していたのを何度か見ていたので、
なんとなくこんな方だろうという予測が出来た。
一方、内野聖陽さんに関しては、
トーク番組とかバラエティ番組に出演しているのを見たことがなく、
まったく未知数だった。
『252−生存者あり−』では、厳ついハイパーレスキュー隊の隊長を熱演していて、
そのイメージからちょっと怖いんじゃないかと想像していた。
そんな勝手な思いを抱きながら取材に挑んだ。
まず取材部屋に「よろしくお願いします」といいながら、
颯爽と伊藤英明さんが入って来た。
背が高くてやはりハンサムだ。
続いてややあってから内野聖陽さんが姿を現し、取材部屋に入るなり立ち止まって、
「よろしくお願いします」と軽く頭を下げて挨拶をした。
この行為は、内野聖陽さんの人柄を如実に表しているのでは?と瞬間的に感じた。
着席後、どこそこの媒体で取り上げさせて頂きますと伝えると、
伊藤英明さんが「ありがとうございます」とお礼を言ってくれた。
そして、「伊藤です」と自己紹介すると、
伊藤英明さんが「伊藤です」といい、
続いて内野聖陽さんも「伊藤です」と、ハニカミながらギャグをかました。
普通だったら、オヤジギャグになりかねないんだけど、
ちょっと照れた感じで「伊藤です」という内野聖陽さんが、失礼ながらお茶目に見えたし、
映画の時と余りにも違うんで、その落差に良い意味で驚いた。
お陰で場が和み、伊藤Pもかなりほぐれた。
お二方とも質問の意図を汲み取ってくれて、的確かつ簡潔に答えてくれたし、
話を振り合ってもくれたので、とてもやり易いインタビューだった。
印象としては、劇中同様、兄弟みたいだった。
どちらかと言うと内野聖陽さんが、取材をリードしてくれた感じ。
伊藤英明さんはイメージした通りだったんだけど、
本当に内野聖陽さんは覆えったな。
『252−生存者あり−』では苦悩して、しかめっ面ばかりだったから、
笑顔を振り撒く実物の内野さんを間近で見て、
「あれ、こんな顔だったっけ?」って思ってしまったぐらいだよ。
それだけ役に入ってたってことなんだろうなぁ。
こう言っちゃなんだが、映画ではおじさんぽかったんだけど、若いっす。
40歳には見えません。
でも大人の色気もちゃんと醸し出して、ダンディズムも感じたね。
こうやって書くと伊藤英明さんと比較になり、
まるで伊藤英明さんがダメなように感じさせてしまうかもしれないけど、
そんなことはまるでない。
伊藤Pの他愛無い質問には、白い歯を出して笑ってくれた。
この笑顔で今まで何人の女性を殺してきたんだろうか?
最後にカメラマンが写真撮影をした際も、
お二方とも笑顔や凛々しい顔など様々な表情をしてくれた。
伊藤Pがインタビューし易いと感じたように、
カメラマンも後で撮影し易かったと言っていた。
今回、単独インタビューだったうえ、CSGyaOの番組でも放送するので、
久しぶりにテレビカメラもありという取材だった。
最近、単独取材の有り難味を感じていたので、
気持ち良く仕事が出来て本当によかった。
自分のペースで取材に流れを作れたというのもあるけど、
やはり伊藤英明さん、内野聖陽さんのお陰だな。
ありがとうございました。
※伊藤英明&内野聖陽 インタビュー テキスト