2011年02月27日更新

第83回アカデミー賞予想

日本時間の2月28日(月)第83回アカデミー賞の発表です。


第80回、第81回、第82回アカデミー賞でも予想なんぞをやってみましたが、
今年は対照作品をあまり見ていないし、やるのやめようと思っていました。


ところが「そろそろ予想発表ですね」とか「やらないの?」とか、
そんな声がポチポチ聞こえたので、やっぱりやることにしました。


見ていない作品もあるので、当てずっぽうなところはありますが、
受賞して欲しいという願望含め、予想してみます。


因みに、
第81回は、21部門予想して12部門的中。
第82回は、22部門予想して13部門的中。
第83回は、22部門予想して14部門的中。


毎年1とつずつ増えているので、
今回は15部門的中を目指したい。


でも、今年もきっとあてにならないでしょう・・・。


■作品賞(含アニメ)
◎『ソーシャル・ネットワーク』
『ブラック・スワン』
『ザ・ファイター』
『インセプション』
『キッズ・オールライト』
『英国王のスピーチ』
『127時間』
『トイ・ストーリー3』
『トゥルー・グリット』
『ウィンターズ・ボーン(原題)』


『ソーシャル・ネットワーク』が絶対有利とされていたが、
英国アカデミー賞で席巻した『英国王のスピーチ』が盛り返しているらしい。


でも、アメリカの映画賞ということで、
アメリカ映画の『ソーシャル・ネットワーク』にします。


どちらにしても両方とも素晴らしい作品だと思っています。




■主演男優賞
◎『英国王のスピーチ』コリン・ファース
『ビューティフル』ハビエル・バルデム
『トゥルー・グリット』ジェフ・ブリッジス
『ソーシャル・ネットワーク』ジェシー・アイゼンバーグ
『127時間』ジェームズ・フランコ


これは固いと思っている。
ハビエル、ジェフ・ブリッジスは、既にオスカーを手にしているし、
ジェシー・アイゼンバーグ、ジェームズ・フランコは、まだ若い。


実力はもちろんだが、キャリア的にもコリン・ファースでしょう。




■主演女優賞
◎『ブラック・スワン』ナタリー・ポートマン
『キッズ・オールライト』アネット・ベニング
『ブルー・バレンタイン』ミシェル・ウィリアムス
『ラビット・ホール(原題)』ニコール・キッドマン
『ウィンターズ・ボーン(原題)』ジェニファー・ローレンス


どの作品も見ていないんだけど、
今までの受賞結果、下馬評、見た人の感想を踏まえると、
ナタリー・ポートマンかと。
妊婦姿で受賞スピーチってのもオツだと思うしね。




■助演男優賞
◎『ザ・ファイター』クリスチャン・ベール
『英国王のスピーチ』ジェフリー・ラッシュ
『ザ・タウン』ジェレミー・レナー
『キッズ・オールライト』マーク・ラファロ
『ウィンターズ・ボーン(原題)』ジョン・ホークス


クリスチャン・ベールか、ジェフリー・ラッシュだと思うんだが、
まだオスカーを手にしたことのない、クリスチャンにそろそろという感じで。




■助演女優賞
◎『ザ・ファイター』メリッサ・レオ
『ザ・ファイター』エイミー・アダムス
『英国王のスピーチ』ヘレナ・ボナム=カーター
『トゥルー・グリット』ヘイリー・スタインフェルド
『アニマル・キングダム(原題)』ジャッキー・ウィーバー


混戦を感じさせる部門だ。
『ザ・ファイター』は票が割れる可能性もあるが、
なんとなくメリッサ・レオのような気がする。




■監督賞
『ソーシャル・ネットワーク』デヴィッド・フィンチャー
『ブラック・スワン』ダーレン・アロノフスキー
『ザ・ファイター』デヴィッド・O・ラッセル
『英国王のスピーチ』トム・フーパー
『トゥルー・グリット』ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン


もうこれは願望です。
大好きな『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』で取れなかったので、
同じく大好きな『ソーシャル・ネットワーク』で受賞して欲しい。




■長編アニメ賞
◎『トイ・ストーリー3』
『ヒックとドラゴン』
『イリュージョニスト』


『トイ・ストーリー3』は【伊藤Pの部屋】2010年度ベストで、
金字塔ですからね。




■外国語映画賞
『ビューティフル』(メキシコ)
『ドッグ・トゥース』(ギリシア)
『イン・ア・ベター・ワールド』(デンマーク)
『インセンダイズ』(カナダ)
『アウトサイド・ザ・ロウ』(アルジェリア)


