早いものでもう2010年も4月を迎えました。
この【伊藤Pの部屋】も8年目に突入。
思い返せばこの8年間、様々なことがありました。
【伊藤Pの部屋】が始まった頃は、
「カミングスーンTV」というチャンネル名で、
24時間映画情報を放送している局でしたが、
2006年に「シーエスGyaO」にチャンネル名称を変更し、
総合エンターテインメントチャンネルへと生まれ変わった。
番組の内容変更に伴い、
映画情報の事業はWEBに特化した形で展開していくことなり、
伊藤Pもこの時点で、放送からWEB担当に異動となった。
母体も配給会社のギャガ・コミュニケーションズ(現ギャガ)の子会社から、
USENの子会社となり、2007年には遂にUSEN本体に組み込まれるに至った。
映画宣伝マンから「カミングスーンTV」に転職して今年で10年。
一度も会社を辞めていないのに気付けば4回も社名が変わっていた。
そして、このブログで触れることはありませんでしたが、
実は2月26日(金)に5度目の社名変更が。
なんとUSENの子会社UCXの一部署であった「シーエスGyaO事業部」が、
名古屋テレビ(メ〜テレ)に事業譲渡!
名古屋テレビネクスト株式会社という新しい会社が設立され、
この新会社でCS放送事業と映画情報事業をやることに。
ということで、伊藤Pはメ〜テレグループの一員となり、
名古屋テレビネクストにて、
引き続きWEBを中心に映画情報の配信を行っていくこととなりました。
まさかまさかのメ〜テレ。
USENに移った時以上のインパクト。
勿論、いい意味で。
そして、昨日4月1日(木)にメ〜テレの入社式がありまして、
名古屋テレビネクストの代表取締役社長、伊藤P、スタッフ・ワカの3名が、
社を代表して式に出席することに。
前置きが長くなりましたが、以下、名古屋旅行記です。
入社式は10:00ということで、
5時半に起床し、7時20分東京発の東海道新幹線にワカと一緒に乗り、
いざ、名古屋へ。
9時過ぎに名古屋着。
土地勘がないので社長と合流し、名古屋テレビへと向かう。
JRと地下鉄を乗り継ぎ、
東別院という駅で下車。
地上に出ると目の前にメ〜テレが。
ビルやテレビ塔にはメ〜テレのイメージキャラクターであるウルフィが。
可愛いぞ、ウルフィ。
1Fの受付で入館証を受け取り、
まずはメ〜テレの社長や役員クラスの方々と挨拶を交わす。
プチ緊張後、いよいよ入社式に。
全部で20名弱ぐらい新入社員がいたのですが、
フレッシュな一団の中に36歳のオッサンが一人。
(ワカは26歳)
「お前、どう見ても新卒じゃねぇーだろう」ってな感じで、
多分、相当浮いていたに違いない・・・。
こういう場合は開き直るのが一番だ。
メ〜テレ、名古屋テレビネクストの社長の挨拶に続き、
新入社員の名前と所属先が発表され、
新卒の方々が、「ハイ」と返事をし、起立して一礼していく。
伊藤Pはケツから3番目。
若い人たちが続いた後、満を持してオッサン登場ということで、
比較的大きなインパクトを与えたはずだ。
入社式が終わると2012年4月1日がメ〜テレ50周年ということで、
50周年に向けての式典が執り行われた。
我武者羅應援團(がむしゃらおうえんだん)というパフォーマンス集団が現れ、
デカイ声で“フレ〜!フレ〜!メェェェテレ!”とエールを贈る。
一番前に座っていたため、かなりの至近距離で鑑賞することとなり、
ツバが飛んできそうでヒヤヒヤした。
しかも団員の人が目線を合わせてくるので、
目のやり場に困ってしまった。
この我武者羅應援團の一人が、
大学・社会人時代に名古屋で暮らしている時期があり、
毎朝メ〜テレの番組を見て元気をもらったというちょっと泣けるエピソードを披露。
良い話だ。
入社式、50周年に向けての式典は、約1時間半で終了し、
その後はメ〜テレのYさんにメ〜テレ内を案内してもらった。
流石、地上波なだけあって、
従業員の数も半端じゃないし、
スタジオ、編集室、MAルーム、サブ、控え室、コントロールルーム、中継車、
サーバールームなど、設備は充実しているし、規模もでかい。
丁度、生放送のニュース番組の現場を見学させて頂いたのですが、
やっぱりピリッとしていた。
映画宣伝マン時代、伊藤Pは電波担当だったので、
テレビ局にはよく出入りしていたんだけど、
ここ最近は、テレビ局の中に入る機会は皆無に等しかった。
久しぶりに地上波テレビ局の内部を見て、
改めてその凄さを思い知った次第。
見学の際、メ〜テレのスタッフの方々と挨拶を交わしたんだけど、
みなさん温かく向かい入れてくれた。
そして、アッという間にお昼の時間になり、
Yさんと同じ部署のTさんと一緒にランチを食べに行った。
行った先はロシア料理のパルシカ金山。
ランチメニューはあんかけパスタ。
※携帯カメラで撮影
東京ではあんかけパスタはあまり見かけないが、
名古屋は当たり前のようにあるらしい。
かなりのボリュームだったけど、
見かけによらずアッサリした飽きの来ない味で、
ガッチリ完食!
