「第6回MAメタラー5人によるBEST5 SONGS:ゲイリー・ムーア編」からの続き。
前回、挙げたMA(ミドル・エイジ)メタラー5人によるゲイリー・ムーアBEST5。
今回はBEST5の曲が結構ばらけたので、選ばれた曲を全て使って構成してみました。
以下、“ゲイリー・ムーア セットリスト(完全俺様仕様)”
01.Hiroshima【Dirty Fingers】
02.Nuclear Attack【Dirty Fingers】
03.After The War【After The War】
04.Murder In The Skies【Victims Of The Future】
06.Always Gonna Love You【Corridors of Power】
07.Speak For Yourself【After The War】
08.Running From The Storm【After The War】
09.What Would You Rather Bee Or A Wasp【Back On The Streets】
10.Shape Of Things To Come【Victims Of The Future】
11.The Messiah Will Come Again【After The War】
12.Nothing's The Same【After Hours】
13.One Day【Ballads & Blues 1982-1994】
14.Still Got The Blues【Still Got The Blues】
15.Over The Hills And Far Away【Wild Frontier】
16.Thunder Rising【Wild Frontier】
17.The Loner【Wild Frontier】
18.Wild Frontier【Wild Frontier】
<アンコール>
19.Out In The Fields【Single】
20.Military Man【Run for Cover】
21.Parisienne Walkways【Back On The Streets】
<アンコール2>
22.Roisin Dubh(Black Rose) A Rock Legend【Black Rose】
まずは、メタル・ムーアなHiroshimaから、
Nuclear Attack、After The Warと戦争をテーマにした戦争3部作で幕開け。
いきなりコンセプトアルバムのような出だしに続いて、
ソ連による大韓航空機撃墜事件を扱ったMurder In The Skies。
キナ臭い社会派ゲイリーの後は、趣を変えてパーソナルなパワーバラードAlways Gonna Love You。
落とした後は、再びメタル・ムーア到来!
ゲイリーの最後のメタルアルバム「After The War」からSpeak For Yourself、
Running From The Stormの2曲をお見舞い!
ここから転換。
まずはWhat Would You Rather Bee Or A Waspでがらりと雰囲気を変え、
次の展開への布石となるヤードバーズのカバーShape Of Things To Come。
ここから中盤の山場となるブルースタイム。
その狼煙となるは、ロイ・ブキャナンのカバーThe Messiah Will Come Again。
泣きのブルースソングNothing's The Same、One Dayを挟んで、
大泣きのStill Got The Blues。
超絶チョーキングのオンパレードに観客は失禁です!
ゲイリーの真骨頂であるブルースの後は、
ゲイリーのアイデンティティーが炸裂のアイリッシュタイム!
超名盤「Wild Frontier」からのつるべ打ち!
アイリッシュ臭全開のOver The Hills And Far Away、
疾走感溢れるThunder Rising、
打って変わって、ピンク・フロイドばりの壮大なシンセとギターフレーズから始まる、
切ないインストバラードThe Loner、
そして、本編の〆となるWild Frontierと来て、感動しない輩はいないのでは!?
しかし、アンコールでは更なる感動が待ち受けていた!
スペシャルゲストとして、フィル・ライノットが登場!
Out In The Fieldsが演奏されるや、
場内のテンションは、この日マックスに!
フィルとゲイリーがボーカル・パートを分け合い、
熱唱、熱演!
そのままフィルがボーカルを取るMilitary Manへと雪崩れ込む。
でもって、ラスト、Parisienne Walkwaysのイントロが奏でられた瞬間、
会場は嗚咽に包まれること必至!
客席では羽生結弦が舞っています。
そして、そして、号泣の観客に満たされた会場に、ビックサプライズ!
な、な、なんとシン・リジィのドラマー、ブライアン・ダウニーと、
歴代ギタリスト、スコット・ゴーハム、ブライアン・ロバートソン、
スノウィー・ホワイト、ジョン・サイクス、
さらには現メンバーであるヴィヴィアン・キャンベルがステージに姿を現す。
全員がゲイリー、フィルとハグした後、
トドメのRoisin Dubh(Black Rose) A Rock Legend!!!!!!!
このゲイリーとスコット・ゴーハムの競演は、マジで感動!!
6人のギタリストによるソロバトルが繰り広げられ、
大団円でライブは幕を閉じる!
観客の大声援に押される形で、
ステージ後方に設置された階段を登っていくフィルとゲイリー。
階段の上には扉があり、
その扉の前で振り返り、笑顔で手を振る2人。
扉がゆっくりと開かれ、2人は中へと吸い込まれていく。
そして、扉が閉ざされる・・・。
以上、妄想入りまくりの“ゲイリー・ムーア セットリスト(完全俺様仕様)”なのですが、
ゲイリーは時代ごとの方向性が明確なので、
それを固めると割とメリハリのある構成になることがわかりました。
過去のボン・ジョヴィ、MR.BIG、オジー・オズボーン、モトリー・クルーよりも、
自分的にはかなり大興奮のセットリスト。
捨て曲皆無の大感動ライブ!
選曲しながら曲を聴いて、マジで泣きました・・・。
あぁ、このセットリスト通りのライブが見たい!!
超見たい!!
しかし、それは儚き夢・・・。