2011年のデフ・レパードのライブを共に体験し、
このブログでも「メタルの輪」として紹介したメタル仲間、
Nさん・・・・・・歩く「BURRN!」の異名を持つメタル博士
Kさん・・・・・・Nさん級の知識と情報を持つメタル先生 メタルブログ「元ペットショップ店長の『HR/HM覚書』」
佐藤アサト・・ナレーター、メタル無頼漢。Nさん、Kさんから師匠と呼ばれている
ゴッチ・・・・・・私の大学時代の後輩
の4名。
メタル博士NさんとK先生と佐藤アサト師匠は、大学時代からの旧友。
小生とゴッチも大学時代の先輩後輩。
仕事で出会い、お互いメタラーとして意気投合した小生と佐藤アサトがハブとなり、
5人のMA(ミドル・エイジ)メタラー集団が形成され、
デフ・レパードのライブ以降も、メール等々で情報交換をしたり、
九州在住のKさんが東京に来た際に、みんなで集まったりと交流が続いている。
そんなある日、テレビでボン・ジョヴィの特集を見たKさんから、
ボン・ジョヴィ楽曲ベスト5を記したメールが届いた。
これを受けて私を含めたほかの4名も、
私選ボン・ジョヴィ楽曲ベスト5を挙げることに。
下記、それぞれのボン・ジョヴィ楽曲ベスト5になります。
※カッコ内は収録アルバム
■K先生
5.These Days(These Days)
4.You Give Love A Bad Name(Slippery When Wet)
3.Livin' On A Prayer(Slippery When Wet)
2.Born To Be My Baby(New Jersey)
1.It's My Life(Crush)
■メタル博士Nさん
5.Wanted Dead Or Alive(Slippery When Wet)
4.In These Arms(Keep the Faith)
3.You Give Love A Bad Name(Slippery When Wet)
2.Livin' On A Prayer(Slippery When Wet)
1.Dry County(Keep the Faith)
■佐藤アサト師匠
5.Let It Rock(Slippery When Wet)
※アルバム発売当初は「Pink Flamingos」というタイトル
4.Without Love(Slippery When Wet)
3.Homebound Train(New Jersey)
2.Lay Your Hands on Me(New Jersey)
1.Blood on Blood(New Jersey)
■ゴッチ(このメンバーの中では一番のボン・ジョヴィのファン)
5.These Days(These Days)
4.Have A Nice Day(Have A Nice Day)
3.Never Say Good Bye(Slippery When Wet)
2.Keep The Faith(Keep The Faith)
1.Livin' On A Prayer(Slippery When Wet)
■伊藤P
5.Lay Your Hands On Me(New Jersey)
4.You Give Love A Bad Name(Slippery When Wet)
3.Living in Sin(New Jersey)
2.Keep The Faith(Keep The Faith)
1.Bad Medicine(New Jersey)
【総合ベスト3】
各々のランキングの5位を1点、4位を2点、3位を3点、2位を4点、1位を5点とする。
3.You Give Love A Bad Name(7点)
2.Keep The Faith(8点)
1.Livin' On A Prayer(12点)
ブログアップに際して、久しぶりにこの3曲のPVを見た。泣けてきた。
You Give Love A Bad Nameは、3位だけど3人が選出。
堂々1位のLivin' On A Prayerも、3人が選出している。
You Give Love A Bad Nameは、
小生がTOKYO FM「DIATONE ポップスベストテン」で聴いた初めてのボン・ジョヴィの曲。
Livin' On A Prayerは、メタル博士Nさんをハードロック界に誘った罪深い曲。
この2大シングル収録のアルバム「Slippery When Wet」が発売されたのは、1986年。
我々アラフォー世代が、中学生になるかならないかの頃。
丁度、PVブーム、POPSブーム、洋画のサントラブームの時代で、
“洋楽を聴く=ちょっとオトナな気分”だったのですが、
なかでもボン・ジョヴィのサウンド、ルックスは衝撃でした。
われわれアラフォー世代のHR/HMファンは、
ボン・ジョヴィのこの2曲からHR/HMの世界に入ったという人が多いと思う。
You Give Love A Bad NameとLivin' On A Prayerの2曲がなかったら、
今とは異なる音楽シーンが形成されていた可能性が高い。
それぐらい最重要曲だと思う。
少なくともボン・ジョヴィに多大なる影響を受けたアラフォーメタラーの5人は、
違う人生を歩んでいたことでしょう。
もしかしたら出会わなかったかもしれない。
まるでボン・ジョヴィ!/ボン・ジョヴィまるかじり!
さて、ベスト5の話を戻すと、
These Days(2点)、Lay Your Hands On Me(5点)の2曲が、
それぞれ2人から選出されている以外は、全部バラバラ。
1位に至っては、全員選曲が異なります。
ボン・ジョヴィの楽曲の幅広さ、懐の深さが伺える結果となりました。
続いて、収録アルバムを見てみると、
5.「Cruch」「Have A Nice Day」(1回)
4.「These Days」(2回)
3.「Keep the Faith」(3回)
2.「New Jersey」(7回)
1.「Slippery When Wet」(10回)
ということで、「Slippery When Wet」が1位で、
2位は「New Jersey」。
5人とも世代はほとんど一緒なので、
やはり強いインパクトを受けた頃のアルバムに偏り気味なのが笑えます。
以上が、アラフォーメタラーのボン・ジョヴィ ベスト5となるのですが、
今回、小生はベスト5を挙げるにあたり、
アルバムを聴き返したり、アルバムの収録曲を確認することをせず、
頭の中にある知識、情報、思い出だけで選びました。
ハードロックらしからぬ曲が多く含まれている1992年発表の「Keep The Faith」を聴いたときに、
「ボン・ジョヴィ終わった?」という疑念を持ち、
ベストアルバム「クロスロード」を挟んで、1995年にリリースされた「These Days」で、
自分の中でボン・ジョヴィは、完全に収束してしまった。
「These Days」以降のアルバムも持ってはいるのですが、
“ながら聴き”が多く、印象に残る曲も数曲だなぁー程度に思っていました。
2007年の「Lost Highway」なんて、カントリーロックだよ。
ボン・ジョヴィは、HR/HMというカテゴリーを突き破り、
もっと広義でのロックスターとしての地位を確立した感じ。
HR/HM色が薄まれば薄まるほど、ボン・ジョヴィが遠のいていくのでありました。
しかし、ボン・ジョヴィが嫌いになったわけではない。
今回のベスト5選出をきっかけにして、
未所用・未聴の最新アルバム「What About Now」(2013年)を除く、
「These Days」以降の全アルバムを聴き直すというボン・ジョヴィ マラソンを敢行してみた。
そして、ただ聴き直すだけではつまらないので、
全アルバム走破した後、「These Days」以降のアルバム収録曲限定、
CD1枚に収まるランニングタイムという縛りを設けて、
勝手にライブを想定してのセットリストを作ってみました。
次回、発表します。
「ボン・ジョヴィ セットリスト(俺様完全仕様)」へと続く。