「沖縄4日目」からの続き。
朝、7時に起床し、外を見ると晴れ!!!!
テンションアップ!!!
朝ご飯は8時とのことだったので、それまで近所の散策へ。
朝の阿真ビーチ。
昨夕とは景色が全く違います。
廃屋と化した沖縄らしい民家。
過疎化が進んでいるのかな?
ちょっと寂しい光景。
なんとなく沖縄っぽい小道。
こういう雰囲気がなんだかわからんが好きですね。
ハイビスカス。
方言名はアカバナー・グソーバナ。
モミジバヒルガオ。
「ペンションはまゆう」にあった図鑑で調べました。
阿真ビーチの近くにあったシャッターの降りた売店。
看板を見ると「糸嶺商店」。
昨日行ったカウンターのある商店のビーチ店舗でした。
そして、再び阿真ビーチ。
さっきの写真の数十分後ですが、また景色が変わっている。
この他、「神の浜」「女瀬崎(うなじのさち)」といった展望台もあるんだけど、
時間がなくて断念。
朝食をたらふく食べた終えると、
本日のイベントであるシュノーケル&シーカヤックで無人島に行く1DAYツアーをお願いしていた、
ケラマカヤックセンターのスタッフ・佐久間真美さんことマミマミが、
「ペンションはまゆう」まで迎えに来てくれました。
天気は良いけど、風が強くなるので、
無人島に行くのは無理で、しかも半日ツアーになってしまうという。
今のところ晴天だし、それほど風も強いとは思えないんだが、
何かがあってからでは遅い。
プロの判断に任せないとね。
マミマミ運転の車に乗り、座間味港のフェリー発着場の手前の道を左折。
細い道を進むと、「らおう 注意」という看板が。
「らおうって何のことですか?」とマミマミに質問すると、
「子供のこと」という返答が。
はて・・・沖縄の方言で子供のこと“らおう”って言ったっけ?
ワラビとかワラビーじゃなかったか?
なんて思っていると、すぐにケラマカヤックセンターに到着。
準備をして、本日ツアーを一緒に体験する女性2名と男性1名、
もう一人のインストラクターあつさんと共に向かった先は、
またまた阿真ビーチ!
シーカヤックの漕ぎ方、操縦の仕方のレクチャーを受けて、出港。
左手にあるプライベートビーチに上陸し、
ここからシュノーケルタイム。
遠浅の海は生き物がたくさん!
真っ赤なヒトデ。
青いヒトデ。
ニモ!
青く光る珊瑚礁。
プチグロいイソギンチャク?
サンゴと同化しているハゼ?
その他たくさんの魚たち。
そして、そして、ウミガメ!!
なんとこの日、3匹のウミガメに遭遇。
阿真ビーチからものの数十メートルなのに・・・。
この後、再びシーカヤックをやったのですが、
漕ぐのに必死で、写真撮れませんでした。
ケラマカヤックセンターに戻り、
お隣の飲食店「海原(うみばる)」でランチ。
中味そばのイカスミメンを注文。
中味とは豚のモツのこと。
ちょっと臭みがあるのですが、
そこがまた美味い!
この日は16時20分の高速フェリーで那覇に戻る予定。
時間まで2時間ちょっとあったので、またまた散策。
赤瓦の家屋。
本島ではあまり見かけませんでしたが、
座間味島ではそこそこ見かけました。
食品、雑貨を売っている105ストアー。
恐らく、この近辺で唯一のスーパー。
店内は、吉祥寺でいうと「ロジャース」みたいな感じでした。
(分かりにくい!?)
