「第3回MAメタラー5人によるBEST5 SONGS:オジー・オズボーン編」からの続き。
該当アルバム1st「Blizzard Of Ozz」〜6th「No More Tears」の中から、
MA(ミドル・エイジ)メタラー5人が選んだオジー・オズボーンの総合ベスト3位の5曲と、
5人がベスト5に選出しなかった曲のみで、勝手にライブを想定してセットリストを作ってみました。
以下、“オジー・オズボーン セットリスト(完全俺様仕様)”
01.Suicide Solution(Blizzard Of Ozz)
02.Bark At The Moon(Bark At The Moon)
03.Demon Alcohol(No Rest For The Wicked)
04.You Can't Kill Rock And Roll(Diary Of A Madman)
05.Fool Like You(The Ultimate Sin)
06.Road To Nowhere(No More Tears)
07.Mr.Crowley(Blizzard Of Ozz)
08.You're No Different(Bark At The Moon)
09.Bloodbath In Paradise(No Rest For The Wicked)
10.Diary Of Madman(Diary Of Madman)
11.Never(The Ultimate Sin)
12.AVH(No More Tears)
13.No Bone Movies(Blizzard Of Ozz)
14.So Tired(Bark At The Moon)
15.Devil'S Daughter(No Rest For The Wicked)
16.S.A.T.O.(Diary Of The Madman)
17.Never Know Whay(The Ultimate Sin)
18.Desire(No More Tears)
【アンコール】
19.Miracle Man(No Rest For The Wicked)
20.Lightning Strikes(The Ultimate Sin)
21.Crazy Train(Blizzard Of Ozz)
オープニングソングは、「Blizzard Of Ozz」からSuicide Solution。
曲調的にはSteal Away(The Night)と迷ったんだけど、
いきなり一曲目から「Steal Away(こっそり離れる)」というもなんだし、
オジーなら疾走ソングから始まらなくても良いかなという思いもあり、Suicide Solution。
その代わりに2曲目はガツンと弾けるBark At The Moon。
サビで観客が「バカダモ〜ン」と叫ぶ光景が目に浮かびます。
3曲目も勢いそのままにDemon Alcohol。
ちょっとマイナーな曲かもしれないけど、
ザックらしいピッキングハーモニックス入りのリフがかっこいい。
いつものセットリスト作成のパターンだが、
4曲目辺りで、一旦トーンを落とす。
パワーバラード系のYou Can't Kill Rock And Roll。
続いてイントロのフレーズが印象的なミドルテンポのFool Like You。
お次もミドルで攻める。
ザックのサザン・ロックからの影響大の泣きのギターが気持ち良いRoad To Nowhere。
ここからが最大の山場。
オジーオカルトゾーン。
Mr.CrowleyからのYou're No Differentを経てのBloodbath In Paradise。
とはいえ、ちょっとBloodbath In Paradiseは、オカルト色が弱いので、
少し不気味さを戻してDiary Of Madman。
ミドルが立て続けになったので、ここからはアップテンポ系を連打。
ジェイクのイントロのリフが凄まじいNever。
ブルージーなアコギでマッタリと思わせておいて、いきなり縦ノリのリフをかましてくれるAVH
更に同じくランディのリフが全開なNo Bone Movies。
オジーのバンドの歴代ギタリストは、本当に優れたリフメイカーたちだ。
少し激しくて疲れたので、So Tired。
良い曲だ。
なんか、マジで疲れたぁ〜って感じ。
一休みした後は、再びハードに攻める!
刻みとリフとオブリガードが調和したDevil'S Daughter。
ラストの笑い声を生かしたままギターのアルペジとスペーシーなキーボードが入り、
やがて静寂を打ち破るドラミングからギターフレーズへと連なるS.A.T.O.。
MAメタラーに“佐藤”がいるからね。
この曲は選ばないと。
次は静かな始まりから徐々に盛り上がるNever Know Whyだが、
ここはあえてイントロを省き、
S.A.T.O.のエンディングのドラムのデンデン!からそのまま入りたい。
この曲はギターソロが凄まじいし、
サビは「We rock!rock!rock!」とこぶしを突き上げて大合唱できるので、
盛り上がること間違いなし!
そして、いよいよ本編の最後はDesire。
MAメタラーが迷いに迷った結果、誰も選出しなかった一曲。
続いて、アンコール。
ドカンと一発!
Miracle Man
リフ、Aメロ、Bメロ、サビ、ソロと、全てが濃厚なミラクルな一曲!
アンコール2曲目は、Lightning Strikes。
リフが若干Crazy Trainに似ているが、
この曲でもジェイクのギターソロがとてもカッコイイ。
ジェイクのギターソロは、猛烈に小生の琴線に触れます!
サビでは「Rockin' All Night!」でシャウト!
そして、そして、最後はやはり、
“アイ〜ン!”“カァ〜〜”のCrazy Trainで〆!
いやー、改めてオジーの楽曲の幅広さ、素晴らしさを痛感しました。
1th〜6thの全アルバムに共通していえるのが、捨て曲がないこと。
どの曲も必ずフックがあり、何かしら耳に残る。
捨て曲がない分、セットリストを作るのは簡単かなと思っていたのですが、
実はこのセットリストは、先述の条件以外にもあるルールに則って構成しています。
この自ら課した制約が、楽しくもあり、難しくもありました。
使える曲を無理くり持ってきたセットリストではありますが、まぁ、よしとしよう。
さて、ボン・ジョヴィ、MR.BIG、オジー・オズボーンとベスト5を3回やりましたが、
これは小生にとって物凄い意義のある企画ですね。
ベスト5を選ぶときはあまり聴き直したりしませんが、
セットリストを作る時は、聴きながら作ります。
ほかの4人が選んだベスト5もチェックします。
前から好きな曲はもちろんですが、
今までそれ程でもなかった曲にも愛着が湧くようになるんです。
Songs Are Not Expendables!