2013年09月02日更新

法政大学多摩キャンパス PART4 城山湖

「小松ハイキングコース、龍籠山金刀比羅宮」からの続き。


「龍籠山金刀比羅宮」、展望台、「航空神社」を経て、
遂にヘロヘロ、グダグダ状態で「城山湖」に到着!


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湖畔にはそこそこ人がいたんだけど、ほとんどの人がアンテナを立てて通信をしていた。


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アマチュア無線のメッカ?


さて、「城山湖」ですが、すぐ傍に発電所がある。
本日、行こうかなぁーと思ってやめた1.5キロ離れた「津久井湖」から水路を使って水を汲み上げ、
この間の落差153mを利用して発電しているとのこと。


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さらに「城山湖」は、ロックフィルタイプの「本沢ダム」によってせき止められていて、
ダム周辺の良質の土砂が多く使われたって書いてあったんだけど、
意味がわからないのは私だけ?


ロックフィルタイプって何?


そんな難しことは抜きにして、ここは景色を楽しみながら昼ご飯。
やっぱ、ハイキングといったらおにぎりでしょう!


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朝、法政大学の入口のセブンイレブンで買ったおにぎりです。
潰れっぷりが、これまでのハイキングの道のりを物語っているようです。


もの数分でおにぎりを平らげ、「城山湖」を眺めていると、
右手に整備されたアスファルトの道があり、人が歩いていた。


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どう見てもハイカー。
あの場所にはどうやって行くのだ?
左手に見える橋も渡ってみたい。


とりあえず、さっきの「航空神社」の後に降りてきた階段辺りまで戻る。


駐車場の先に道があったので、そこを歩く。


と、さっきの「龍籠山金刀比羅宮」に到着。


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階段を登り切って「龍籠山金刀比羅宮」の手前を左に行けば、「城山湖」へすぐに辿り着くわけだが、
美しい景色が見れたし、「航空神社」にも参拝できたので、結果オーライ。


そのまま道なりに進むと、ありました入口が。


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「ヘビ・ハチ注意!!」という言葉にやや不安になるも、
大概、その存在を警告されて被害をこうむったことがないので、
かまわず門扉をくぐる。


緩やかな坂を下ると、「アウト!セーフ!よよいのよい!!」という声が下から聞こえた。
(そんなわけはない・・・)


野球拳の声がする方を見ると野球場が見えました。


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この炎天下の中、野球をプレイするのは自殺行為では!?


そう思う己も、日差しを遮るものが皆無の直射日光直撃状態で、
「城山湖」のまさに湖畔を歩く。


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で、その湖畔道の右手に先の野球場を眼下に眺められる
「であいの広場」なる石の案内板が。


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ここで誰と出会えというのだ!!!


暑さにやらているのも相まって、
安易なクソネーミングに腹立たしさを感じながらも、橋を目指す。


マジで炎天下。
殺人光線が皮膚を焼く。
髪の毛が焦げる。
体力を奪う。


でも、橋が俺を呼んでいる。


辿り着いたぜ、橋。


橋といえば、下に川が流れているもの。


なのに、俺の喉と同様に、オメェもカラッカラじゃねぇーか。


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なんだか江戸っ子調になっちまいましたが、
アッシはもう炎天下、限界っすねぇ。


この先にハイキングコースがあるんすけど、
まぁ、無理っすね。


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べらんめい!
戻る。


でも対岸の景色が結構いいんすっよ。
ほらっ、さっきまでアチキがいた場所でっせ。


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なんか出来もしない関西弁が混じってません?
で、「龍籠山金刀比羅宮」の入口まで戻ってきた。


下の写真を見てもらえると判ると思うけど、
ともかく急なんです。


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写真は撮りませんでしたが、この階段を上り下りして鍛える青年と遭遇。
間違いなくマゾだね。


とりあえず、今回の散策のノルマは達成したので、
あとは法政大学に戻るだけ。


iPhoneのマップをチェックすると、法政大学まで2.5キロ。


時計を見るにまだまだ余裕はありそう。
のんびり歩いて帰ることに。


上りよりも下りの方が辛いという人がいるが、同感ですね。
ブレーキを効かせながら歩くので、
足の先に妙な力が入るし、ふくらはぎに張りが出る。


それでも木陰だし、達成感もあって歩いていて気持ちが良い。


iPhoneのマップを見るに、しばらく歩くと左手に先ほどの野球場入口が出現するはず。
しかし、一向に野球場が出てこないので、iPhoneをいチェックする。


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道間違えてるじゃんかよ!


