5月16日よりシネクイントほか全国にて順次公開 配給会社:ギャガ・コミュニケーションズ (C) 2009『鈍獣』製作委員会 |
グループ会社のギャガ配給作品だし、
ずっと見そびれていた中、宣伝担当の方から是非!と言われて拝見したのですが・・・
申し訳ない・・・厳しかったっす。
(逆パブすまぬ・・・)
浅野忠信、北村一輝、真木よう子、
ユースケ・サンタマリアというキャスティングだけでも期待しちゃううえ、
脚本は宮藤官九郎だよ。
どうしちまったんだいクドカン!?
久石譲のミニマル・ミュージックの如く、同じ様な展開の連続で飽きる。
オチも読めるというか、そもそもオチなのかな?
一向に先に進まない物語に対するなんとも言えないイライラ感。
役者が揃っているのにも関わらず、いまひとつスウイングしないイライラ感。
これどっかで感じたことあるなぁ・・・
あっ、『鮫肌男と桃尻女』鑑賞後に、期待大で見た『PARTY7』だ!
出演、浅野忠信じゃんか・・・
やっちゃった感が漂うとことか同じ感覚だ。
ギャグも冴えず、恐らく笑いどころであろうシーンが数回あったけど、
満席の試写室は静寂に包まれていた。
収穫は南野陽子かな。
アイドル時代結構好きで、ニッポン放送の日曜ド深夜「ナンノこれしきっ!」とかよく聴いていた。
そのため月曜日の授業中にいつも睡魔君が“こんにちわ!”って。
『はいからさんが通る』も映画館へ見に行った。
共演の阿部寛は、まだモデルが本業で演技方面に進むのに二の脚を踏んでいたんだけど、
ナンノのファンということでオファーを受けたってテレビで言っていた。
今の阿部寛があるのは南野陽子のお陰なんだな。
話が逸れたが、今回バカな女役で本人とはかけ離れた役柄だったけど、
かなりはまっていた。
今後もいろんな役をやって、どんどん演技の幅を広げて欲しいな。
あらすじ書くのも億劫なぐらいどうしようなくて、
中身にも触れず南野陽子の話を中心に展開したけれども、
この手の作品は本当に難しいね。
本作の宣伝コピーは、
「一度はまったら抜けられない、鈍獣ワールドへようこそ!!」だ。
確かに抜け出せなかったよ・・・。