2014年01月25日更新

第1回MAメタラー5人によるBEST5 SONGS:ボン・ジョヴィ セットリスト(俺様完全仕様)編

「第1回MA(ミドル・エイジ)メタラー5人によるBEST5 SONGS:ボン・ジョヴィ編」からの続き。


未所用・未聴の最新アルバム「What About Now」(2013年)を除く、
「These Days」以降の全アルバムを聴き直すというボン・ジョヴィ マラソンを敢行。


bonjovialbmu.jpg


「These Days」以降のアルバム収録曲限定、
CD1枚に収まるランニングタイムという縛りを設けて、
勝手にライブを想定してのセットリストを作ってみました。


以下、“ボン・ジョヴィ セットリスト(俺様完全仕様)”


01.One Wild Night(Crush)
02.Everyday(Bounce)
03.The Distance(Bounce)
04.Hey God(These Days)
05.Just Order(Crush)
06.Something To Believe In(These Days)
07.Summertime(Lost Highway)
08.Wildflower(Have A Nice Day)
09.Next 100 Year(Cruch)
10.Bullet(The Circle)
11.Joey(Bounce)
12.Whole Lot Of Leavin'(Lost Highway)
13.Last Man Standing(Have A Nice Day)
14.Work For The Working Man(The Circle)
15.These Days(These Days)
16.Bounce(Bounce)
17.Have A Nice Day(Have A Nice Day)



【解説】
オープニングは、ライブアルバムのタイトルにもなったOne Wild Night





古き良き時代のアメリカのテレビ番組を彷彿するイントロがあるので、
何かしらライブへの導入となる演出がし易いし、
そのイントロ明けは、ガツンと来るのでオープニングにはピッタリかと。


オープニングの勢いのまま「Bounce」収録のEveryday





続いて「Bounce」の収録曲順と同じくThe Distance
この流れは秀逸なので、アルバム通りを尊重してみました。


オープニングからの3曲は、5分以内と短いので、
まずひとつめの山場として6分11秒に及ぶ大作Hey God





巨編で盛り上げた後は、静と動のメリハリの利いたJust Order


ここまで割とアップテンポの曲が続いたので、
そろそろスローテンポの曲を、ということでSomething To Believe In


少ししっとりとしたので、再びブライトな曲Summertime


そして、ここからが中盤のハイライト。
ストリングスが壮大さを醸し出すWildflower


歌い上げるジョンの歌声とリッチーのギターソロがたまりません、


泣く!


4分14秒の曲とは到底思えない感動的なWildflowerの余韻を引きずったまま、
大作Next 100 Yearsへと雪崩れ込む。


劇的な展開に富むこの曲の後半は、後期のビートルズからの影響を強烈に感じる。


リッチーのギター弾きまくりもたまらねぇ。
ロックバンドはこうじゃないと!!


大がかりな曲が続いたので、
2000年以降のボン・ジョビの中では割とヘビーでシンプルなBullet


この曲でもリッチーが、ドリヤァァァァァ!と短いが印象的なギターソロをぶちかます。
もっとソロ聴きテェ!!


ガッツリとヒートアップしたところで、落としのバラードJoey


とは言っても、途中からしっとりじゃなくなるんだけどね。
この曲もストリングスが効果的だ。


ちょっとリッチーのギターソロが、ストリングスに消されているのが気になるが、
まさかこれが今のジョンとリッチーの関係を悪化させた原因のひとつ?
なんて思ったりして。