かなり急な坂を下って来たので、今更戻るつもりはない。
このまま行く!


と、坂を降り切るとのどかな畑風景が。


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いいなぁーこういう光景と独り悦に浸っていると、
突如、右手からガサゴソと音がして、一瞬、慄く。


ウォーリーを探せ!ならぬ、
トカゲを探せ!


下の写真のどこかにトカゲがいます。


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上の写真をクリックすると大きな画像になります。


暫く同じような道を歩くと、道標があったのですが、
背丈ほどもある雑草に遮られて、全く意味をなしていませんでした。


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そんな状況でしたが、さっきの畑のあった道と並行していて、
穴川と呼ばれる川沿いの道が、
(確か)アジサイロードと名付けられているのが読み取れた。


アジサイといえば、6月だけど、
アジサイは鑑賞期間が比較的長い花。


道標の近くにも満開とは言わないが、アジサイが咲き乱れていた。


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あんまり花に詳しくないし、興味もないけど、
アジサイは好きな花のベスト5に入るかも。


1番好きな花は桜。
2番目はハイビスカス。
3番目は月下美人。
4番目は梅。
アジサイは5番目。


ということにしておこう。


アジサイを見ながら歩いていると穴川にかかる橋が現れた。


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気になる・・・。


とりあえず行ってみると、結構な坂道。


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大分、疲労も溜まってきているし、
どうしようか迷っていると、
バキバキバキという音と共に、木の枝が落下してきた。


引き返そう・・・。


再びアジサイロードに戻って歩いていると、
ほどなくアジサイ終了。


その代わりに夏の花、ひまわりが登場。


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夏です。


そして、すさまじく暑いです。


呑気にアジサイ見ながら歩いていましたが、
この時点で、ほんとーーーーーにしんどくて、
ゼロゼロ、ハァハァ状態(またかよ)。


このままだと間違いなく熱中症になる。


法政大学で買った500mlの水は既に空。
ヤバイ、水分を補給しなければ。


水・・・水・・・みず・・・ミズ・・・と、
朦朧としながら少しばかり歩くと、行きに通った神奈川県道48号線に出たのですが、
目の前に現れたのは、イエスの手でも、仏の手でも、アッラーの手でもなく、
“えのもとの手”。


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酒屋です。
壁に古酒(クースー)泡盛量り売りと銘打っています。


古酒大好きです。


でもさすがに泡盛は飲めない。


ではせめてビールで喉を潤すぐらいは・・・。


と、相当、葛藤しましたが、
結局、水とオカカのおにぎりを購入。


水分だけでなく炭水化物を買ったのは、
炭水化物を摂取するとパワーが出ると、北島康介や高橋尚子が言っていたから。


店内で迷っていたのを見られていたからか、
会計時におばあちゃんに、
「すみませんねぇ、ロクなものがなくて」と言われた。


いいえ、そんなことはありません。
“えのもと神”でした。


店先のベンチで水をグビグビ飲みながら、
おにぎりを頬張る。


よっし!
気力回復!!


ということで、法政大学まで歩き出したんだけど、
やっぱりね・・・暑い。


“暑い”じゃなくて、“熱い”。


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日陰ほとんどなしの神奈川県道48号線は容赦ない。
ものの数分で、“えのもと神”の御利益を消化。


足取り重く、歩くこと数十分、やっと法政大学が見えてきた。


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しかし、まだまだ遠い。
気力、体力、時の運。
相模原横断、ウルトラ散策。


辿りつ着きましたよ。
法政大学入口の交差点。


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はぁ、良かった、良かった・・・と思ったのも束の間、
左手に目をやると神社らしき建物が二つ見えた。


