酒、煙草、麻薬(あとセックス)。
これらは60〜80年代のロックには、欠かせないアイテムだ。
麻薬は日本では手に入りにくいので(そんな理由かい!)、やったことがないし、
やりたいとも思わない。
煙草。
こやつは昔吸っていた。
オフィスで、プカァ〜。
パープル・ヘイズが滞留する密閉空間のカラオケボックスやMAスタジオで、プカァ〜。
飲み屋のカウンターで、プカァ〜。
背後の人なんてまるで意識せずに、歩きながらプカァ〜。
番組製作をしていた頃、個室で番組の打ち上げをしていた。
自分も含め、みんな煙草をバカバカ吸った。
後から来た煙草を吸わないナレーターさんが到着したとき、露骨に嫌な顔をした。
相当な煙と臭いだったのでしょう。
しかしながら、喫煙家としては、
「煙草を吸って何が悪い!!!吸いたいんだからしょうがねぇーだろう!!!」
ぐらいな勢い。
逆に嫌な顔をするナレーターさんに嫌悪感を抱く始末。
人の迷惑も考えず、傍若無人に場所を選ばず、吸いたいと時に吸っていたのですが、
10年ぐらい前に止めました。
そして、止めてみて、煙草を吸うことが、
吸わない人にどれほど不愉快な思いをさせていたか、初めて分かりました。
低頭平身してお詫びしたい。
臭いし、臭いは服や髪に付着するし、副流煙は体に悪い。
今じゃ、会社でも最先鋒の嫌煙家と化している。
歩き煙草をしている人を見ると、
後ろから煙草を挟んでいる手を蹴り飛ばしたくなる。
なぜ、後方を歩いているワシが、あんたの副流煙を吸わんといかんのね!
で、ポイ捨てでしょ。
有り得ん。
近所の駐車場のポイ捨て煙草。
因みに吸っていた頃は、携帯灰皿を持ち歩いていました。
ランチで煙草OKの店にはなるべく行かん。
せめて分煙にしてくれ。
(全面禁煙のさくら水産のランチには行くけど、喫煙OKな天狗のランチには行かない)
煙草に関しては、他にもいろいろとモノ申したいのですが、
愛煙家の怒りを買いそうなので、止めておこう。
さて、話を戻すと酒、煙草、麻薬。
麻薬と煙草はたしなみません。
しかし、酒は・・・。
2年前、尿酸値がそこそこ頂けない数値に達した際に、酒は止めたりしたけど、
煙草みたいに完全に脱することは出来なかった。
SMAPの草なぎ剛はあの事件以降、一滴も酒を飲んでいないという。
まぁ、事件の影響や彼の社会的立場からすると当然なのかもしれないけど、
意志が強いなと思う。
小生は病気とか生死にかかわるような何かがないと、
多分、酒は止められないと思う。
そんな訳で、習慣的に酒を飲んでいるのですが、
ここ最近は芋焼酎にはまっています。
近所のスーパーに行っては、飲んだことのない芋焼酎を買ってきて賞味している。
別に飲み比べているわけではないのですが、やっぱりそれぞれ味が違う。
芋焼酎は特に味の違いが分かり易いような気がする。
若い頃は芋焼酎を飲むとすぐに酔っぱらって、ゲロゲロ吐いていたけど、
体質や好みって変わるもんですねぇ。
大丈夫になった要因としては、芋焼酎の製造技術の向上もあると思う。
昔は芋焼酎を飲んだ次の日は、毛穴から“芋焼酎臭”が漂っていた。
小生の母は芋焼酎が好きだったのですが、
その体臭から「あぁ、昨晩は芋焼酎を飲んだんだな」ってことがわかりました。
近年の芋焼酎は、そこまで臭くない。
家だけじゃなくて、飲み屋でもよくオーダーするようになった。
先日は、京橋の飲み屋で屋久島の芋焼酎「三岳」を頂いたのですが、
今まで飲んだ芋焼酎の中で、もっとも飲み易く、美味しいと感じた。
「三岳」は近所のスーパーで売っていないので、
代わりに屋久島の「屋久の島」なんぞを買って飲んでみたりした。
「三岳」はどのスッキリさはなく、ちょっと雑味があったが、
これはこれで美味しい。
本当かどうかは知りませんが、焼酎は蒸留酒なので、
ビールと違って糖分がなくデブになりにくいらしい。
とはいえ、酒なので、当然カロリーはあるし、
