6月30日をもって映画情報サイトの運営の仕事から離れて以来、
映画をほとんど見ていません。
まさかこんなにも映画を見なくなるとは、
思ってもみませんでした。
では、映画を見ないで何をしているのかというと、
酒飲みながらHR/HMのアルバムを聴いています。
BOOK OFFやDISC UNIONで、
100〜250円という激安価格にて叩き売りされているアルバムや、
知り合いからもらったアルバム聴いたり、
手元にある過去のアルバムを聴きなおしたりしています。
60GBのiPodは既にパンパンで、そのほとんどがHR/HM。
通勤や移動の時間もHR/HM。
HR/HMを聴いているとゾクゾクする。
ワクワクする。
そして、癒される。
一時、HR/HMを聴かない時期もあったけど、
つくづくHR/HMが好きでよかったなぁ〜って思う。
このブログに時たま登場する“歩く「BURRN!」”の異名を持つメタラーNさんが、
先日、「SUMMER SONIC 2013」に行きまして、
ヘッドライナーを務めたメタリカのライブ詳細レポートを送ってくれたのに触発されて、
メタリカの1st〜5th(「Kill 'Em All」〜「Metallica(ブラックアルバム)」)、
そして、「Death Magnetic」を何度か聴きなおした。
(「Load」「Reload」、「St.Anger」は・・・ごめんなさい、あんまり好きじゃない)
いやー、何度聴いてもこれらのアルバムのメタリカは、カッコイイ!
そんな折、メタリカの3D映画『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』が、
11月22日(金) から日本で公開されるというリリースをもらった。
『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』
2013年11月23日(金)より全国にて
配給:ポニーキャニオン
©2013 HIT THE LIGHTS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
本作品、ライブドキュメンタリーかと思われがちだが、さにあらず、
メタリカのライブと劇映画を融合させた少し変わった構成になっている。
下記、手元に届いたストーリーをそのまま転載。
極限の興奮状態にあるメタリカのライブ会場。
観客の怒号がとどろく中、ツアーのローディーであるトリップは、
メンバーにとってとても貴重なカバンをライブ終了までに取ってくるよう依頼される。
ついに始まるド迫力のライブ!タイムリミットはライブ終了までの90分!
トリップは地図を片手に街へ飛び出すが、そこには恐るべき世界が待ち構えていた…。
なんだか少し乱暴なストーリーのような気がしなくも無いが、
一体どんな世界が待っているのか、気になるのは確かだ。
そして本日、アメリカでの先行公開の成績と評価に関するリリースが届いた。
9月27日(金)から全米のIMAX劇場308館で限定先行公開され、
オープニング3日間で興収169万ドル(約162億2400万円)を稼ぎ出し、
IMAXで公開されたコンサート映画の過去最高のオープニング新記録を樹立。
一般映画との比較でも、
昨年IMAX限定で再上映された『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の記録と同成績。
アメリカの映画評論家による採点形式の映画批評サイト「Rotten Tomato」では、
9月27日の時点で、「94% Fresh」という超高評価を獲得。
10月4日(金)からは、IMAX以外の一般劇場を含めた650館でも公開が開始され、
さらなる大ヒットが予想されている。
メタル系のアーティストによる映画の興行で、これほどの成功を収めたことが、
過去にあっただろうか?
メタル界の帝王に君臨していることに満足せず、
常に新しいことにチャレンジする。
それがメタリカ。
ドキュメンタリー映画『メタリカ:真実の瞬間』で、
元メタリカのメンバーであったメガデスのデイヴ・ムステインが、
「いつも新しいことを先にやられ、追いつけなかった」というようなことを語っていたけど、
やっぱりメタリカは進化し続けているんだなぁ。
メタリカ好きだし、今までにないタイプの作品に仕上がっているようだし、
久しぶりに映画を見たいと思いました。
ありがとうメタリカ!
ライブとドラマのパートがどう絡むのか?
その演出と編集に興味津々。
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