4月23日(水)名古屋を皮切りに、5月2日(金)札幌までTOTOが来日公演を行った。
デビュー37年のベテランで、メンバーチェンジが激しいバンドなので、
来歴に関してはウィキペディアに譲りますが、今回の来日メンバーは、以下の通り。
ジョゼフ・ウィリアムズ(vo)
スティーヴ・ルカサー(g,vo)
デヴィッド・ペイチ(key,vo)
スティーヴ・ポーカロ(key,vo)
ネイザン・イースト(b)
キース・カーロック(dr)
病気を患ってしまったマイク・ポーカロと、
ジェフ・ポカーロ亡き後、TOTOを支えながらも、
2014年に脱退してしまったサイモン・フィリップスの2名がいないのは寂しが、
それでもベースはネイザン・イーストだし、
ドラムもスティーリー・ダンで叩いていた実力派のキース・カーロックだ。
おまけにボーカルは、ジョゼフ・ウィリアムズ(映画音楽で有名なジョン・ウィリアムズの息子)だよ。
TOTOのボーカリストといえば、ボビー・キンボールを推す人が多いと思うけど、
ジョゼフ・ウィリアムズが、TOTO史上最強のボーカリストという人も多い。
そんなTOTOの来日を記念して、
「MAメタラー5人によるBEST5 SONGS:TOTO編」をやろうと思ったところ、
意外にもK先生、N博士は、TOTOをちゃんと聴いたことがないということで不参加を表明。
(ゴッチは不明)
ということで、今回は飲みに行くとTOTOの話で盛り上がることが多い、
佐藤アサトと伊藤Pの2人がセレクション。
しかも人数が少ないので、BEST15!
■佐藤アサト
01.Girl Goodbye(TOTO)
02.Hydra(Hydra)
03.Goodbye Elenore(Turn Back)
04.Angel Don't Cry(Isolation)
05.Only The Children(The Seventh One)
06.I'll Supply The Love(TOTO)
07.Carmen(Isolation)
08.Stranger In Town(Isolation)
09.Till The End(Fahrenheit)
10.Isolation(Isolation)
11.Child's Anthem(TOTO)
12.Hold The Line(TOTO)
13.Rosanna(TOTO IV)
14.Home Of The Brave(The Seventh One)
15.99
1位、2位は不動。
ハードでエッジなTOTOの大好きな楽曲!
対照的な、キンボールのハイトーンとペイチの浮遊感ヴォーカル。
1〜10位はAORと産業ロック、キャッチーでメロウでアーバン!
糞アルバムと称された「Isolation」から、かなりのエントリー(笑)。
■伊藤P
01.Child's Anthem(TOTO)★
02.Only The Children(The Seventh One)★
03.Africa(TOTO IV)
04.Stop Loving You(The Seventh One)
05.Hydra(Hydra)★
06.I'll Supply The Love(TOTO)★
07.Rosanna(TOTO IV)★
08.St.George And The Dragon(Hydra)
09.Pamela(The Seventh One)
10.Could This Be Love(Fahrenheit)
11.Gift With A Golden Gun(Turn Back)
12.After You've Gone(Mindfields)
13.Carmen(Isolation)★
14.Gift Of Faith(Tambu)
15.Jake To The Bone(Kingdom Of Desire)
※★は佐藤アサトと被った曲
流石にBEST15となると迷うので、
1stから「MINDFIELDS」まで、全て聴き直した。
(「Turn Back」は持っていなかったので、これを機に買った)
アルバム単位では「The Seventh One」から入り、
最も聴き込んだので、一番思い入れがある。
Straight for the Heart、Home Of The Barveとかも選びたかったが、
あまりに偏るので自粛した。
1位は、1stのオープニングを飾るロック史上に輝く名インスト
2位は、鼻血が出るほどイントロのリフがかっこいい。
メタルで始まるのに、途中はレゲエという凄まじい曲。
3位は、誰もが知っているTOTOの代表曲。
曲の展開、テーマ性、楽器の使い方、コーラスワーク等々、
非の打ちどころがない名曲だと思う。
「Kingdom Of Desire」「Tambu」「Mindfields」は、
良い曲が多いんだけど、いかんせん1曲が長いし、収録曲が多過ぎて、
アルバムを通して聴くととても疲れる。
「Isolation」と「Fahrenheit」は、今まで退屈なアルバムな印象だったけど、
佳曲がそれなりにあるということを学びました。
とはいえ、やはり初期と「The Seventh One」が好き。
【佐藤アサト+伊藤PセレクションによるTOTO セットリスト(俺様完全仕様)】
01.Child's Anthem(TOTO)
02.I'll Supply The Love(TOTO)
03.Africa(TOTO IV)
04.Stop Loving You(The Seventh One)
05.Gift Of Faith(Tambu)
06.St.George And The Dragon(Hydra)
07.Carmen(Isolation)
08.Till The End(Fahrenheit)
09.Could This Be Love(Farenheit)
10.Jake To The Bone(Kingdom Of Desire)
11.Stranger In Town(Isolation)
12.Angel Don't Cry(Isolation)
13.99(hydra)
14.Isolation(Isolation)
15.After You've Gone(Mindfields)
16.Home Of The Barve(The Seventh One)
17.Gift With A Golden Gun(Turn Back)
18.Goodbye Elenore(Turn Back)
19.Only The Children(The Seventh One)
20.Pamela(The Seventh One)
21.Girl Goodbye(TOTO)
22.Hold The Line(TOTO)
<アンコール>
23.Hydra(Hydra)
24.Rosanna(TOTO IV)
糞アルバム「Isolation」からの選曲が多くて、困ったぞ!
さてさて、では今回のTOTOの来日公演のセットリストを見てみましょう!
(全公演ほぼ同じセットリストだったようです)
01. On The Run(TOTO XX) / Child's Anthem(TOTO) / Goodbye Elenore(Turn Back)
02. Goin' Home(TOTO XX)
03. Hydra(Hydra)
04. St. George and the Dragon(Hydra)
05. I'll Be Over You(Farenheit)
06. It's a Feeling(TOTO IV)
07. Rosanna(TOTO IV)
08. Wings of Time(Kingdom Of Desire)
09. Falling in Between(Falling in Between)
10. I Won't Hold You Back(TOTO IV)
11. Pamela(The Seventh One)
12. 99(Hydra)
13. White Sister(Hydra)
14. Better World(Mindfields)
15. Africa(TOTO IV)
16. How Many Times(Kingdom Of Desire)
17. Stop Loving You(The Seventh One)
18. Drum Solo
19. Hold the Line(TOTO)
<アンコール>
20. Home of the Brave(The Seventh One)
「Turn Back」「Isolation」からゼロ・・・。
Better Worldは曲だけで聴くと素晴らしいが、
「Mindfields」の最後の収録されているので、なかなか辿り着けない。
Home of the Braveは、個人的に大好きな曲だけど、
観客はアンコールがこの曲で納得したのかな?
代表曲を網羅したセットリストであることは間違いない。
しかしながら、なにかが足らん。
なにが足らん。
Only The Childrenが足らんのじゃ。