2014年05月01日更新

第9回MAメタラー5人によるBEST5 SONGS:スキッド・ロウ編

2014年4月14日(月)TSUTAYA O−EASTにて、スキッド・ロウが23年ぶりに来日公演を行った。


ということで、ちょっと間が開いてしまいましたが、
MAメタラー5人によるスキッド・ロウBEST5。


skidrowold.jpg


スキッド・ロウは、1986年、デイブ・スネイク・セイボ(g)、レイチェル・ボラン(b)を中心に結成され、
後にスコッティ・ヒル(b)、ロブ・アフューソ(dr)、そして、セバスチャン・バック(vo)が加わり、
1989年1stアルバム「Skid Row」でデビューし、全米6位、500万枚を超えるセールスを記録。


続く1991年2ndアルバム「Slave To The Grind」で全米初登場1位を獲得。


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その後、オルタナティブが席捲。
1995年に3rdアルバム「Subhuman Race」を発表するが、
前2作ほどの成功を収めることができなったうえ、
セバスチャン・バックとほかのメンバーが対立し、解散状態に。


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バンドは、2000年に再結成するも、そこにセバスチャン・バックの名前はなかった。


新ボーカリストは、ソーリンガーというバンドで歌っていたジョン・ソーリンガー。
2003年、2006年にアルバムを、2014年にミニアルバムを発表している。


我々の世代のメタラーは、1st、2ndが青春ど真ん中。


3rdはギリギリなんだけど、
そのオルタナ寄りのサウンドは、スキッド・ロウに求める音ではなかった。


個人的には、3rdでやや興味を失い、
バンドの顔であったセバスチャン・バックの脱退によって、決別。


bazz.jpg


スキッド・ロウのボーカルは、セバスチャン・バック以外考えられない。


故に、ジョン・ソーリンガー時代のアルバムは、持っていないどころか、
聴いたこともない。


他のメタラー4人は、聴いているのかもしれないが、
これまでのやり取りから察するに、
スキッド・ロウといったら、1stか2nd!という思いは、ほとんど変わらないはず。


よって、スキッド・ロウBEST5は、1stと2ndからの選曲が多そう。


■K先生
05.Slave To The Grind(Slave To The Grind)
04.Monkey Business(Slave To The Grind)
03.Youth Gone Wild(Skid Row)
02.I Remember You(Skid Row)
01.18 And Life(Skid Row)



1位と2位はほぼ同位。


スキッド・ロウ(スキッズ)を初めて聴いたのは、
4位のMonkey BusinessのPV。





セバスチャン・バック(バズ)のシャウトに衝撃を受け、
追って聴いた1stの更なる衝撃は、今でも忘れられません。


1位から3位はカラオケの鉄板ソングです!




■N博士
05.Wasted Time(Slave To The Grind)
04.Sweet Little Sister(Skid Row)
03.18 And Life(Skid Row)
02.Slave To The Grind(Slave To The Grind)
01.Quicksand Jesus(Slave To The Grind)






1位と2位は甲乙付け難い。
スキッズはどうしてもヘヴィ・バラードが多くなっちゃうな…。
やはり1st&2ndは最高!




■佐藤アサト
05.Youth Gone Wild(Skid Row)
04.Here I Am(Skid Row)
03.Monkey Business(Slave To The Grind)
02.Big Guns(Skid Row)
01.Sweet Little Sisiter(Skid Row)





■ゴッチ
05.In A Darkened Room(Slave To The Grind)
04.I Remember You(Skid Row)
03.Youth Gone Wild(Skid Row)
02.Slave To The Grind(Slave To The Grind)
01.18 And Life(Skid Row)



1位はスキッズを初めて聴いて衝撃を受けた曲だから。
あとは差を付け難く、ほぼ同じランクであえて差を付けた感じですね。




■伊藤P
05.Livin' On A Chain Gang(Slave To The Grind)
04.18 And Life(Skid Row)
03.I Remember You(Skid Row)
02.Youth Gone Wild(Skid Row)
01.Slave To The Grind(Slave To The Grind)



5位は、Big Guns、Monkey Businessとかでも良かったんだけど、
1位から4位があまりにベタなんで、捻りました。


4位は、ドラマチックな展開とキャッチーなサビがたまらん。


3位は、記憶がやや曖昧だけど、初めて聴いたスキッズの曲。
甘いだけでなく、重くて切なくて痛い。


2位はバンド自身もとても大切にしている名曲。


疾走好きとしては、1位は永遠のキラーソング。
重くて、早くて、カッコイイ!




【総合ベスト3】
3.Youth Gone Wild



やべぇ、カッコイィィ〜!25年前の曲とは思えん!


2.Slave To The Grind



このPVの演出には、ちょっと時代を感じます・・・。


1.18 And Life



やべぇ、泣ける・・・。80年代後半の若者のやり場のない感情。


【アルバム】
2.「Slave To The Grind」(10回)
1.「Skid Row」(15回)


ものの見事に全員が、1st、2ndのみの選曲。
まぁ、世代的にこうなるのは致し方なし。


で、1st、2nd時代のスキッズを愛して止まない佐藤アサトが、
4月14日の来日公演に緊急参戦!


が、しかし・・・、その感想は相当醒めていた・・・。


どうやら、ジョン・ソーリンガーのボーカルにかなり納得いかなかった模様。
バズ時代の曲を歌えていないと。


バズへの思い入れの強さゆえの厳しい評価。


skidrownow.jpg


【SKID ROW「UNITED WORLD REBELLION TOUR」
 2014/4/14@TSUTAYA O-EAST SET LIST】


01.Let's Go(United World Rebellion: Chapter One)
02.Big Guns(Skid Row)
03.Makin' a Mess(Skid Row)
04.Piece of Me(Skid Row)
05.18 and Life(Skid Row)
06.Thick Is the Skin(Thickskin)
07.In a Darkened Room(Slave To The Grind)
08.Kings of Demolition(United World Rebellion: Chapter One)
09.Psycho Therap(B-Side Ourselves)
※Ramonesのカバー
10.I Remember You(Skid Row)
11.Riot Act(Slave To The Grind)
12.Monkey Business(Slave To The Grind)


<アンコール>
13.Get the Fuck Out(Slave To The Grind)
14.Surrender
※Cheap Trickのカバー


<アンコール2>
15.Slave to the Grind(Slave to the Grind)
16.Youth Gone Wild(Skid Row)



全16曲中、ジョン・ソーリンガー参加のスタジオアルバムからわずか3曲。
ちょっと可哀想な気もするけど、スキッズの場合、仕方ないかなぁ。


「Subhuman Race」から1曲も演奏されていない点も、興味深い。


うーん、やっぱりスキッズは、1stと2ndなんだな。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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