今日、8月20日(月)、
銀座でロンドンオリンピックの金メダリストたちによるパレードが開催されたのは、周知の通り。
こんな機会は滅多にない!
ちゅうことで、行ってきた。
パレードが行われるのは銀座中央通り。
11時に銀座一丁目からスタート。
銀座5丁目あたりから中央通りに向かったのが、10時40分。
それなりの人出は覚悟していたが、想像以上だった。
みゆき通りは、中央通りに近づくにつれ人が増え、
ドコモショップの入っているビルの直前で通行止め。
仕方なく新橋方面に迂回して、一本先の通りに行ってみたが、
ここもすでに黒山の人だかり。
これ以上先に進むのは難しい。
しかし、おそらく場所を変えたとしてもどこも状況は変わらないだろう。
それよりも、移動している間にどんどん人が集まって、
現状よりも悪くなる可能性が大だ。
ちゅうことで、ここで待機。
猛暑の中、熱気ムンムンの人たちにまみれ、待つこと15分。
建物で見ることが出来ない左手より「キャー!!!」という歓声が!
遂に来た!!!
しかし!
先頭車はオープンカーだった!!!
前方の人たちがカメラを高く掲げたのも手伝って、(ちゅうか、自分もその一人)
手しか見ませんでした。
あの手はだれだ!?
(後で聞いたら、レスリングの吉田沙保里選手でした)
間もなく、1台目の二階建てオープンバスが、カメラを構える暇もなく、あっという間に通過。
視力0.7と免許ギリギリの目の悪さと動体視力のなさから、
まったく誰が乗っていたのかわかりませんでした。
周りの人たちも同じような状況で「誰?」「誰?」っという声が、そこらじゅうから聞こえた。
(注:バス1号車には、陸上、ボクシング、レスリング女子、レスリング男子、卓球、アーチェリーのメダリストが乗車)
1号車の反省を踏まえて、2号車の通過の際は、ちゃんとカメラ構えてシャッターを切ってはみたが、
やっぱりなんだかわかりませんでした。
隣のおばちゃんが「入江よ!入江!!!」と言っていたので、
競泳の選手たちが乗っていたのでしょう。
個人でメダルは逃したけど、北島選手を拝んでみたかった!
続く3号車は、全員女性。
どうやら「なでしこ」のようだ。
誰が誰だかわからんが、とりあえずシャッターを切って、
「なでしこぉぉぉぉ!!!!!」と叫ぶ。
4号車は男性数名(?)と大勢の女子が乗車。
どうやら見事に銅メダルと獲得した女子バレーの選手団のようだ。
しかし、とっさのことに、選手の個人名がまったく浮かばず、
「バレーボール!!!!」と“それってどうなの?”の声援を送る。
他の人たちも、まぁ、同じようなもんでした・・・。
そして、次は誰だ!?
と期待していたら・・・
東京オリンピック誘致のボランティア団を乗せたバスでした。
どうやらこれが最後のバスのようだ。
銀座一丁目から新橋までを20分で凱旋すると聞いていたので、
そんなに長くはないとは思ってはいたが、
あっという間に通り過ぎて行った。
金メダリストたちを見たといえば見たんだが、
まったく判別不能で、見たといえるのかどうか・・・。
でも、それは別にいいのだ。
あの場の雰囲気を味わえただけでも、本当に良かった。
選手たちが来るまでのワクワク感、
徐々に近づく歓声に伴う高揚感、
周りの人たちと共有した興奮。
とても楽しかった。
一緒に行った人たちも同様の意見だった。
後の報道で知ったが、50万人の人出だったという。
平日でこの数字はかなりすごいと思う。
それだけ今回のオリンピックの注目度が高く、
そして、日本選手たちの活躍が素晴らしかったということだ。
なんだ、日本もまだまだ一体感があるじゃないか!
それがまた嬉しい。
今日はメダリストたちのパレードでしたが、
男子サッカーをはじめ、メダルを獲れなかった選手たちの活躍も忘れられないものが多かった。
オリンピックに出場された選手の方々、
濃密で、笑顔と涙が入り混じる感動の2週間をありがとうございました。