『モネ・ゲーム』
2013年5月17日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて
配給:ギャガ
©2012 Gambit Pictures Limited
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印象派の巨匠モネ。
その代表作「積みわら」の連作には消えた1枚が存在した。
イギリスの美術学芸員ハリーは、この行方不明のモネの名画を使って、
大掛かりな贋作詐欺を企てる。
完全犯罪に必要なのは、完璧な贋作と、
絵の持ち主を演じる美人の相棒PJと、
カモになる億万長者。
ハリーの計画通りに事が運べば、15億円の大金が舞い込んでくるはずだったのだが・・・。
『英国王のスピーチ』でアカデミー主演男優賞を受賞したコリン・ファースと、
キャメロン・ディアス共演のエンターテイメント作品。
1967年に製作されたシャーリー・マクレーンとマイケル・ケイン主演作『泥棒貴族』のリメイクらしんだが、
オリジナルの存在を知らなかったし、リメイクだという知識もないまま見た。
で、感想ですが、いい意味で、毒にも薬にもならない作品。
肩肘張らず、気楽にボケェーと見て楽しんで、鑑賞後はすぐに忘れる。
脚本をコーエン兄弟が手掛けている割には、ちょっと食い足りない気もするが、
こういう映画、昔はもう少しあったような気がするな。
今もたくさんあるけど、日本で公開されないだけか?
最後の最後までコリン・ファースの演じる役柄が好きになれないし、
劇中に登場する日本人の描写が、「今時これはないだろう・・・」だったりするのですが、
その辺は、我慢!
上映時間90分だし、
デートとかにいいんじゃないですかね?
サックと見て、「あぁ、面白かったネェ」って語り合って、サックと酒飲みに行く。
そんな映画。
ただでさえ内容を忘れる作品だというのに、見たのは2月。
忘却の彼方・・・。
そんな状況下、印象に残っているのは、
詐欺のターゲットであるメディア王シャバンダーを演じたアラン・リックマンの全裸と、
コリン・ファースのパンツ姿だったりします。
うーん、この文章量の少なさは、
『フールズ・ゴールド/カリブ海に沈んだ恋の宝石』以来かもしれない・・・。
決して嫌いな作品じゃないんだけど、書くことがない!
※やる気がないわけではありません。