先日、SANYOのデジタルムービーカメラXacti DMX-HD800をゲットした。
今までムービーカメラは、
2005年に購入した光学式手ブレ補正機能を搭載したCanonnのFV-M30を使用していた。
録画メディアはDVテープ。
この頃からDVDに録画するタイプのムービーカメラは発売されていたけど、
ちょっと高かったし、編集はMacのファイナルカットですれば良いという判断の元、
DVテープに記録するタイプのカメラにした。
それでも結構高くて、確か8万円ぐらいしたかな。
その後、ムービーカメラはハードディスク内臓型の機種や、
ハイビジョン対応のカメラが登場した。
ということを知ってはいたが、実際にXactiを手にし、
ムービーカメラがたった4年間で目覚しい進化を遂げていることを実感した。
まず、軽い。
本体の重量たったの195g。
「日清 どんぶりの達人 カツ丼の具 1人前」と同じ重さだ。
そして、小さい。
商品のスペックをみると体積約171cc。
イメージし難いかもしれないけど、本当にポケットサイズでコンパクト。
ちょっと大き目のデジタルスチールカメラと同じぐらいのサイズ。
こんな小型・軽量で動画が撮れるのか?
撮れちゃうんだよねぇ。
しかもハイビジョンサイズ(1280×720ピクセル)。
まぁ、うちのテレビまだブラウン管だけどさ・・・
それから4GBのSDメモリーカードで1時間弱の動画が撮れる。
32GB SDHCメモリーカードだったら約7時間41分も撮影可能だそーで・・・
32GBのSDカードは1万円ぐらいするから、ちょっと手が出ないけど、
とりあえずは4Gでも十分だ。
撮って直ぐに不要な箇所を簡単に削除出来るし、
映像と映像を繋ぐ事も可能。
カメラだけで簡単な編集が出来るわけだが、
更にPCに付属の編集ソフト「Adobe Premiere Elements 4.0」をインストールして、
撮った映像を取り込めば、テロップや音楽を追加出来る。
エフェクト機能もついている。
で、さっさとDVDに焼いちまえば良いのだ。
まだやっていないからどれほどの作業量なのか分からないけど、
ブログ等、インターネット上へのUPも簡単に行えるらしい。
うーん、凄いなぁ〜。
ということで、何か【伊藤Pの部屋】でもオリジナル動画を掲載しようと考えた。
被写体として直ぐに思い浮かんだのが、盟友であるナレーターの佐藤朝問。
この男、映画のワンシーンを形態模写するのが得意。
レパートリーも中々豊富で、
・『エイリアン2』のマザーエイリアンVSパワー・ローダーを操るリプリー
・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の時計台の前でマーティを待つドク
・『グーニーズ』のスロースとチャンク
・『コップランド』(日本語吹替え版)の耳が聴こえなくなったスタローンの雄叫び
・『コブラ』のナイトスラッシャー(悪役)の登場シーン
・『コブラ』(日本語吹替え版)のダイナーにおけるスライとブリジット・ニールセンの会話。
・『トップガン』の戦闘機を操縦中のトム・クルーズ
・『ロッキー3』(日本語吹替え版)ラストのロッキーとアポロの会話
などがある。
世代感がバリバリ漂うんで、分からない人には全く響かないだろうけど、
佐藤朝問と伊藤Pは同い年んだんで、ドンピシャなんだよね。
たまに収録スタジオで佐藤朝問が、上記の形態模写をやってくれるんだけど、
これがメッチャ面白い。
体系(デップリ)も格好(メタルティシャツ)も似ているおり、
「お前は日本のジャック・ブラックになれる!」ってことで、
撮り方、見せ方次第では、GyaOとかでも十分通用するコンテンツになるんじゃないか?
と以前から思っていた。
ということで、早速、
スタジオで特に我々がやることのない時間帯であるミキシング作業の時間を利用して、
形態模写レパートリーの中でも特にハイクォリティーの『エイリアン2』をやってもらい、
持って行ったXactiでその模様をシュートした。
うーん、やっぱり面白い。
「ねぇねぇ、朝ちゃん、これ【伊藤Pの部屋】にあげて良い?」と尋ねると、
「えっ、ダメですよ」とつれない返事。
「そんなこと言わないでさぁー。載せて良いでしょ」
「ダメですよ。ダメ」
「恥ずかしいわけ?大丈夫だよ。ウケるよ」
「だからダメですって」
と、どんなに煽てても頑なに固辞されてしまった。
理由を聞いて(佐藤朝問はフリーじゃない)、
まぁ、納得は出来たんだけど、残念だ・・・
そして、その後、【伊藤Pの部屋】にマッチするような、
つまり映画と関連付けが出来そうなオリジナル動画が全く思い浮かばない・・・
Xactiは防水ということで、
映画と関係ないが「伊豆の海にでも潜って魚でも撮影するか?」とも思ったんだけど、
調べたら、生憎とDMX-HD800は防水仕様じゃないことが判明した。
(防水なのはDMX-CA9、DMX-WH1など)
ショートフィルムを作るほどの時間も根気もないしなぁ〜。
困ったぞ。
なんか良いアイディアないかなぁー。
と思いつつ、無駄に時間が過ぎていくのでした。