再びメ〜テレに戻り、
メ〜テレで映画の担当をされている方々と意見交換をしたり、
引き続きYさんに局内を色々と案内してもらったりした。
一通り案内をして頂いた後、
Yさんから「わざわざ東京から来たのだから夜もご一緒しましょう」という有り難いお言葉を頂き、
折角なので甘えさせてもらうことに。
時計を見ると16時過ぎ。
夜にはまだちょっと時間がある。
Yさんもお仕事があるだろうし、
社内をウロウロしていても気を遣わせてしまうと思い、
18時半にメ〜テレ合流の約束をして、ワカと一緒に名古屋探索に出掛けることに。
近く取り壊されるという旧メ〜テレ社屋を記念に撮影した後、
名古屋駅の名鉄パッセにあるドーナッツ屋「Love Sweets ANTIQUE」へと向かう。
お目当ては、
会社の女性陣が口を揃えて「お土産に!!!」と言っていた「なまとろドーナツ」。
3月にオープンしたばかりで、普通に1時間以上並ぶという。
で、行ってみた訳ですが、やはりドーナッツを買い求める列が出来ていて、
1時間待ちの看板が。
店員さんにどれぐら日持ちするのかを訪ねると、
なんとその日のうちに食べないとダメと言われ、
お土産断念。
でも滅多に来ることもないだろうし、
食べて女性陣に報告するのも良いだろうということで購入決定。
並んでいる客層を確認するとほとんどが女性かカップル。
そんな列に並ぶスーツ姿の野郎2人。
ワカの身長は186cm。
デカイから更に目立つ。
メ〜テレの入社式同様、浮きまくりだ。
ふん、旅の恥は書き捨てさ!
1時間待ちとあったが、
思いのほかとスルスルと進み、30分弱ぐらいで購入することが出来た。
単品販売がなく、チョコ、チーズケーキ、ストロベリー、キャラメルの4個セットのみだった。
販売価格は714円。
どこで食べようかと思案した結果、
お店の前にある小さなカウンターテーブルで食べることに。
そのカウンターは通路のど真ん中にあり、
通行人がガンガン行きかう。
そんな中、スーツ姿の野郎2人が、
ウキウキ顔でなまとろドーナッツの箱を開けている。
視線を感じたので、振り返ると店員さんがジッーとコッチを見ていた。
箱の中には4つのドーナツがお行儀よく収まっていたんだが、
これがかなり小さい。
それ程お腹が空いていなかったので、
まぁ、良かったといえば良かったんだが、
それにしても小さい。
1個180円弱。
ってこたぁ、かなり美味しいってことだよね?
という期待もますます膨らみ、
ワカと4種類全て仲良く半分こした。
ドーナッツを切っている間、
通行人がジロジロと見る。
中には立ち止まってジィーッと凝視しる女性や、
「良いなぁー」と言いながら通り過ぎる若い女性グループもいた。
恐らくホモと思った人もいるはずだ。
通行人も大注目の中、
まずチーズケーキを食べてみたが、
美味しいものを食べた時に起こるザワザワ感がまるでない。
アテスウェイという吉祥寺にあるケーキ屋のチーズケーキの足元にも及ばん。
チョコを食べたワカも微妙な顔をしている。
今度はそのチョコを食べたが、
これも別に取り立てて騒ぐほどのこともない。
だったら生チョコ食べますわ。
続いて、ストロベリーを食したみたが、
イチゴシャーベットを食べている感覚。
だったら普通に100円のイチゴシャーベットでいいやって。
そして、最後にキャラメル。
パクッと口に入れた瞬間、ザワザワときた。
不味くて・・・
かなり酷い顔をしていたようで、
「伊藤さん、その顔は店の前でマズイですよ」と注意された。
それぐらい不味いのだ。
営業妨害チックだが、
並んで買う代物だとは到底思えん。
その後行ったお土産屋さんにあった「名古屋コーチンプリン」の方が絶対に美味いと思う。
わざわざ来たのに・・・というダメージ大、意気消沈の中、
再びメ〜テレへと向かう。
まだ時間が少しあったので、
今回はJR線だけで、地下鉄には乗らずに途中の金山駅から歩くことにした。
歩いてみると、
建物の背が低く、道も広いので空がたくさん見えることに気が付いた。
東京の街並みとは全然違う。
10分ぐらいで、メ〜テレの前に。
辺りはもう大分暗く、
テレビ塔の稲妻マークが光っていた。
メ〜テレの裏口で、Yさんと人事部のNさんと落ち合い、
大須という街にある老舗の鰻屋「やっこ」に連れて行って頂いた。
注文はYさんとNさんにお任せ。
鰻を三杯酢で和えた「うざく」。
鰻のだし巻き卵「うまき」。
鰻の肝。
どれもこれも美味い!!
