前回に引き続き、2011年を振り返る。
今回は[邦画編]なのですが、邦画は洋画以上に見ていない。
ベスト10を作成することすら不可能な状態。
なので、ベスト5じゃなくて、ベスト3にした。
さらに同じ作品からのチョイスが多くなってしまうので、
賞の数もいつもより極端に減らしました。
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【ベスト3】
今年の邦画で良かったと思う作品は、
ちょっと甲乙付けがたく、全作品同位です。
『冷たい熱帯魚』
(C)NIKKATSU
そこまで衝撃作だとは思わないが、とにかくエネルギッシュな作品だった。
吹越満&でんでん&園子温監督にインタビューできたというのも貴重だった。
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『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』
(C)荒川弘/HAGAREN THE MOVIE 2011
原作もテレビアニメも見ていないどころか、設定すら知らないで見て、
これだけ楽しめる作品も珍しいのでは?
原作まで読ませてしまう何かがこの作品にはあった。
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『モテキ』
(C)2011映画「モテキ」製作委員会
あまりこの作品をベスト3に選ぶ人はいないと思うが、
あまり期待もせず見て、大いに楽しめたので。
これも『鋼の錬金術師』同様、何も予備知識ナシで見た作品。
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■主演男優賞
『冷たい熱帯魚』:でんでん
(C)NIKKATSU
ただただ圧倒。
でんでんさんが凄い役者だったんだってことがよく分りました。
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■主演女優賞
『モテキ』:長澤まさみ
(C)2011映画「モテキ」製作委員会
「ついに一皮剥けた!」と思うのですよ。
大根仁監督ありがとう。
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■最優秀新人女優賞
『冷たい熱帯魚』、『恋の罪』:神楽坂恵
(C)2011「恋の罪」製作委員会
2007年に女優としてデビューしているので新人というくくりに若干抵抗があるが、
オイラにとっては新人だったのでこの部門で。
『冷たい熱帯魚』から『恋の罪』とたった1年間で、その成長を感じさせてくれました。
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■最優秀監督賞
『冷たい熱帯魚』、『恋の罪』:園子温
神楽坂恵を徹底的にしごきまくり女優として開眼させただけでなく、結婚までしてしまった。
映画同様エネルギッシュな監督です。
作品は高評価だし、結婚はしたしで、園子温監督自身も充実の1年だったのでは?
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■最優秀泣いたで賞
『犬とあなたの物語 いぬのえいが』〜「バニラのかけら」
(C)2010「犬とあなたの物語」製作委員会
毎度、このシリーズの最後のエピソードにはやられます。
今年、映画を見て大粒の涙を流すことはほとんどなく、
多分、このエピソードが一番泣いたんじゃないかな?
以上、2011年のベストでした。
ちゅうか、邦画はほとんど園子温監督作品。
なんにしても2012年も良い作品に出会えるといいなぁ〜。