全く分らないんだが、主演男優賞でハビエル・バルデムがノミネートされているので、
『ビューティフル』で。




■脚本賞
◎『英国王のスピーチ』
『ザ・ファイター』
『インセプション』
『キッズ・オールライト』
『アナザー・イヤー(原題)』


発想の凄さでは『インセプション』なんだが、
ジャンル的に難しいかなぁ。
手堅く『英国王のスピーチ』かな。




■脚色賞
◎『ソーシャル・ネットワーク』
『127時間』
『トイ・ストーリー3』
『トゥルー・グリット』
『ウィンターズ・ボーン(原題)』


セリフの質もさることながらその量に圧倒された『ソーシャル・ネットワーク』。
『トイ・ストーリー3』がノミネートされているのが嬉しい。




■美術賞
◎『インセプション』
『アリス・イン・ワンダーランド』
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
『英国王のスピーチ』
『トゥルー・グリット』


悩むね・・・。
現実と夢の世界を見事に見せた『インセプション』にしておこう。




■撮影賞
◎『インセプション』
『ブラック・スワン』
『英国王のスピーチ』
『ソーシャル・ネットワーク』
『トゥルー・グリット』


毎回、外していない部門なので、今年も当てたいが、む、難しい・・・。
CGではなく、なるべくリアルな撮影を用いて、
全く新しい映像世界を創造したので『インセプション』にします。




■衣装デザイン賞
◎『英国王のスピーチ』
『アリス・イン・ワンダーランド』
『テンペスト』
『トゥルー・グリット』
『ア・アム・ラブ(原題)』


『アリス・イン・ワンダーランド』が印象に残っているけど、
アカデミー賞は奇抜さよりも、正統派な衣装を好むような気がするので、
『英国王のスピーチ』。




■編集賞
◎『ソーシャル・ネットワーク』
『ブラック・スワン』
『ザ・ファイター』
『英国王のスピーチ』
『127時間』


これも撮影賞と同じく、毎年外していない部門。
純粋に素晴らしい編集力だと思ったので、
『ソーシャル・ネットワーク』。




■メイクアップ賞
◎『ウルフマン』
『バーニーズ・バージョン(原題)』
『ウェイ・バック(原題)』


なぜ、この部門に『アリス・イン・ワンダーランド』が入っていないのか疑問だ。
ベニチオ・デル・トロとアンソニー・ホプキンスを狼男にして、
戦わせた功績を評価して『ウルフマン』。
ちゅうか、他の2本、知らんし・・・。




■作曲賞
◎『英国王のスピーチ』アレクサンドル・デスプラ
『ヒックとドラゴン』ジョン・パウェル
『インセプション』ハンス・ジマー
『127時間』A.R. ラフーマン
『ソーシャル・ネットワーク』トレント・レズナー、アッティカス・ロス


『インセプション』の音楽が最強に好きなんだが、
気品有る『英国王のスピーチ』の方が会員受けしそう。




■オリジナル歌曲賞
『塔の上のラプンツェル』「I See the Light」
『127時間』「If I Rise」
『トイ・ストーリー3』「We Belong Together」
『カントリー・ストロング(原題)』「Coming Home」


大体、ディズニーでしょ、この部門は。
『トイ・ストーリー3』と迷ったが、
『塔の上のラプンツェル』「I See the Light」にしておきます。




■音響賞(録音賞)
◎『インセプション』
『英国王のスピーチ』
『ソルト』
『ソーシャル・ネットワーク』
『トゥルー・グリット』




■音響編集賞
◎『インセプション』
『トイ・ストーリー3』
『トロン:レガシー』
『トゥルー・グリット』
『アンストッパブル』


音響系は正直、劇場によっても左右されるし・・・、
わかりません!




■視覚効果賞
◎『インセプション』
『アリス・イン・ワンダーランド』
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
『ヒア アフター』
『アイアンマン2』


今までにない世界観を描いていると思うので、
『インセプション』。




■ドキュメンタリー賞
◎『Exit Through the Gift Shop』
『Gasland』
『Inside Job』
『Restrepo』
『Waste Land』


毎度のことですが、適当です・・・。




■アニメーション短編賞
◎『Day & Night』
『The Gruffalo』
『Let's Pollute』
『The Lost Thing』
『Madagascar, Carnet de Voyage』


これも適当です。


ドキュメンタリー短編賞、実写短編賞は今年もパスします。


思いがけず、結構、バラけた感じになりました。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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