2012年01月26日更新

「オリジナル・ドローイング・ショー The Cube」

「オリジナル・ドローイング・ショー The Cube」
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昨日、「オリジナル・ドローイング・ショー The Cube」という今までにないエンターテイメント・ショーを鑑賞した。


「ドローイング・ショー」とは、
韓国のアーティスト、キム・ジンギュほか3名が、大きな立体キャンバス(キューブ)に、
“超高速ドローイング”技法を駆使して絵を描いていく過程を見せるというもの。


それもただ、見せるのではなく、
宇宙、地球、自然、人間ドラマなど、9つのシーンで構成し、
セリフのないパフォーマンスと音楽で、物語を進行させながら見せていく。


いわば、アートと演劇と音楽を融合させたショーだ。


描かれる絵は、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」や、
ジャック=ルイ・ダヴィッドの「アルプスを越えるナポレオン」、
葛飾北斎の浮世絵といった世界的にも有名なものからオリジナルまで多岐に渡る。


「オリジナル・ドローイング・ショー The Cube」


ストーリーに即して、各シーンごとに木炭、マーブリング、シャドウ・ドローイング、
ライティング・ショーなど、多彩な手法を駆使して描いていく。


こうやって文章にしてしまうとなんだか良くわからんかもしれませんが、
公式サイトを覗いてもらえれば、なんとなくイメージがつくかと思います。


瞬く間に絵が描かれていく過程や様々な手法は、見ているだけでも面白いし、
描かれた絵が、一瞬にして「“更に”凄い絵」に変貌を遂げるマジックショー的な驚きもある。


「オリジナル・ドローイング・ショー The Cube」


次に描かれる絵がなんなのか?どんな手法で描かれるのか?という楽しみが終始あるので、
休憩15分を挟んで約1時間50分、あっという間。
クライマックスは圧巻で、無意識のうちに拍手をしていました。


生憎、今回の日本公演は本日(1月26日)で終ってしまうのですが、
また見られる機会がありそうなので、ご興味がおありの方は、その際に是非。


多少、テンポが悪くて冗長さを感じたり、
物語がよくわからんところもあったのですが、
これが初のショーケースということで、これからどんどんとブラッシュアップされていくのでしょう。


世の中に有名な絵画はごまんとあるし、オリジナルに至っては無限大だ。
多くの絵をもっと凄いパフォーマンスと演出で見せてくれるのでは?
という今後の期待感が募る。


因みにメインキャストのキム・ジンギュは、
堺雅人似の柔和なイケメンでした。


「オリジナル・ドローイング・ショー The Cube」

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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