ワカもその美味しさに興奮気味だった。
そして、最後に「ひつまぶし」。
4等分して、まずはそのまま頂く。
口に入れた瞬間、ザワザワと鳥肌が!
激ウマ!!!
蒸し焼きにする東京の鰻とは違って、
カラッと焼いてあり、なんとも香ばしい。
しかもフワフワ。
続いて、わけぎ、海苔、わさびといった薬味と一緒に頂く。
あっさりしている分、わさびがピッタリと合う。
そして、お次はダシ汁をかけてお茶漬け風にする。
サラサラッとかっ込んじゃいました。
最後の4分の1は、3つのうち一番気に入った食べ方を選ぶというので、
そのまま頂いた。
鰻の旨味を一番味わえる食べ方だと思う。
昼にボリューム満点のパスタを食い、
おやつにドーナッツを食べたというのに完食!
お店のオリジナルだという焼酎も美味でした。
Yさん、Nさんと仕事の話だけでなく、
映画や音楽の話もした。
美味しいご馳走を頂きながら、
楽しくユンタク。
最高です。
お店の従業員の方々も気さくで、
とても感じの良い方々でした。
写真をバシャバシャ撮っていたら、
「どっかに載せてくれるの!?」と聞かれたので、
【伊藤Pの部屋】というブログに掲載する旨を伝える。
といっても良くわからないだろうから、
名刺を渡しつつ、「伊藤P」で検索すれば1番上に表示されることを教えてあげた。
ちゅうことで、ちゃんと載せましたよ!!!
しかも翌日に!!!
お店を出て駅に向かう。
商店街には謎のクス玉が・・・。
駅に到着後、Yさん、Nさんとお別れ。
何から何までお世話になってしまいました。
本当にありがとうございました。
名古屋駅に着くと、新幹線の時間までにまだ少し時間があったので、
居酒屋に行き、ワカと軽く飲む。
(中ジョッキ1杯、冷酒2杯を“軽く”とは言わないか・・・)
しかもお通しの枝豆、
ツマミの豚足串、ナスの味噌炒めも食べた。
「まだ食うんかい!!!!!!」
時間になったので、名古屋駅に向かう。
信号待ちの間に、名古屋駅を撮影。
とても駅とは思えません。
二つのタワーがシャチホコを彷彿とさせます。
10時10分発の最終新幹線に乗り込み、名古屋を後にしました。
勿論、新幹線の中でも飲みました。
ツマミはサラミだ。
アハハハハハッ。
行きもそうだったけど、帰りの車中も会社の今後についてワカと議論した。
こうした方がいいじゃないか?
あぁした方がいいじゃないか?
今回の事業譲渡で、会社の中の一部署だったシーエスGyaOは、
まんま会社となった。
周り(他の部署)の影響を受けなくなるのは良いが、
その分、生きるも死ぬも自分たちの努力次第。
プレッシャーを感じないと言ったら嘘になるが、
それは良い意味でのプレッシャーだったりする。
会社の方向性をこれ程真剣に考えたのはいつ以来か?
前向きに突き進んで行こうと思っていたが、
今回、メ〜テレに行き、その思いがより一層強くなった。
気合入れて頑張っていかねば。
で、ですね。
シーエスGyaOは6月にチャンネル名を変更いたします!
それに伴い映画情報サイト「シーエスGyaO 最新映画ナビ」の名称も変わります。
より一層、皆様に愛されるようなチャンネル、WEBにしていければと思っておりますので、
みなさんご支援のほど何卒よろしくお願い致します!
あっ、そうそう。
家に帰ってからも飲んじゃいました。