別に行く必要もないし、ノルマもない。
でもなんだか呼んでいるような気がする。


ヘロヘロになりながら、取り憑かれたように寺院を目指す。
すぐそこなのに疲労と暑さで遠く感じながらの社がこちら。


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どうやら「柳泰良観音堂」という名称のようなんだが、
すんげー見難い角度に解説板があった。


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武州上相模原村字泰良谷に十一面観世音菩薩惠日という庵があり、
沙念尼、浄心尼という庵主が地蔵菩薩を建立。


昭和18年頃の道路拡張で移動。
平成2年に無くなっていた地蔵の頭部を着ける。
平成18年に再度移転。
台座が傷んでいたので新しくした。


確かに地蔵の頭部と台座が新しくなっている。


続いて、お隣り「八雲神社」へ。


階段の手前には「町田市指定無形民俗文化財」ということで、
「大戸囃子(おおとばやし)の説明板が。


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天保年間(1830〜43)に相模原国の若者が、
江戸ばやしの師匠・御殿万造(ごてんまんぞう)から神田下町ばやし伝授され、
この界隈に伝わったとのこと。





そして、「八雲神社」の祭典行事として今日に伝承されてきた。


で、「八雲神社」。
階段、キツイよ。


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いままでいろいろと散策してきたけど、
今回の散策が一番ハードであることは間違いない。


でも、登り切りましたよ。


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先程の法政大学入口まで戻り、
左折して法政学方面へと進むと、拷問のような上り坂。


朝、おにぎりを買ったセブンイレブンへと辿り着き、
水を買って水分補給。


それにしても法政大学に着いたというのに、
ここから14号館は遠いなぁ・・・。
今朝の道のりを思い出し、うんざり。


が、セブンイレブンを出ると階段があり、
マップでチェックしてみるとどうやらショートカットできそう。


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階段がきつくないと言えば嘘になるが、ここは頑張りどころだ。


階段を登った先には、朝通った道があった。
かなりの近道だった。


町田街道へと抜ける参道といい、
このショートカットの階段といい、
ちょっと法政大学マスターに近づいた?


歩くこと数分で、14号館に到達。


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無事、生還。


いやー、しんどかった。
マジでしんどかった。


翌日の新聞に、この日、全国で熱中症で運搬された人が、
200人ぐらいいたという記事が掲載されていた。


その中の一人になってもおかしくなった。


Y崎さん、N元さんとの散策の歩行距離は、3.5キロ。
単独で遂行した散策の歩行距離は、11.5キロ。
合計15キロ。


しかもかなり高低差があったので、
我ながらあのクソ暑い中、良く歩いたなぁって。


でもって、法政大学多摩キャンパスの凄さも痛感した。


在学生、及び卒業生の方々。
こんな山あり、谷あり、山道ありのキャンパスに通い続けている。


モノグサな小生には、絶対に無理そうです。


「龍籠山金刀比羅宮」よりも「城山湖」よりも、
法政大学多摩キャンパスが印象に残りました。

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コメント (1)

キャンパス広すぎて留年:

1年以上前の記事ですが、小松ハイキングコースを調べていたらこのブログに辿り着いたのでコメントさせていただきます。
法政大学の生徒です。つい先日午後の授業をサボって城山湖まで散歩に行きました。

ロックフィルダムとはその名の通り岩石や土砂を使って水を堰き止めているダムのことです。結構単純ですよね。

城山湖は本沢ダムにより堰き止められている人造湖で、南へ1km程離れた津久井湖(これも人造湖で城山ダムにより堰き止められています。地名とダム名がややこしいです)とセットで揚水発電を行うために開発されました。

ちなみに揚水発電とは水力発電の一種で、電力需要の低下する深夜帯に水を下池(城山ダム)から上池(本沢ダム)へ汲み上げておき、電力需要が高まる時間帯を狙って上池に溜めた水を下池へ落とすことでタービンを回し、発電します。
電力需要の低い夜間だけ発電をストップしておくということができない原子力発電の余剰電力を揚水に有効活用するために考案されました。原子力発電は一度ストップすると発電再開に数日要するそうです。

揚水発電、とても大規模なのに発想や仕組みがとっても原始的なところが僕のツボです笑

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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