「大戸観音堂、高良山若宮八幡社」からの続き。
中年おじさん3人による珍道中後、
法政大学多摩キャンパス14号館であった用事を済ませ、時計を見ると11時。
次の用事が始まるのは15時ぐらい。
4時間もある。
どうする?
行くでしょ!
散策!!
ということで、本日二度目の散策決行!
今回は、Y崎さん、T元さんは同行せず単独行動だ。
4時間、徒歩で行き来できる場所は限られている。
当初は約5キロ離れた「城山湖」へ行こうと思ったんだけど、
マップをいろいろと見ていたら、3キロ強離れたところに「川尻石器時代遺跡」なる史跡があった。
途中には「明観寺」「川尻八幡宮」、
さらに「川尻石器時代遺跡」から1.5キロ先には「城山ダム」、
道を挟んだお隣には「津久井湖」がある。
「城山湖」よりも「津久井湖」の方がデカイし、見所も多そうなので、後者を選択。
「夕方になっても戻らなかったら、捜索願出してください」と言い残し、
ひとり出発。
脱・法政大学は、先ほどのショートカット山道をチョイス。
もう一回通っているので、前回ほどのワクワク感はないが、
ひとりだと気分も少し違ってくる。
ちょっと心細い。
山道を抜けると「リサイクルセンター城山」が登場。
それなりに人が入っているではないか!
確かに、ひやかしに店内をブラブラするのも楽しいかもしれない。
大戸交差点を渡り、「大戸観音堂」とは反対の道を行くと、
その先はすぐに神奈川県相模原市。
丁度、県境なんですね。
この道は、全長12.9キロの東京都道・神奈川県道48号鍛冶谷相模原線というんだけど、
都道部分は131mしかない。
大戸橋交差点から上の写真の橋までが、都道部分にあたる。
超炎天下の中、帽子を持ってこなかったことを強く後悔しながら、
神奈川県道48号線を歩く。
この手の散策は慣れているし、体力的にも自信があったんだけど、過信は禁物。
熱中症に陥る可能性もある。
なるべく日陰を歩こうと思うものの、日陰がなく、
せめてもの熱中症対策として、小まめに水分補給をすることに。
しばらく歩くと、小高い丘の上に社が見えた。
き、気になる!
しかし、ここは体力を温存しておきたいので、立ち寄らず。
歩き続けること数十分で、立ち寄り処第1弾「明観寺」に到着。
本堂へと続く階段の手間には超良い感じの石像群が立ち並ぶ。
写真手前の石像は、右耳から右肩にかけて損壊していて、
新たにコンクリートで補強されていた。
階段を上がると本堂。
見落としたのかもしれないが、案内板らしきものがなく、
どのような由緒のあるお寺なのかわからないけど、
先程の石像群を見るとかなり古くからあるお寺なのでは?
先を急ぐので、サクッと参拝し、再び神奈川県道48号線を歩いたんだけど、
暑くて、暑くて・・・。
とめどなく汗がしたたり落ち、たかだが1.5キロぐらいしか歩いていないのに、
早くもバテ気味。
この調子だと、3キロ以上も離れた城山ダムに辿り着けないかもしれないと、
やや心が折れはじめていたところ、小松橋という小さな橋の前にハイキングコースの案内板が。
今、最も欲しているものは、日陰だ。
しかし、このハイキングコースがどれぐらいハードなのかわからない。
もしかしたらきちんと整備されていない可能性だってある。
しかもひとりだ。
Y崎さんとT元さんの携帯番号も知らない。
いま自分がここにいることを知っている者は誰一人としていない。
迷う・・・。
もう一度、ハイキングコースの案内板を確認。
15分先に「小松城跡」。
城跡は相当魅力的だ。
そこから25分歩けば「金刀比羅宮」。
さらにすぐ傍には、「城山湖」がある。
大体、40〜50分かかる見込み。
このまま炎天下のアスファルトを歩くよりも、
多少、アップダウンがあったとしても、
日陰が多そうなハイキングコースの方がいいんじゃないか?
よしっ!予定変更!
目指せ!「城山湖」!
小松ハイキングコースに突入!
以降、「小松ハイキングコース、龍籠山金刀比羅宮」へと続く。