ちょっと前に、仕事でスペースシャワーTVさんに行ってきた。
スペースシャワーTVさんのオフィスが入っているビルは、イースト六本ビル。
このビルには、今、小生が所属しているCS放送「エンタメ〜テレ☆シネドラバラエティ」の前々身にあたる
カミングスーンTVのオフィスも入っていた。
2002年3月末をもって、会社合併に伴い麻布十番に引っ越したんだけど、
2000年9月の入社から1年半ぐらいイースト六本木ビルに通勤していた。
移転後もカミングスーンTVの親会社の映画配給会社ギャガ・コミュニケーションズのオフィスと試写室があったため、
ちょいちょい通っていた。
しかし、ギャガもUSENグループに吸収され、(たしか)2005年に溜池山王に引越した。
この時、試写室も一緒に移転したかどうか、記憶が曖昧なんだけど、
いずれにせよ、2007年3月にはギャガはUSENと共に東京ミッドタウンへと移り、
超立派で音響最強の試写室もミッドタウン34階に設置された。
ということで、少なくとも2007年3月以降、イースト六本木ビルには足を踏み入れていない。
カミングスーンTVの社員として通っていたのは、今から10年以上も前だなんて信じれない。
嬉しいやら、懐かしいやら、切ないやらでイースト六本木ビルに入り、
エレベーターの上りのボタンを押すと「チーン!」と音が鳴る。
この音が全く変わっていなくて・・・。
その後、スペシャの方と30〜40分ほど話し、辞去。
この時、スペシャ特製の「ロック湯呑」を頂いた。
これが素晴らしいセンスの「ロック湯呑」で、寿司屋風な文字で漢字が書いてあるんだけど、
全て音楽のジャンルやアーティストを表現している。
例えば・・・
音重鋼
音死鋼
わかりますか?
ヘビーメタル
デスメタル
です。
音恍惚
音家
こちらは、トランスとハウス。
音月歩
音誰
マイケル・ジャクソン
ザ・フー
キース・ムーン、ジョン・エントウィッスルがいないのは寂しい・・・
言われてみると「あぁ、なるほど!」という感じなんですけど、
良く考えたなぁーって。
遊び心満載。
こういったユーモアを湯呑という形で具現化できるスペシャさんが、色んな意味で羨ましい。
そんな思いを心に秘め、時計を見るとお昼時。
「腹が減ったぁ」
六本木一丁目駅界隈は、あまりランチを選べない。
六本木駅周辺は、ゴチャゴチャしているし、気ぜわしくて嫌だ。
そうだ。
だったら麻布十番に行こう!
思い立ったらすぐ十番!
カミングスーンTVがギャガ・パブリッシング合併して、
ギャガ・クロスメディア・マーケティングになり、
オフィスは麻布十番のプラスアストルに引っ越した。
オフィスの裏にパスタ屋があり、
よく食べに行った。
いろいろ種類がある中でも、ホワイトソース系のパスタが特に好きで、
よくオーダーしていた。
よし!あのパスタ屋にしよう!
思い立ったらすぐパスタ!
パスタ屋、パスタ屋と述べている通り、店名がわからん!!
大体、イタメシ屋は洒落た名前が多すぎて店名覚えられん!
「今日のランチどうする?」
「うーん、じゃぁ、ガード下のパスタ屋は?」
「今日のランチどうする?」
「そうねぇ、じゃぁ、地下のパスタ屋は?」
「今日のランチどうする?」
「んじゃぁ、角のパスタ屋は?」
こんな感じで誰も店の名前なんぞ覚えとらんのだよ。
麻布十番時代も「裏のパスタ屋」で意思疎通が出来た。
そんな「裏のパスタ屋」は、「CAFE DEUX TOITS」という店名でした。
かふぇ、でゅ・・・・といとす?
読めねーよ!!
正しくは、カフェ・ドゥ・トワと読むらしい。
外から見た感じでも、お客さんがそこそこ入っているのが見て取れた。
満員なら別の店に行けばいいや、と思い入店。
幸い1階の4人掛けのテーブルが空いていて、そこに座った。
麻布十番時代、何度もこの店に来たけど、1階は初めてかも。
2階は、明るい印象があったけど、1階はシックな暗さだ。
メニューを渡され、迷った挙句、生ハムときのこのホワイトソースをオーダー。
カフェなんで喫煙可能だったら嫌だなぁーと思っていたら、
普通にテーブルに灰皿が置かれていた。
この店に通っていた頃は、煙草をバカバカ吸っていた。
それが今では嫌煙家。
そうこうするうちに、隣のテーブルの男性陣と、
そのお隣の男性が煙草に火を点けた。
カフェだから仕方ない・・・
でも思いの他、煙の臭いはこちらには漂ってこなかった。
その代わりに厨房から発せられる調理時の湯気で燻製状態。
洋服と髪の毛が臭くなることは間違いなさそうなんだけど、
それにしても良い匂いだぁ〜。
早くパスタ食べたいと思っていたら、サラダとスープが運ばれてきた。
あぁ、これも懐かしい。
以前からこれだった。
サラダとスープを食して数分で、メインのパスタ登場。
まず、パスタの茹で加減が絶妙です。
フォークで巻こうとすると、芯がある分、反発してなかなか巻き付いてくれいない。
アルデンテっていうんですか?
ほんの少しだけ芯が残っていて、コシのあるパスタ。
口に頬張り、噛むと、表面は柔らかく、芯の部分で歯ごたえを感じる。
やっぱりパスタの茹で加減は大切だと痛感させられた。
そんでもって、ホワイトソースがまた、美味いんですよ。
相当細かい玉ねぎのみじん切りとかが入っていて、
味に甘みとコクがある。
数年ぶりに食べたけど、変わらない味で最高でした。
至福のパスタの後は、ほんの少しだけ麻布十番を歩いてみた。
「CAFE DEUX TOITS」の裏手には、「VESTA Asabu(ベスタ アザブ)」があるんだけど、
ここは以前は「Kwel(クール)」というダイニングがあった。
麻布十番時代は相当この店で飲んだ。
過去、一番泥酔した店だったかも。
オーナーのAさんとは、一緒に沖縄に行った。
思い出の地です。
「Kwel」消滅後の「VESTA Asabu」にも一度だけ行った。
でもあまり覚えていないや。
東京都道319号環状三号線の横断歩道を渡ると、
ビブロスとレインボー・ロール・スシがあって・・・、
あれ?ない!ビブロスがない!
レインボー・ロール・スシもない!
レインボー・ロール・ズシは、麻布十番にオフィスが移転した初日に来た。
当時の上司で、このところ本ブログへの登場回数の多いAさんと一緒にね。
なんか会社の不満をぶちまけながら、ランチビール頼んで、
カリフォルニア巻を食ったのは覚えています。
後にも先にも、ランチビールを飲んだのはこの時だけです。
因みに、レインボー・ロール・スシは、2011年12月30日(金)閉店し、
ビブロスは、現在青山にあるようです。
http://yasutono.blog.fc2.com/
どうせここまで来たのならと、近場で思い出の飲食店を見てみることに。
「あべちゃん」。
500円で焼き鳥丼を食わしてくれるサイフに優しい焼き鳥屋。
でも早くに売り切れてしまうのです。
続いてもう少し奥に入っていくと「あかしや」が。
この店についてはいろいろと語りたいところではあるのですが、
営業妨害になりかねないので自粛します。
なぜ潰れない!!!!!!!!!!
私にとっては、富士急ハイランドの戦慄迷宮よりも怖いです。