先日アップした【散策の部屋】「横浜」で、
桜木町駅近くで廃線かなと思ったものの、現役線だった線路を発見しました。
この線路(高島線)は、現役線ではありましたが、
関連した路線の廃線跡が、横浜湾岸に多く見受けられることが、
コチラのサイトに紹介されています。
今回は同じように都会に残された廃線跡を取り上げたいと思います。
今年の10月中旬、東陽町で仕事があり、
その旨を盟友・佐藤アサトに伝えたところ、
「東陽町だったら、近くに越中島線の廃線跡がありますよ」という情報が。
早速調べてみると、いくつかのサイトがヒット。
1999年の貴重な調査レポートを掲載しているサイト「古町鉄男 はかなき情景」。
うーん、かなり痺れるね。
散策心に火が付いた。
これは仕事明けに行くべし!なわけですが、
不慣れな土地なうえ、1999年と今とではかなり街並みが変わっていると思われ、
2012年のレポートで、地図も載っているコチラのブログを参考にしながら歩き出した。
まず塩浜という地にある廃線路跡を確認しようと思ったんだが、
方々彷徨っても上記のブログにあるような廃線が見つからない。
10月になると18時過ぎには陽が落ちてしまう。
出発したのは18時半過ぎで、すでに夜。
唯一、「これかな?」と思しき場所があったんだけど、
真っ暗で何も見えん・・・。
何枚か写真を撮ったものの、
周囲に明かりがなく、カメラのフラッシュだけでは難しく撮影を断念。
続いて、豊洲の方にある鉄橋跡を目指してみる。
全く土地勘がなく、先のブログに掲載されている地図と、
iPhoneのマップを駆使しながら、東京都道319号環状三号線を歩くと、
橋の上から鉄橋跡と思われるものが見えた。
近くに行きたい!
橋を渡ると高級高層マンションがあり、
周辺に遊歩道が整備されていて、川縁まで行くことが出来た。
鉄橋の土台だけが残っています。
橋の直線上にある道。
その昔、ここにレールが敷かれていた。
そして、このマンションの敷地内には、
レールを使ったアートオブジェがある。
多分、このマンションの住民のほとんどが、
この場所に鉄道が走っていことを知らないだろうし、
ロマンも感じないんだろうなぁ。
この線路みたいなオブジェは何?って。
続いて、10年ぶりとなる豊洲駅へと向かう。
以前来たときは開発途中で、工事だらけだったけど、
ショッピングモールや高層マンションなんかが立ち並び、
すっかり別の街となっていた。
そんな新しい都会に残る遺構が、春海鉄道橋。
暗くてどれもボヤッとした写真で申し訳ないのですが、
この光景はたまりませんでしたね。
興奮して数十分佇んじゃいました。
なんで遺構って萌えるのだろうか・・・。
この後、月島駅まで歩き、帰路につきました。
きっと運河に残っていた土台も、
春見橋も撤去したいが、金がないから放置しているんでしょう。
このまま残ってくれると嬉しいなぁ。
それにしても都会にも関わらず、暗闇に悩まされた散策でした。
夜の散策は撮影がしんどいっす。
さて、今日は12月30日。
今回の【散策記】が2013年ラストの記事になります。
以前は映画の紹介ブログでしたが、
すっかり映画を見なくなり、散策ネタばかりなりました。
恐らく、この傾向は続くと思いますが、
散策ばかりでも偏るので、少し別の何かを考案中です。
映画を見る時間が本当にないので、
別のネタになるかと。
それにしても今年は、恒例の鎌倉や海に加え、
浜名湖、沖縄とかにも行けて良かった。
実はまだアップしていない散策があるので、
そちらは追って掲載します。
来年もよろしくお願い致します!
Harem Scarem「Change Comes Around」を聴きながら。