前々回の洋画ベスト、前回の邦画ベストに引き続きまして、
2009年のワースト作品の発表です。
【洋画ワースト3】
1位:『ラスト・ブラッド』
物語のつまらなさはもちろん、技術的な部分もいかがなモノかと・・・。
上映中、ガムをクチャクチャ噛む男と身体を掻きむしるオッサンが両隣にいるし、
更には携帯を何度も見るバカな女がいたのも手伝って、印象益々悪し。
チョン・ジヒョンの努力が全く報われていないのもまた悲しい・・・。
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2位:『DRAGONBALL EVOLUTION』
恐らく世の中の多くの方々が、洋画ワースト1位に選ぶであろう本作。
映画の出来は予想通りだったんだけど、それ以前に存在すら忘却されてしまった。
ファンにそっぽを向かれ、ファン以外の人には興味さえ持たれない。
失敗作という言葉がこれ程ピッタリくる作品は久しぶりだ。
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3位:『ヘルライド』
汚いオッサンたちが繰り広げる、辻褄の合わない果し合い。
せっかくさ、映画作れる機会を与えられたんだから、もっとそれを大切にして欲しいよね。
世の中、映画撮りたくたって取れない才能ある人たちがたくさんいるんだから。
上映時間が短いのが救いだった。
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【洋画ワースト3】
1位:『BALLAD 名もなき恋のうた』
いろんな意味で残念な映画。
元々期待しちゃいない。にも関わらずそれ以下の出来。
こうなって欲しくないという危惧が、そのまま目の前に提示された。
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2位:『鈍獣』
同じ展開を延々と見せられる拷問映画。
魅力的なキャストが揃っているのに、もったいない。
ワンガリ・マータイさんに怒られるぞ。
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3位:『曲がれ!スプーン』
たるいテンポと大げさな芝居。映画にする意味も感じない。
あれだけキャンペーンに頑張っていた長澤まさみが哀れに思える。
そもそも長澤まさみを綺麗に、そして、可愛く撮っていないのも頂けない。
<総評>
2009年は【裏部屋】が極端に少ない年だった。
【裏部屋】クラスの作品はゴロゴロあったんだけど、ついつい慈悲をかけてしまった。
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【ワースト主演男優賞】
■『ヘルライド』:ラリー・ビショップ
汚いだけでまるで魅力を感じないオッサン俳優。
ナルシストなんだろうけど、それがまた滑稽で・・・。
むさいけどかっこよく見える俳優さんはたくさんいる。
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【ワースト主演女優賞】
■『レイン・フォール/雨の牙』:長谷川京子
『愛の流刑地』よりはまだマシだったけど、相変わらずのクラッシャーぶりを発揮。
まぁ、その壊しっぷりが見所だったりするんだけどね。
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【ワースト監督賞】
■『BALLAD 名もなき恋のうた』:山崎貴
オリジナルが好きだという割には、リスペクトをしているようには見えない。
キャラクター造形、ラブストーリー、合戦シーンどれもが中途半端。
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【ワースト助演男優賞】
■『DRAGONBALL EVOLUTION』チョウ・ユンファ
『レッドクリフ』に出ていれば良かったものを・・・。
より高額なギャラを求めて盟友の渾身作への出演を蹴ったことまでが知れ渡り、
株を完全に下げてしまいました。
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【ワースト助演女優賞】
■該当者無し
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【ワースト映画ニュース賞】
■ムービーアイ他、映画会社の倒産