喉が渇いたのでここでオリオンビールを購入。
105ストアーから出てグビッと飲んでいると、スクーターが目の前を横切った。
運転しているのはオバァ。
どこかで見たことがあるオバァだなと思ったら、
昨日、古座間味ビーチでフィンを借りた露天のオバァだった。
105ストアー近くの小道。
やっぱり良いな沖縄。
なんの変哲もない小道なのに、何故か絵になる。
同じく105ストアーに程近いところにある店名なき店。
沖縄のおやつの代名詞サーターアンダギー。
そういえば、今回の旅行でまだ食べてない。
ということで、購入したんだが、
対面ケースにある手作りコロッケがめっちゃくちゃ美味しそうでねぇ。
店員の女性が、「美味しいですよぉ」と勧めてくれたんだけど、
サーターアンダギーあるし・・・ということで自制。
しかしながら、結局、欲望に負けて買ってしまった。
右手にオリオンビール、左手にコロッケ。
続きましては、石敢當(いしがんどう)。
魔除けの石碑・石標で、沖縄では多く見られる。
魔物(マジムン)は直進する性質があるとされ、道の突き当たりとかにある事が多い。
補助輪付きのチャリで爆走する男の子と裸足で駆け回る女の子。
東京ではあまり見られない光景です。
巨神兵+テト、猫バス、トトロ、ニモ。
「サマーハウス遊遊」という民宿に置かれていました。
この方が制作者は、「サマーハウス遊遊」のマスター。
たまたま近くいいらっしゃったので、
話を聞くと巨神兵は道に落ちていた電柱を拾ってきて作ったそうな。
スゲェー。
そして、「サマーハウス遊遊」の前で、
さっきのチャリの男の子が再登場。
話しかけられた。
「ここで何してんの?」
「どっから来たの?」
と質問されたので「東京から遊びに来たんだよ」と答えたら、
その答えもロクに聞かずに奇声を発しながら、走り去ってしまった。
わけがわからんが元気だ。
すると裸足の女の子が、「らおう待ってぇ!」といいながら、追いかけた。
「らおう?」
さっきマミマミに「らおうってなんですか?」って質問した時に、
「子供」って返答があったな・・・。
もしかして「らおう」って、あの男の子こと!?
再び戻ってきた男の子に「君、らおう?」って聞くと、
「そうだよ」と。
えぇっ!と驚いていると、
「サマーハウス遊遊」から女性が出てた。
なんと、らおう君のお母さん。
さっきの巨神兵等のオブジェを作ったマスターの奥さんだった。
話を聞くとちょうど家の前がカーブになっており、
元気いっぱいのらおう君が家から飛び出して、轢かれたら困るからということで、
あの「らおう注意」という標識を作ったとのこと。
「らおう」と言えば、「北斗の拳」なので、その辺を突っ込むと、
「そうなんですよ、旦那が『北斗の拳』から取って付けたんです。
でもラオウって悪役ですよね?シンの方が良かったのに・・・」というお答えが。
この後もらおう君のはじけっぷりは凄くて、
「ちょっと待ってて」といって家に入り、
「仮面ライダーガイム」のベルトを持ってきて、自慢。
いいぞ!らおう君!!
そうこうするうちに時が経ち、そろそろ港へ行かなくてはならない時間に。
荷物を貸せてもらっているケラマカヤックセンターに戻ると、
港はすぐそこなのにマミマミが、車で送ってくれるとのこと。
いいねぇ・・・座間味。
と、車で港に向かう途中、さっきスクーターに乗っていた古座間味ビーチの露天のオバァに遭遇。
「オバァ!!オバァ!!!」と車の窓ガラスを開けて挨拶すると、
「あんらぁ〜」と笑顔を振りまきながら、両手で手を振ってくれる。
そのしぐさがメッチャ可愛らしい。
座間味港に着き、程なくしてフェリーが到着。
マミマミ、オバァの他、多くの地元の方々がお見送りに来てくれた。
座間味島の産業は、観光に拠るところが大きいからというのもあるかもしれないけど、
それを踏まえても、やっぱり温かいと感じた。
平成22年9月時点での座間味島の人口は322世帯586人。
恐らく島民のほとんどが顔見知]りなのでしょう。
そんな様子が何度となく伺えました。
たかだか2日間しかいなかった者にはわからない、
狭い社会の中でのやりにくさ、不自由さもあるとは思うけど、
多くの人は助け合って、共存しているように感じた。
そんな島民気質が、観光客を相手にした時も自然に出ているのかな。
また行きたいと思わせる座間味島。
そう思わせるのは、
海や夕陽の綺麗さよりも、島の人たちの人柄。
see you again zamami!
魅力的な座間味島から那覇へ戻り、ホテルへ。
お世話になるホテルは、前々日に泊った「沖縄ホテル」。
なんで「沖縄ホテル」を選んだかというと、
大好きな沖縄料理屋「うりずん」に近いから。
沖縄最後の夜は、「うりずん」で、
ブログを置かせてもらっている「T-SHIRT-YA.COM」の社長さんと部長さんと飲み会。
8年ぶりの再会。
お二方とも元気だった。
久しぶりにお会いできて本当に良かった!
いつもだったらズブズブに飲むのですが、
この日は21時ぐらいに御開き。
「沖縄ホテル」に戻り、就寝。
以降、「沖縄6日目」に続く。