前々回の洋画ベスト、前回の邦画ベストに引き続きまして、
2010年のワースト作品の発表です。
_____________________________________
【洋画ワースト3】
1位:『タイタンの戦い』
物語はつまらないし、役者は魅力的じゃないし、3Dの映像はガチャガチャ。
何を楽しめばいいのかわからないポンコツ映画。
楽しみにしていた分、ガッカリ度も高い。
_____________________________________
2位:『かいじゅうたちのいるところ』
1億ドル以上の製作費をかけて、これですか?ってなぐらい退屈だった。
ワクワクできないアドベンチャーものはキツイっす。
_____________________________________
3位:『ハロウィンII』
ホラー映画で絶対にやってはいけない“ルールなし”をしてしまったがため、
ただ殺すだけのまったく面白くないホラー映画になってしまった。
ホラー映画の続編の難しさを顕著に表している作品だと思う。
ラストも酷い。
_____________________________________
【邦画ワースト3】
1位:『キングゲーム』
これだけのキャストを揃えて何しとんじゃい!!
と、珍しく映画を見て怒りを覚えてしまった。
_____________________________________
2位:『NECK ネック』
寒波映画。
本当に凍えるぐらい寒い映画。
この寒さにあなたは耐えられるか!?
_____________________________________
3位:『ゴースト もう一度だきしめたい』
まぁ、コメディとして見れば楽しめる一本なんだが、
やっぱり映画として、ちょっと・・・不味くねぇ?って思うんで・・・。
_____________________________________
【ワースト主演男優賞】
『ザ・コーヴ』:リック・オリバー
リック・オリバー自身が演じるリック・オリバーを主人公にした超大作狂言ドキュメンタリー。
主人公に感情移入できないのは辛いねぇ・・・。
_____________________________________
【ワースト主演女優賞】
『ゴースト もう一度だきしめたい』:松嶋菜々子
念のため言っておくが、好きな女優さんの一人なんです。
それでも噴水のある広場で発する「酔っ払っちゃったぁ〜」というセリフは、
生涯忘れることが出来ないぐらい強烈なインパクトでした。
_____________________________________
【ワースト助演男優賞】
『NECK ネック』:細川茂樹
念のため言っておくが、好きな男優さんの一人なんです。
だからこそ、こんな映画にこんな酷い役で出て欲しくなかった・・・。
_____________________________________
【ワースト助演女優賞】
『ゴースト もう一度だきしめたい』:鈴木砂羽
念のため言っておくが、好きな女優さんの一人なんです。
それでも今回の夜のオフィスのシーンは酷い。
「七海なの?パスワード教えてよ!!!」というセリフは、
生涯忘れることが出来ないぐらい大爆笑でした。
_____________________________________
【ワースト監督賞】
『キングゲーム』:江川達也
世の中には才能があっても映画を撮ることが出来ない監督がたくさんいる。
映画を撮れるだけでも恵まれた環境なんだから、もっとちゃんとしたものを作って欲しい。
多分、もうこの監督の作品を見ることはないでしょう。
_____________________________________
【ワーストタイトル賞】
『恋するナポリタン〜世界で一番おいしい愛され方〜』
『恋するベーカリー』は受け入れられるが、『恋するナポリタン』はダメなんだな。
なぜならベーカリーはパン屋さんという意味だけど、
ナポリタンはナポリタン屋さんじゃないからだ。
日本語としておかしいのだ。
ナポリタンが誰に恋をするというのだ。
_____________________________________
【ワースト予告編賞】
『恋するナポリタン〜世界で一番おいしい愛され方〜』
キャストが次々とヌボ〜と現れて、
「付き合ってくれますか?」、「大好きです」、「そばにいて欲しいんだ」って語りかけてくる。
今までいろんな予告編を見てきたけど、
見ているこっちが赤面、失笑してしまう予告編に出会ったことはない。
_____________________________________
今年はいつもより見た映画の本数が、かなり少ない。
限られた時間の中で、なるべく外しがないよう選んで見たからか、
そこまで多くのポンコツ映画に出会うことはなかった。
その分、出会ってしまったポンコツ映画の印象が強い結果となってしまった。