蒼井そら、Rio、吉沢明歩、原紗央莉、みひろに続く、
伊藤PのAV女優インタビュー街道其の第六弾。
みひろふたたび。
みひろは2010年6月を持って、AV女優を卒業しているので、
正確にはAV女優インタビュー街道シリーズとは言えないんだけどね。
それはさておき、
前回の取材が昨年の12月だったので、
1年以内に2回もみひろにインタビューできるとは、
なんとも贅沢な話でございます。
作品は彼女が昨年の5月に出版した同名の私小説を映画化した『nude』。
9/18よりシネマート新宿ほか全国順次 配給会社:アルシネテラン、ハピネット (C)2010「nude」製作委員会 |
みひろがAV女優の道を選んだ真相、
そこに秘められた不安や葛藤が赤裸々に描かれている。
みひろ役は渡辺奈緒子が演じており、
みひろ自身はみひろとして出演していないんだが、
今回、原作者ということで取材となった。
もう取材オファーがあった瞬間、即決。
特急で映画を鑑賞。
今回の取材で、原作を読んでいないのは失礼だろうと思い、
私小説のほうもサクッと読破。
準備万端で取材現場へと向かい、
ほぼオンタイムで取材開始。
服装は星が散りばめられたワンピースに、
緑のカーディガンを羽織っておりました。
前回、滑り出しはやや不安定だったものの、
それ以降は持ち直して、明るく元気に取材に応じてくれたのですが、
今回はそれ以上に快活だった。
「渡辺奈緒子ちゃんのコメントは分りやすくて的確なんです。
私は結構、話しているうちにわけがわからなくなってしまうから、凄いと思いました」
なんて言っていたけど、
全然そんなことはなく、みひろちゃんもバッチリなコメントを述べておられましたよ。
印象的だったのは、
「ヌードグラビア時代、誹謗中傷が結構あり、何度も辞めようと思ったけど、
現場に行くと楽しいから頑張ろうという気持ちになる。
当時は、かなり振り幅が激しかった」
というコメント。
世間がまだみひろを受け入れ切れていなかっただろうし、
彼女自身も吹っ切れていない中途半端な状況だったのでしょう。
振り幅という表現を使っていたけど、
ひょっとしたら躁鬱状態に陥っていたのかもしれない。
それでもAV女優という器に収まらないぐらいの存在に成り得たんだから、
つくづく凄い女性だなぁと思うに至る。
強い精神力、人並み以上の努力、そして、天性の才能があってこそだね。
前回の『恐怖』中村ゆりの取材時に、
「鼻の下を伸ばしている」など女性陣から散々非難を浴びたので、
今回は「大人しく」を心がけたためか、
大してネタになるような面白い話もないまま取材は終了。
最後にみひろちゃんに今後の夢を尋ねたんだけど、
「ノンフィクションの小説を書いて、それが映画化されて、出演したい」という答えが。
その一気通貫の夢が実現したら、
また取材させてください!
いやいや、別の映画に出演した時でも良いでございます!!
私の夢は、「みひろみたび!」です。
■『nude』
※みひろ インタビューテキスト