2011年05月09日更新

『共喰山』希崎ジェシカ インタビュー

蒼井そら、Rio吉沢明歩原紗央莉みひろもう一丁みひろに続く、
伊藤Pの“AV女優インタビュー街道”其の第七弾。


今回は、『共喰山』のPRガールに起用された希崎ジェシカ。




共喰山

『共喰山』


5/7よりシアターN渋谷にて
配給会社:キングレコード
(C)2010 Prima Films Pty Ltd



このところ【取材部屋】の記事が極端に少なくなっている。


中には『漫才ギャング』の佐藤隆太&上地雄輔のように、
取材はしたが、大して面白いことがなかったので記事にしなかったケースもあるが、
映画を見る時間、取材する時間がなかなか取れず、
よほどのことがない限り、自ら取材のお願いをすることはなくなったからだ。


お声掛けいただくケースもあるが、上記理由でお断りすることもしばしば・・・。


せっかくのお話なのに、本当にもったいないし、
オファーしてくれたパブリシストの方々に対しても申し訳なく思う。


3月、4月にも話題作でかなり著名な方の取材オファーがいくつかあったんだけど、
お断りしてしまった。


な・の・に!


希崎ジェシカはやるんかい!!!


どうせスケベ心からだろう!


と突っ込まれそうですが、まぁ、その通りなので弁解の余地なしです。


希崎ジェシカは、名前ぐらいは聞いたことがある程度で、
特にファンでもなかったし、
彼女の出演作を見たこともなかったのですが、
取材オファー時に頂いたプロフィールの写真を見て即決でしたね。


希崎ジェシカ


こちらからお願いした条件も簡単にクリアになり、
その日のうちにThat's a deal!


時間がない中、ほかにもっと見るべき映画があるんじゃないのか?
と自問自答をしつつ『共喰山』を鑑賞し、質問事項を纏め上げ、いつも通り予習もして、
準備万端。


取材当日、そろそろ出かけようと思った矢先にちょっと大き目の余震があり、
ちょっとピヨッたけど、“目指せ!ジェシカ!”と自分を鼓舞し、
地下鉄に乗って取材現場へ向かう。


で、生希崎ジェシカとご対面。


希崎ジェシカ


まずは『共喰山』のPRガールに選ばれたことについて聞いてみると、
「なんで私なんですかねぇ〜?」と本人も不思議がっていた。


でも答えは簡単だ。


『共喰山』は有名なキャストが出ているわけでもないし、
来日もない。


ネタがなければ媒体も取り上げてくれない。


そこで媒体で映画を紹介してもらうための武器として、
希崎ジェシカ投入となる。


『共喰山』の配給元のキングレコードは、
これまでも『屋敷女』でRio、
『マーターズ』で原紗央莉をPRガールとして起用している。


旬なAV女優をPRガールに選び、媒体にアプローチし、
鼻の下を伸ばした野郎が、釣り上げられ、ひょいひょいと取材する。


伊藤Pもまんまと釣られたってワケですな。


しかもRioも原紗央莉も希崎ジェシカも取材しているんで、
何度も釣られる懲りない魚だ。


まぁ、これは男のサガといいますか、
なんといいますか、
仕方がないことなのですよ。


ハリウッド女優や日本の有名な女優さんに取材する以上に、
なんだかテンションが上がってしまう。


しかしながら、蒼井そらや吉沢明歩、みひろといった出演作品での取材の場合は、
映画の話でガツガツいけるんだけど、
PRガール系の取材は、そういうわけにもいかず、
その妙なテンションは、ほとんどの場合、取材中に急激に下がってしまうのだ。


PRガールの質問の後は、当然、該当作品の話を聞くわけだが、
これが一通り終わっちゃうと、続かなくなってしまう。


共演者の話も、監督の話も、撮影現場の話もないわけだからね。


これはRioの時も原紗央莉の時もそうだった。


だったら、せっかくAV女優という仕事をしているんだし、
Hな話をしたら?
って流れになるのは必然だ。


インタビューを読む男性陣も、
そういう話を多少は期待するだろうから、
話を振って聞きだした方が良いんだろうけど、


「エンタメ〜テレ 最新映画ナビ」は映画情報サイトだから、
エロトークは相応しくないとか、


やっぱりそうは言っても若い女性に対して、
Hな質問は失礼になるんじゃないかとか、


自分はそういうことを質問するキャラじゃないしとか、


いろいろと考えてしまって、
イマイチ突っ込めない。


今回、『共喰山』にはセックスシーンが2回ほど出てくる。


共喰山
私たちもやっちゃいます!


それに絡めてちょっと軽く振ってみたんだけど、
あまり広がらず・・・


要するに詰が甘いのだ。


他の媒体さんとかどんなインタビューしているんだろうか?


エロ本のインタビューとかだったら、
インタビュアーもその手の話には慣れているだろうから、
ガンガンエロエロトーク炸裂しちゃうんでしょうけど、
普通の媒体でのインタビューはどうなん?


一度、AV女優のPRガールにインタビューしている現場を見学してみたいです。


原紗央莉の時は、何故か漫画の「みゆき」で少し盛り上がったんだが、
今回はエロトーク以外のネタを投入してみたもののあまり噛み合わず、
やっぱり玉砕気味でした・・・。


取材時間30分頂いたのに、
20分持たせるのがやっと。


こんなに若くて可愛い子と話せる機会なんて滅多にないのに、
ホンマにもったいないです・・・・。


なんだかゼネレーションギャップも感じちゃって、
テンションがシューンって、急降下です。


いつもだったらカメラマンに同行してもらうのですが、、
今回は諸事情により同行叶わず、伊藤Pがカメラマンも兼務。


これがテンションをさらに下げた。
いや、テンションは既に下がっているので、凹んだという方が正しいか。


フォトセッションの際、希崎ジェシカは、流石に撮影慣れしているらしく、
いろいろとセクシーなポージングを決めてくれるのですが、
被写体の方の盛り上げ方も分らず、終始無言でシャッターを切る始末。


で、撮れた写真がコレ。


希崎ジェシカ


kizaki2.jpg


もう自分の撮影センスの無さにゲンナリ・・・


角度によっては胸の谷間が強調され、
そこに目がいってしまうような衣装を着ていたのにも関わらず、
全くそれを映し出せていない。


10分近くも取材時間が余っていたんだから、
もっとネチネチと撮影すりゃぁいいものを・・・。


ここでも詰が甘い。


後日、オフィシャルの写真が届いたんだけど、
その写真を見てさらにガックリ。


希崎ジェシカ


希崎ジェシカ


ちゃーんと谷間バッチリで、エロいのですよ。


はぁ・・・。


そんな感じで凹みまくりのインタビューになってしまったのですが、
希崎ジェシカはとても可愛らしくて良い子でした。


AV女優みたいな凄い仕事をしているとは思えないぐらい、
良い意味で普通の女の子。


そのギャップがまた良いんだろうなぁ〜。


宮藤官九郎の大ファンなんだってさ。


■『共喰山』
※希崎ジェシカ インタビュー

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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