続いてWhole Lot Of Leavin'は、嵐の前の静けさ。
位置付けとしては、みんなで和やかアコースティックタイム。





ほのぼのの後は、激しくいくぜっ!
Last Man Standing


まずリフ大好き人間としては、耳に残るイントロリフが嬉しい。
リッチーもギターソロで水を得た魚のように弾きまくっている。


次が迷った。
このままガンガン行こうかと思ったんだが、
ある曲の置き場所に迷い、
一気に行くぜ!という勢いはひとまずお預け。


Livin' On A Prayerのフレーズを取り入れたWork For The Working Manを持ってきた。





Livin' On A Prayerと見せかけてのWork For The Working Man


やはり代表曲が多い「Slippery When Wet」や「New Jersey」無しのセットリストってムズイ。


で、次が置き場に迷ったある曲、These Days


アルバムタイトルにもなった曲だけど、
実は別にこれといって印象に残っていなかった。


ところが、今回の「第1回MAM5人によるBEST5 SONGS:ボン・ジョヴィ編」で、
K先生とゴッチが選んでいたのですよ。


なので、ボン・ジョヴィ マラソンの際に、
特に注意深く、意識して聴いてみたのですが、
なんて素晴らしい曲!


何を今更!な感じではありますが、感動的なパワーバラードを消化できたら、
大団円に向けて、心置きなく激しく攻めるのみ!


Bounce


バウンスと言えば、コギャル・・・というのは冗談で、
近年のボン・ジョビの曲の中では、キャッチーでかなり好き。


そして、いよいよラストソング。


ライブが終わったら飲みに行くよね?
僕たちのライブを肴にして、まだまだ楽しい時間を過ごしてね!
という意味を込めてHave A Nice Day





以上が、“ボン・ジョヴィ セットリスト(俺様完全仕様)”なのですが、
K先生のベスト5選ぼうよというお声掛けをきっかけとして、
今回、「These Days」以降のアルバムを聴き直して本当に良かった。


「Slippery When Wet」や「New Jersey」には到底敵わないけど、
聞き流していたボン・ジョヴィのアルバムにも、
良い楽曲が沢山あるということがよくわかりました。


でもね・・・
やっぱりどーしても「These Days」以降だと〆らないのです!!


ということで、アンコール!


再びボン・ジョヴィのメンバーがステージに立ち・・・、
「Keep The Faith」からメタル博士Nさんが、
4位に選出したIn These Arms!





うーん、確かに名曲だ!


そして、アンコールのラストは、
小生のボン・ジョヴィ・ファーストコンタクトとなったYou Give Love A Bad Name


懐メロと言われようがなんだろうが、
「俺たちは扉なんだ」というジョン・ボン・ジョヴィの言葉通り、
「俺の扉になった」一曲。


もう何百回と聴いているけど、飽きねぇ。


インパクト大のコーラス、一度聴いたら耳から離れないギターのメロディとリフ、
盛りに盛り上がるサビ、カッチョ良すぎるギターソロ。


やはりこれを聴かないと終わらないということで、
以上が“ボン・ジョヴィ セットリスト(俺様完全仕様)”。


アンコールを除き、ファーストから5thの曲を使わなくても、セットリストが組めた!


「These Days」以降のアルバムを聴き直してみて、
特に「Crush」は気に入りました。


bonjovicrush.jpg


K先生がベスト1に選んだIt's My Life
Two Story TownCaptain Crash And The Beauty Queen From Marsとかも、
セットリストに加えたいと思ったけど、ひとつのアルバムに偏るので断念した次第。


他のアルバムは、全体的に以前ほどキャッチーな曲が少ないという印象はぬぐえないものの、
優れた楽曲は多々あることがわかったので、スルメアルバムという認識を得ました。


「Slippery When Wet」と「New Jersey」という二大名盤で洗礼を受けたが故に、
以降の変化したボン・ジョヴィを受け入れることが出来なかったのかなぁ・・・。


今回の機会でセットリストに選んだ曲は何度も聴いたので、
耳と心と頭にインプットされました。


それにしても、「These Days」以降でボン・ジョヴィのファンになった人は、
「New Jersey」ぐらいまでのボン・ジョヴィをどう思っているのかなぁ。
ファーストとか聴いて無さそう・・・。


そして、ボン・ジョヴィのアルバム以外にも聞き流しているアルバムが多々あるので、
きちんと向き合わねば・・・という思いに至りました。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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