今日、浜松町に行く用事があった。
丁度、昼時だったので、用事が終わった後、
「味芳斎(支店)」という中華料理屋へと向かった。
今から15年ぐらい前、宣伝マンだった頃、
ワーナー・ブラザース映画が浜松町にあったので、頻繁に通った店だ。
薬膳料理であることから、みんな「味芳斎(ミホウサイ)」とは呼ばず、
「薬膳」と言っていた。
「今日のランチどうする?」
「薬膳は?」
ってな感じ。
今では、お昼の時間帯に浜松町に行くことなど滅多になく、
本日の用事が決まったその瞬間に、昼飯は「味芳斎」と決めていた。
御成門駅にほど近い「味芳斎」に着き店内に入ると、強烈な香辛料の香りがお出迎え。
13時半頃だというのに、ほぼ満席。
煮込んだ牛肉の塊が乗っかった激辛の牛肉飯が有名なんだが、
迷わず牛肉麺をオーダー。
この世にラーメン屋は星の数ほどあるけれど、
今までで食ったラーメンで一番好きなのは?と聞かれたら、
迷わず「味芳斎」の牛肉麺と答える。
醤油ベースのスープに、牛肉飯の牛肉が麺の上に乗っているラーメンで、
スープによって辛さがややマイルドになり、牛肉飯よりも食べ易い。
前回食べたのは5、6年前か?
あぁ、食いたい。
早く、食いたい。
しかも昨晩、飲んだので(かなり泥酔)、余計に汁物を欲する。
注文後、牛肉麺の登場を今か今かと待っていたら、
店員さんがやって来て「すみません、麺が終わっちゃいまして・・・」
ガァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
6月で最もショッキングゥ!!な出来事だ。
「牛肉飯なら出来る」というので、致し方なく牛肉飯を頼む。
あぁ・・・牛肉麺を食いたかった。
と無念の表情を浮かべていると、牛肉飯が店員さんによって運ばれてきた。
牛肉飯を食べたのは、宣伝マン時代以来のような気がする。
かなり辛かった記憶がある。
スプーンで白米と牛肉をすくい上げ、バックと豪快に口に放り込む。
うまっ!!辛っ!!!!
口の中が燃える。
そして、胃袋も火照る。
これだ!これ!
この辛さだ!!
首筋がスゥーッと寒くなる。
完食するまでの間に、何杯水を飲んだことか。
いやー、辛い。
そして、美味い。
肉が柔らかい!
八角の風味がたまらん!
パクチーも良いアクセント!
一見すると量が少なく見えるが、十分なボリューム。
腹一杯。
牛肉麺が食えなかったのは残念だったが、
牛肉飯も素晴らしく、満足、満足。
満腹だし、辛いしで、食べた後は少しボッーとしてしまった。
口の中の辛さは、30分ぐらい、
胃の火照りは、その後2時間ぐらい続いた。
でも、喉が猛烈に渇くとかはない。
それが良い。
なんか、こうやって書いているとまた食べたくなってくるなぁ。
次回、来られるのはいつだろう。