蒼井そら、Rio、吉沢明歩、原紗央莉、みひろ、もう一丁みひろに続く、
伊藤Pの“AV女優インタビュー街道”其の第七弾。
今回は、『共喰山』のPRガールに起用された希崎ジェシカ。
5/7よりシアターN渋谷にて 配給会社:キングレコード (C)2010 Prima Films Pty Ltd |
このところ【取材部屋】の記事が極端に少なくなっている。
中には『漫才ギャング』の佐藤隆太&上地雄輔のように、
取材はしたが、大して面白いことがなかったので記事にしなかったケースもあるが、
映画を見る時間、取材する時間がなかなか取れず、
よほどのことがない限り、自ら取材のお願いをすることはなくなったからだ。
お声掛けいただくケースもあるが、上記理由でお断りすることもしばしば・・・。
せっかくのお話なのに、本当にもったいないし、
オファーしてくれたパブリシストの方々に対しても申し訳なく思う。
3月、4月にも話題作でかなり著名な方の取材オファーがいくつかあったんだけど、
お断りしてしまった。
な・の・に!
希崎ジェシカはやるんかい!!!
どうせスケベ心からだろう!
と突っ込まれそうですが、まぁ、その通りなので弁解の余地なしです。
希崎ジェシカは、名前ぐらいは聞いたことがある程度で、
特にファンでもなかったし、
彼女の出演作を見たこともなかったのですが、
取材オファー時に頂いたプロフィールの写真を見て即決でしたね。
こちらからお願いした条件も簡単にクリアになり、
その日のうちにThat's a deal!
時間がない中、ほかにもっと見るべき映画があるんじゃないのか?
と自問自答をしつつ『共喰山』を鑑賞し、質問事項を纏め上げ、いつも通り予習もして、
準備万端。
取材当日、そろそろ出かけようと思った矢先にちょっと大き目の余震があり、
ちょっとピヨッたけど、“目指せ!ジェシカ!”と自分を鼓舞し、
地下鉄に乗って取材現場へ向かう。
で、生希崎ジェシカとご対面。
まずは『共喰山』のPRガールに選ばれたことについて聞いてみると、
「なんで私なんですかねぇ〜?」と本人も不思議がっていた。
でも答えは簡単だ。
『共喰山』は有名なキャストが出ているわけでもないし、
来日もない。
ネタがなければ媒体も取り上げてくれない。
そこで媒体で映画を紹介してもらうための武器として、
希崎ジェシカ投入となる。
『共喰山』の配給元のキングレコードは、
これまでも『屋敷女』でRio、
『マーターズ』で原紗央莉をPRガールとして起用している。
旬なAV女優をPRガールに選び、媒体にアプローチし、
鼻の下を伸ばした野郎が、釣り上げられ、ひょいひょいと取材する。
伊藤Pもまんまと釣られたってワケですな。
しかもRioも原紗央莉も希崎ジェシカも取材しているんで、
何度も釣られる懲りない魚だ。
まぁ、これは男のサガといいますか、
なんといいますか、
仕方がないことなのですよ。
ハリウッド女優や日本の有名な女優さんに取材する以上に、
なんだかテンションが上がってしまう。
しかしながら、蒼井そらや吉沢明歩、みひろといった出演作品での取材の場合は、
映画の話でガツガツいけるんだけど、
PRガール系の取材は、そういうわけにもいかず、
その妙なテンションは、ほとんどの場合、取材中に急激に下がってしまうのだ。
PRガールの質問の後は、当然、該当作品の話を聞くわけだが、
これが一通り終わっちゃうと、続かなくなってしまう。
共演者の話も、監督の話も、撮影現場の話もないわけだからね。
これはRioの時も原紗央莉の時もそうだった。
だったら、せっかくAV女優という仕事をしているんだし、
Hな話をしたら?
って流れになるのは必然だ。
インタビューを読む男性陣も、
そういう話を多少は期待するだろうから、
話を振って聞きだした方が良いんだろうけど、
「エンタメ〜テレ 最新映画ナビ」は映画情報サイトだから、
エロトークは相応しくないとか、
やっぱりそうは言っても若い女性に対して、
Hな質問は失礼になるんじゃないかとか、
自分はそういうことを質問するキャラじゃないしとか、
いろいろと考えてしまって、
イマイチ突っ込めない。
今回、『共喰山』にはセックスシーンが2回ほど出てくる。
私たちもやっちゃいます!
それに絡めてちょっと軽く振ってみたんだけど、
あまり広がらず・・・
要するに詰が甘いのだ。
他の媒体さんとかどんなインタビューしているんだろうか?
エロ本のインタビューとかだったら、
インタビュアーもその手の話には慣れているだろうから、
ガンガンエロエロトーク炸裂しちゃうんでしょうけど、
普通の媒体でのインタビューはどうなん?
一度、AV女優のPRガールにインタビューしている現場を見学してみたいです。
原紗央莉の時は、何故か漫画の「みゆき」で少し盛り上がったんだが、
今回はエロトーク以外のネタを投入してみたもののあまり噛み合わず、
やっぱり玉砕気味でした・・・。
取材時間30分頂いたのに、
20分持たせるのがやっと。
こんなに若くて可愛い子と話せる機会なんて滅多にないのに、
ホンマにもったいないです・・・・。
なんだかゼネレーションギャップも感じちゃって、
テンションがシューンって、急降下です。
いつもだったらカメラマンに同行してもらうのですが、、
今回は諸事情により同行叶わず、伊藤Pがカメラマンも兼務。
これがテンションをさらに下げた。
いや、テンションは既に下がっているので、凹んだという方が正しいか。
フォトセッションの際、希崎ジェシカは、流石に撮影慣れしているらしく、
いろいろとセクシーなポージングを決めてくれるのですが、
被写体の方の盛り上げ方も分らず、終始無言でシャッターを切る始末。
で、撮れた写真がコレ。
もう自分の撮影センスの無さにゲンナリ・・・
角度によっては胸の谷間が強調され、
そこに目がいってしまうような衣装を着ていたのにも関わらず、
全くそれを映し出せていない。
10分近くも取材時間が余っていたんだから、
もっとネチネチと撮影すりゃぁいいものを・・・。
ここでも詰が甘い。
後日、オフィシャルの写真が届いたんだけど、
その写真を見てさらにガックリ。
ちゃーんと谷間バッチリで、エロいのですよ。
はぁ・・・。
そんな感じで凹みまくりのインタビューになってしまったのですが、
希崎ジェシカはとても可愛らしくて良い子でした。
AV女優みたいな凄い仕事をしているとは思えないぐらい、
良い意味で普通の女の子。
そのギャップがまた良いんだろうなぁ〜。
宮藤官九郎の大ファンなんだってさ。
■『共喰山』
※希崎ジェシカ インタビュー