肝脂肪の原因にもなるのでしょうが、ビールや日本酒、ワインよりはマシのようです。
以前は必ず第三のビールとかを2、3本飲んだ後、
他の酒に切り替えるという飲み方をしていたのですが、
このところビール系はあまり飲まず、いきなり芋焼酎に手を出すということも多い。
そのお蔭か、少し・・・いや、大分、痩せました。
今飲んでいるのは「白金乃露」。
明治2年創業の白金酒造が、大正元年に発売した歴史ある芋焼酎。
甘みが広がった後、芋独特のクセが出てくる感じ。
こんな風に芋焼酎を嗜んでいるわけですが、
芋焼酎にはまるきっかけが、もうひとつあります。
それがクエン酸。
クエン酸は、梅干しやレモン、お酢に含まれている“すっぱい”成分。
今年の3月に会社の歓迎会の幹事をやったのですが、
次回の幹事決めのゲームで、クエン酸を使用。
クエン酸を水に溶かして、小龍包に注射器で注入して、
すっぱい小龍包を食べてしまった人が、次回の幹事というゲーム。
このゲームのために購入したクエン酸が余ったので、持って帰った。
しかし、持って帰ったのは良いが、特に使うあてもなく放置。
ある晩、芋焼酎を飲んでいた際に、
ふっと「芋焼酎にカットレモンを入れる飲み方があるから、
酸味のあるクエン酸を振り掛けてみたら美味しいんじゃないか?」
という発想が浮かんだ。
試してみた。
これがですねぇ・・・
メチャクチャ美味い!!!
最初はクエン酸を入れずに、芋焼酎が持つ本来の味を楽しみ、
3、4杯目からクエン酸を振り掛けて飲む。
芋焼酎のまろやかさとクエン酸の酸味が見事に融合し、
抜群に美味しくなる。
クエン酸は、すっぱいから酸性かと思いきやアルカリ性。
心身の疲労物質を分解し、肩こりや筋肉痛、肝臓病の予防・改善に有効だという。
その他にも脳の神経疲労を和らげ、心筋梗塞、脳梗塞といった動脈硬化の予防にも効く。
かなり万能で、そんな美味しい話はないだろうと眉をひそめるかもしれませんが、
実体験からするとクエン酸の効能はあると思います。
クエン酸入り芋焼酎を飲み始めて、二日酔いというものを経験したことがありません。
先日も2人で芋焼酎のボトルを2本空けたのですが、
クエン酸を振り掛けながら飲んだ効果か、二日酔いゼロ。
ちょっと昨日、飲みすぎたかなぁ〜程度。
若干ですが肩凝りも軽減されたような気がします。
美味いし、体に良いようだし、実際に効果を感じているしで、
クエン酸と芋焼酎のセットはしばらく続きそうです。
この文章もミートローフの「地獄のロックライダー」を聴きつつ、
クエン酸入り芋焼酎を飲みながら書きました。
と、ここまでは昨晩書いた。
アップしようと思っていたのですが、
急激に眠くなり、アップは明日の作業に回した。
そして、今日。
芋焼酎が切れそうだったので、別の芋焼酎を買ってきた。
今回、地元の西友で購入したのは、
「商品入れ替えのため現品限り」というポップに誘われて手に取った「芋金」!
良い子、悪い子、普通の子。
山口良一、西山浩司、長江健次のイモ欽トリオを思い出す。
ハイスクールララバイ♪な「芋金」は、
愛媛県の桜うずまき酒造が、徳島県産金時芋を使って作った芋焼酎で、
販売は徳島の本家松浦酒造。
製造者、販売者のサイトを閲覧したんだけど、
この「芋金」の情報がない。
そういえば「商品入れ替え」って書いてあったなぁ・・・。
ネット販売を調べてみたら、ほとんどヒットせず、
yahoo!ショッピングで在庫切れ、楽天市場で在庫1点(2013年6月4日時点)という状況。
も、もしかして、レア酒になるのか?
封を切ってしまった。
飲んでしまった。
「酒は飾るものじゃないのよ。飲むものなのよっ!!」
と以前、おすぎさんが言っていた。
確かにそうだ。
「芋金」は、雑味が少ないのですが、それでいて「芋!」という主張がある、
そんな味でした。
サンタナ聴きながら、美味しく頂きました!