「沖縄2日目」の続き。
雨の予報でテンション下げ下げ状態で寝入った翌朝、
カーテンを開けると、晴れ!!!
テンションアップ!!!
(単純)
前日に続き、沖縄の食材がふんだんに使われた美味しいビュッフェを堪能した後、
ビーチに行ってみた。
今回、沖縄に来て初となる太陽光線を浴びながら、美しい海面を見る。
あぁ、これが晴れた時の沖縄の海だと感動していたんだが、振り返ってみるとこんな光景。
雲多い。
こりゃ、天気どうなるかわからんぞと思いながら、
「やんばるの森探検ツアー」に参加してみた。
篠原太郎さんのガイドのもと、
「JALプライベートリゾートオクマ」からワゴンに乗り、
「国頭村森林公園(くにがみそんしんりんこうえん)」へ。
行く途中、虹を見ることが出来た。
虹はものの数秒で消え去った。
儚いねぇ。
さてさて、この「やんばるの森探検ツアー」ですが、
公園に着いてからスコール級の強烈な雨が降ったり、晴れたり、また降ったりと、
不安定な天候でしたが、かなり面白かったです。
歩行距離も大したことないし、所用時間もそんなに長くないんだけど、
濃密というか、いろんな生き物、植物を篠原さんに紹介してもらった。
もしかしたら国内希少野生動植物種の鳥、ヤンバルクイナの姿、
もしくは鳴き声が聞えるかもしれないとのことで、ちょっと期待する中、
まずイモリが登場。
両生類で、雨が降るとアホみたいに出現するという篠原さんの説明通りに、
ツアー中、何匹も登場。
でも中には金色の模様のイモリとかもいて、飽きさせない。
雄と雌の見分け方は尾っぽの長さ。
長い方が雌とのこと。
続いて、蜘蛛。
ジョロウグモ。
写真だと判りにくいですが、
ジョロウグモの左上にあるちょっと大き目な黒い点も蜘蛛。
ジョロウグモの蜘蛛の巣に引っかかるも、
ジョロウグモが食べないおこぼれの虫を食べるコバンザメのような蜘蛛とのこと。
シロオビアゲハ(多分)。
リュウキュウハグロトンボ(多分)。
触ると強烈に臭いヤスデ。
といった生き物が次から次へと登場。
続いて植物編。
シダ植物のヒカゲヘゴ。
ヤシの木に見えますが、ヤシの木ではありません。
1億年前に誕生した植物で、生きた化石とも呼ばれる植物。
続いて、クワズイモ。
『となりのトトロ』で、トトロが傘代わりにする葉っぱがこれです。
トトロ!ということで、葉っぱを茎から千切って頭にかざしたところですが、
樹液に触れるとかぶれるので要注意。
そんなちょっと恐ろしい植物であるにもかかわらず、
ガイドの篠原さんは、学生時代に先輩に騙せられて口にして、
半日間、身体の痺れに苦しんだとのこと。
先輩、酷いっす。
続いて、こちらはキノコ。
名前は分かりません。
キャンプのテントを張る木台の上に生えていた粘菌。
カビですね。
この他、シークァサーの木とか、
しょうがの匂いのするゲットウなんかを教えてもらいました。
あと、生き物ではないのですが、
こちらの隆起した土の説明を受け驚きました。
触ると粘土質であるこの土は、元々、中国にあった土なんだそうです。
中国の土が海に流れて押し流され、地殻変動で隆起した結果、ここに至る。
つまりこの山岳地帯は、元々海の中だったってこと。
ヒエェェェって感じです。
そして、その驚愕を凌駕する生き物に遭遇。
この木に注目。
なんの変哲もない木ですが、
よーくみると、何かがいます。
なんだかわかりますか?
これナメクジなんです。
この木をよく見ると、巨大なナメクジが、
あっちにもこっちのも!!
塩をふったらどれぐらい小さくなるんだろうか!?
見所、学び所満載の「やんばるの森探検ツアー」でしたが、
最終的には、このグログロのナメクジに全部持っていかれました、
そんなこんなで、「やんばるの森探検ツアー」は終了。
ガイドの篠原さんが長年の観察眼で、
「あっ!あれ見てください!」「これ見てください!!」と指摘してくれる。
普通に歩いていたら見過ごしてしまうところを、
きちんと教えてくれるので、大変面白かったっし、勉強になりました。
沖縄に生息する動植物だけでなく、
あらゆる生物・植物に詳しい篠原太郎さんの博学ぶりに脱帽でした。
そんな篠原さんでも、まだまだ知らない生き物がいるとのこと。
奥深い。
想像以上に面白かった「やんばるの森探検ツアー」を終え、
「オクマリゾート」に戻りチェックアウト。
この日は那覇方面で宿泊なので、南下しながらランチ。
国頭郡本部町伊豆味の「山原そば」。
古民家を移築した創業40年の有名店だけあって、
行列ができていましたが、回転がいいのか、
思いの外、すぐに店内へ。
ソーキそばをオーダー。
(800円)
2日前の「なかま食堂」の沖縄そばとはまるで違うスープの色と味。
ラーメンにいろんな種類があるように、
沖縄そばもかなり奥深いんじゃないかな?
コストパフォーマンス、インパクトでいうと、「なかま食堂」の方に分があるけど、
ここでしか食べられない独特の味という点では、「山原そば」かな。
ランチの後に向かったのは、古宇利島。
今日でレンタカーとはオサラバなので、
絶景ドライビングコースを選んだ。
古宇利大橋の景色は、ガイドブックに大きく載るだけあって、素晴らしかったです。
窓を全開にして風を浴びながら直線の橋を突っ走りました。
超気持ち良かった。
流石に運転中は写真撮れないので、古宇利島からの橋の風景。
「古宇利ふれあい広場」で、ブルーシールのアイスクリームを食べた後、ティーヌ浜へ。
幻想的な雰囲気。
そもそも古宇利島は、その“コウリシマ”という呼び名から、
(ムリヤリとしか思えない)“恋の島”と呼ばれ、
島全体がパワースポット。
このティーヌ浜には、ハート形に見える岩があり、
より一層“恋の島”を思わせるとか。
恋とはまるで関係ない心持で、暫しティーヌ浜で黄昏た後、那覇へ。
市街地の渋滞に苦しみながら、本日の宿泊先の沖縄ホテルに一旦チェックイン。
その後、レンタカーを返却しに行ったのですが、
カーナビが超ポンコツ野郎で、トンチンカンなナビゲーションを繰り返したうえ、
ド渋滞にはまりイライラすることこのうえなかった。
なんとか予定時刻に返却完了し、ホテルまで走って帰り、
近所の居酒屋でいっぱい引っ掛けてからホテルに戻り寝ました。
この日、楽天イーグルスのマー君が、今年初黒星を喫しました。
以降、「沖縄4日目」に続く。