さて、さていよいよ2008年も終わりですね。
毎年恒例の振り返りです。
今年は、洋画と邦画をバランス良く見たので、
【洋画編】と【邦画編】に分けます。
まずは【洋画編】
【ベスト5(洋画)】
今年の洋画で良かったと思う作品は、
ちょっと甲乙付けがたく、1位〜5位まで同位です。
■『ジェシー・ジェームズの暗殺』
(C)2007 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
→ 本編ではなくエンドロールで涙した初の作品。
興行的には捨て駒にされて悲惨な結果に・・・
■『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
→ 全てにおいて一級の仕事っぷりが堪能できる作品。
■『ダークナイト』
→ こんなに素晴らしい映画が日本ではコケてしまう。
日本の映画興行界における洋画の未来の暗雲を再確認した作品。
■『アイアンマン』
(C)2008 MVLFFLLC. TM & (C) 2008 Marvel Entertainment. All Rights Reserved.
→ ひたすらダークに突き進む『ダークナイト』も良いけど、
やっぱりヒーローものは爽快さも必要と感じた作品。
■『アクロス・ザ・ユニバース』
→ 鑑賞後の高揚感は今年ナンバー1。誰かにこの映画を伝えたくなった。
その後、宣伝担当の方に超長い感想メールを送付した。テイモアは天才だ。
【最優秀主演男優賞】
■『ウォンテッド』:ジェームズ・マカヴォイ
(C) 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
→ アクション映画にアクションから最も程遠い役者をキャスティング。
【最優秀主演女優賞】
■『ファニー・ゲームU.S.A.』:ナオミ・ワッツ
(C) 2007 Celluloid Dreams Productions - Halcyon Pictures -
Tartan Films -X Filme International
→ 今更ながら凄い人だと思う。本作で見せた女優魂はずっと記憶に残るだろう。
【最優秀監督賞】
■『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 :ポール・トーマス・アンダーソン
(C)2007 by PARAMOUNT VANTAGE, a Division of PARAMOUNT PICTURES
and MIRAMAX FILM CORP. All Rights Reserved.
→ オスカーは獲れずとも、伊藤P賞を差し上げよう!←いらねぇーよ!って。
【最優秀アクション賞】
■『ウォンテッド』
(C) 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
→ 荒唐無稽アクションという点では、『マトリックス』以来のカッコ良さだった。
ベスト5に入れても良い位なのだが、バランスを取ってアクション賞を授与。
【最優秀二丁拳銃賞】
■『ウォンテッド』
(C) 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
→ 『ホット・ファズ』、『ヒットマン』、『シューテム・アップ』と、
今年は二丁拳銃イヤーでどれも良かったが、マカヴォイが群を抜いてステキすぎた。
【最優秀カースタント賞】
■『デス・レース』
(C) 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
→ 『ウォンテッド』もかなりグッドだけど賞を取り過ぎなので、こちらに。
本物のスタントと言った意味では、『ウォンテッド』よりも素晴らしい。
【最優秀スカッと爽快で賞】
■『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』
(C)2006 Universal Pictures International. ALL RIGHTS RESERVED.
→ ラストの銃撃戦は久しぶりにシビレまくって感涙した。
『ウォンテッド』がなければ【最優秀アクション賞】だった。
【最優秀バイオレンス賞】
■『裏切りの闇で眠れ』
→ 『ホステル』も真っ青な拷問に『アンダルシアの犬』が加わり、ケツの穴にバッド!
女をバシバシ叩きながらやりまくる!!フランス映画は凄いぞ!!
【最優秀編集賞】
■『アメリカン・ギャングスター』&『ワールド・オブ・ライズ』:ピエトロ・スカリア
→ 流石、リドリー組のスカリア。映画は編集で決まる。
【最優秀撮影賞】
■『つぐない』 :シーマス・マッガーヴェイ
→ 美しいさと残酷さを切り取った映像が素晴らしい。
そして、大好きな長回しまでも堪能させてくれた。
【最優秀貢献賞】
■『クローバーフィールソ/HAKAISHA』
(C)2008 Paramount Pictures. All rights reserved.
→ 【伊藤Pの部屋】のアクセス数を飛躍的に上げてくれた大感謝の一本。
取材から映画を読み解くヒントを聞き出し、それが反映出来たのも良かった。
【最優秀復活賞】
■『ランボー 最後の戦場』:シルベスター・スタローン
→ なんで今更『ランボー』という疑問を力でねじ伏せたスライの根性に敬服。
【最優秀ドキュメンタリー映画賞】
■『グローバル・メタル』
→ やっぱりメタルは良いよねぇー。って、今年ドキュメンタリー映画これしか見てない・・・
【最優秀バカで賞】
■『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』
→ 最高だったね。冒頭から笑いっぱなしだったよ。
伊藤Pもチ○コ鍛えようかなぁ〜。
【最優秀後味悪いで賞】
■『ミスト』
(C)2007 The Weinstein Company.All rights reserved.
→ 上映終了後の重々しい静けさは『ユナイテッド93』以上だった。
【最優秀主題歌賞】
■『燃えよ!ピンポン』:「Rock Of Ages」デフ・レパード
→デフ・レパード愛に満ちた作品だった。
エンドロールでは「Pour Some Sugar On Me」にのって、クリストファー・ウォーケンがダンスする!
【最優秀取材賞】
■『ドラゴン・キングダム』:ジャッキー・チェン
→ 念願かなった取材。ジャッキーが取材できたら悔いはない。
といいつつ、未だに取材をしている自分がいる・・・
【最優秀美脚賞】
■『ヒットマン』 :オルガ・キュリレンコ
(c) 2007 Twentieth Century Fox
→ 美脚王国ウクライナから現れた刺客。
こんなもんかなぁーって思っていたら、オスカー受賞作『ノーカントリー』が完全スルー。
ということで、
【最優秀不気味賞】
『ノーカントリー』:ハビエル・バルデム